つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

謎の断末魔

2015年07月01日 | 時代劇
時代劇の見せ場と言えば、
最後の殺陣シーンで主人公がその回の一番偉い悪人を斬るシーンですが
そんな悪人が斬られた後、ごく稀に断末魔を残して死ぬ事があります。
 
個人的に特に印象が残っているのが
『大江戸捜査網』で音さん(里見さん)が降板する回で
悪役の菅貫太郎さんが音さんに斬られた際の「き・さ・ま~」と言う台詞
菅さんの言い回しも特徴的だった上
カメラの切り替えを巧みに利用したのもあって、印象が非常に強烈でした。
 
そんな印象的な断末魔もある一方で、
時々「アレ?」と思うような断末魔を発して斬られた悪人も見た事があります。
続いて、そんな意味不明な断末魔を2例ほどご紹介いたします。
 
1「いた~い」
これも『大江戸捜査網』のある回の話で、お公家さんが悪者の回です。
お公家さんと言うと、怪しげな剣法で無茶苦茶強い人もたまにいますが
この回のお公家さんは全く剣はからっきしで、
主人公の左文字右京(松方さん)にあっさり取り押さえられ
お公家さんを仇と狙う娘に討たれてしまうのですが
その際刺されてから、しばらくもがいた後
やや小声で「いったーい」と言って
絶命したのが、非常にインパクトがありました。
公家なのに何故「いったーい」なのでしょう…
 
2「世も末だ~」
これも『大江戸捜査網』の
悪者(演者は梅津栄さんでした)の断末魔です。
この時の梅津栄さんの演じた悪者が発した
「世も末」と言う断末魔はあまりにインパクトがあって印象的でした。
ただ、自分が斬られて死ぬ事が「世も末」なのかな?と解釈しておりますが
本当の意図がどこにある台詞なのかは、未だに謎です。