つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

打首獄門、申し渡せず!?

2020年08月01日 | 時代劇

最近、江戸時代の奉行所の仕組み等を解説した書籍で読んだ所
ドラマと記録に残っている実際の奉行所の色々な違いを
興味深く知る事が出来ました。

中で特に目を引いたのが
時代劇『遠山の金さん』でおなじみの
罪人に対して「市中引き回しの上、打首獄門!」
と町奉行が裁きを申し渡すシーンについて

これがドラマ特有のシーンだと言うのは知っていましたが
実際に死罪等の重罪になるような罪人の場合
町奉行所が単独で決める事は出来ず
老中や他の幕府重職と決定をするのだそうです。
で、死罪と決まったら即時に刑を執行するのだとか
(引き回しの場合や火あぶりの場合がどうなのかはちょっと分かりません)

また重罪人の場合、吟味担当の町奉行所の同心だけでなく
幕府の役人もその吟味に参加する事もあったようです。