つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

七つの顔のサリー

2020年08月08日 | 声優列伝

東映魔女っ子作品の元祖と言えば『魔法使いサリー』ですが
そのサリーちゃんの声を担当されたのが今は亡き平井道子さんでした。

平井さんと言うと、名前を覚えた頃は
まだ色々なアニメを見ていなかった事もあってか
先入観で”平井さんはサリーちゃん以外少女役をあまりやっていない”
と思っていました。

平井さんはスターシアみたいな大人の落ち着いた女性から
ルパンの牧田リエ、ろぼっ子ビートンのネンネン
果ては『素浪人天下太平』(近衛十四郎さん主演)の
”太平旦那にしか見えない青い鳥”の声まで担当された他
茉利さんの『雪の女王』では迫力ある雪の女王を演じた一方
『太陽にほえろ!』でも犯人の悪女役で登場した事もあります。

色々見てきましたが
少女役は無いかな(ネンネンはある意味少女っぽいですけど)と思った所
『パンダの大冒険』での
ロンロン(声は太田淑子さん)の相手役フィフィはヒロインですので
一応少女扱い…で良いかと思います。

最近『てんとう虫の歌』で
平井さんが女座長を演じていた回を拝見したのですが
座長のキャラクターも良かったですし
平井さんの風格があって格好良い座長ぶりに好印象を持ったので
今回は平井さんについて取り上げてみました。

最後になりますが、平井さんのご主人があの中江真司さんだった事は
ネットで調べるまでは全く存じませんでした。