つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

ハイジに化けた悪いクララ

2017年07月22日 | 懐かしアニメ
『グレートマジンガー』を見ていましたら
吉田理保子さんが
北浜晴子さん演じるヤヌス侯爵の配下の女戦闘獣役で出演していました。

当時の吉田さんと言うと『メグちゃん』をやってる頃ですし
『グレート~』の姉妹番組とも言える『ゲッターロボ』で
主人公側のキャラクターを演じていた頃ですので
訳ありの女戦闘獣を演じそうな所ですが
そう言う訳でもなく、この回のゲストである
兜甲児をよく知っているアメリカから来た金髪美女カレンにすり替わり
研究所に潜入し、兜博士(柴田秀勝さん)暗殺を企てると言う
根っからの悪役で、当然最後はグレートマジンガーに
躊躇無く仕留められたのには驚きました。

当時の吉田さんが東映アニメで根っからの悪者をやっていたのは
結構意外に感じましたが
同じような事が男性声優であった場合は
意外と驚きは少ないのは不思議な所です。
ただ、同じようなロボットアニメ全盛期に
神谷明さんが根っからの悪者で出て来ていたら驚く所でしょうけど。

それ以上に衝撃だったのが
前述のさらわれる金髪美女カレンの声が
あの杉山佳寿子さんだった点で
しかも、『グレート』の当該回が放送される少し前まで
杉山さんの代表作『ハイジ』が放送されていた訳ですから

”悪いクララにハイジがさらわれ
殺されかけた上にすり替わられる”

と言う共演が『ハイジ』直後に実現していたのは
個人的には非常に驚かされた所でした。

昔は声優の絶対数が少なかった事もあって
こう言う妙な巡り会わせが色々なところで見られた物ですが
もしかすると、今もこう言う妙な巡り会わせと言うのはあるのかもしれません。

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