時代劇(ここで言う“時代劇“ってのはチャンバラ・娯楽作品の意味です)で
悪役を多く務める所謂悪役俳優の人は、
吹き替えの世界でも活躍されている方が多いと言うのは、
ご存知の方も多いと思います。
一例を挙げると、
私の好きな川合伸旺さんはポール・ニューマンの吹き替えが有名ですし
マーロン・ブランド等を担当される田口計さんや、
ハリソン・フォードで有名な磯部勉さんなんかも
同様のカテゴリーで括られるでしょう。
他方、アニメにおいても時代劇の悪役俳優の活躍例は多く、
一番有名なのが
エースをねらえ!やカムイ外伝、サンダーバード等で活躍された
中田浩二さんだと思います。
こちらのカテゴリーだと他にも藤岡重慶さんの丹下段平とか、
近藤洋介さんの『家なき子』のビタリス等の例があります。
ところが面白いもので、男性だと
アニメや洋画の吹き替えと時代劇
両方で活躍される例はかなりあるのですが
女性で吹き替えと時代劇の両方で活躍される方ってのは
あまりいないんですよね。
時代劇には女性悪役が少ないのが理由だと思われますが、
前述の条件に当てはまるのは、
二木てるみさん、田島令子さん位じゃないでしょうか?
もちろん、大甘に見れば我らが茉利さんも
吹き替えと時代劇の両方で活躍する女優に該当するかもしれませんが…
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