つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

キューティーハニーF感想 第10話

2016年06月05日 | 感想関連

宝石店を襲う怪人の前に現れたハニーは
早々にキューティーハニーに変身してザコを蹴散らしますが
実はこれはハニー抹殺を企む怪人の計画で
ハニーはその狙いにはまっていたのです。

そうとは知らぬハニーは
罠に誘い出されたと告げられても
怪人に「随分自信があるようね」と
ハニーにしては珍しく、小悪魔のような自信あり気な口ぶりで
言い返すのですが、永野さんの台詞回しが中々格好良かったです。

最も、その自信あり気なハニーが即座に打ちのめされてしまう訳ですが・・・

ハニーが言い返すと、怪人はハニーの腕を一旦拘束しておいて
(ハニーブーメランを使わせない為?)
ハニーに鱗粉攻撃を仕掛けます。

鱗粉攻撃を目に受け、目の自由を奪われたハニーは
ハニーブーメラン、そして必殺技のライトニングフレアーを
続けざまに繰り出しますが
全く敵には通じず、挙句に後ろから羽交い絞めにされ
あわやの所まで追い込まれます。

危機一髪の所を青児の助太刀もあって
その場から辛うじて逃げる事には成功するものの
ハニーは一時的に視力を失ってしまいます。

直後、父ちゃんの夢を見たハニーは
夢の中で父ちゃんによって
強引に(?)キューティーハニーに変身させられます。
キューティーハニーは夢の中だと目は見える状態なのですが
いつもの美しくて凛々しい状態ではなく
表情もか弱い感じで、強風(?)の為に悶えたり
父ちゃんに「無理です!お父様、キューティーハニーは・・・負けたんです」
と涙ながらに訴えたり、父ちゃん相手に会話してるからでしょうか
弱みが目立ってしまっています。

しかし、父ちゃんの励ましを受けたハニーは
そんな弱みを乗り越え、視力が覚束ないながらも
怪人との再戦に望もうとします。

見えぬ目を押して現れたハニーは
「たとえこの身を闇の中に投じようとも愛の光は失わない!
愛の光を持つ乙女 キューティーハニー あなたの人生、変わるわよ!」
といつもにも増して力を入れた口上と共に怪人の前に登場します。
(この際の「変わるわよ!」の言い回しがいつもと違っていて良かったです)

さらに、怪人から「その目でまともに戦えるの?」と挑発を受けるものの
「私は負けない!負ける訳には…いかない!」
とハニーが力強く言い放つ所が、台詞回しとハニーの立ち姿の描き方が
非常に格好良くて、ハニーに強く感情移入してする場面でした。

しかし、強い決意で怪人との再戦に挑むキューティーハニーですが
余裕の怪人に弄ばれた挙句、遂には再び触覚に絡め取られ
再び絶体絶命のピンチに・・・

触角で全身を絡め取られるキューティーハニーの全身姿が色っぽいし
戦意喪失しかけるハニーの「お父様・・・」と言う
永野さんの言い回しもこれも真に迫っていて良かったです。

ラストは青児の助太刀でハニーの失明状態が解消し
そこからはハニーの頭脳プレーもあって
怪人をようやく仕留める事が出来たのでした。

怪人に必殺技を叩き込んだ後
キューティーハニーが激しい息遣いを見せるのも
今回の激闘を象徴している感じで印象的でした。

今回は、キューティーハニーの出演シーンとピンチシーンがかなり多く
かなり良かった回だと思います。

ただ、一度ならず二度まで青児の助けがなければ
ハニーが勝てなかったってのは正直、納得いきかねる所です。

怪人の声はセーラーマーズでおなじみの富沢美智恵さんでした。
今回の怪人は、もちろんオレンジロードのまなみちゃんっぽくは無いし
小笠原エミさんよりはキャラは濃くないし
火野レイちゃんっぽくも無い、クールな感じでしょうかね?


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