つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

古典ギャグの傑作

2017年09月16日 | 懐かしアニメ
アニメ『ピュンピュン丸』を見る機会がありました。

この『ピュンピュン丸』は、今から半世紀前に製作された
古典に属する作品ですが
どう言う訳か、再放送で幼少期に見た覚えがありまして
財津一郎さんの軽妙な主題歌と決め台詞の「キビシー!」
あと、ピュンピュン丸の弟のチビ丸(声・加藤みどりさん)の
「僕泣くもん ビエー!!!」と言うお約束のネタがあったり
時代劇とドタバタギャグの融合した凄いアニメだったのは
何となく覚えていました。

今になって再見してみると、ピュンピュン丸が憧れている
くノ一のさゆりちゃん(声・白石冬美さん)が良いな…と感じたのはともかく
チビ丸は破壊力抜群の「ビエー!!!」はともかくとして
割とまとも(他の人物が変なのが一杯いますから)な事に気付いたり
ケメ子(声・曽我町子さん)も単なるピュンピュン丸のストーカーじゃなくて
ストーリーに色々と絡んで来て良い持ち味を見せるキャラだと分かったり
キャラクターが個性的な所が印象に残りました。

そうしたキャラに加えて、レギュラーの八奈見乗児さん
さらに毎回のように
永井一郎さん、大竹宏さん、富田耕生(当時は耕吉)さんが
違う役で登場してハイテンションなやり取りを披露するわ
「クレージキャッツ(の7人衆)」やら「巨泉大橋」と言う地名が出てきたり
随所にパロディが挿入されたり
期待していた以上に面白い作品でした。

ちなみに『ピュンピュン丸』の放送当時は
『てなもんや三度笠』が当たっていた頃ですから
歌のみならず、劇中でも盛んに「キビシー!」と使われたり
財津さんがよく使っていた「○○ちゃん」
(○○には怪獣等のあまりちゃんの付かない固有名詞が入る)
と言う表現がよく出て来るのも
『てなもんや』の影響が大きかった表れと言う事になるのでしょう。

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