つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

ヤッターマン感想(第89話)

2012年04月14日 | ヤッターマンエピソードガイド
続いてはベストエピソードからの選出となります。
89話「ノンキホーテだコロン」
 
(あらすじ)ナランダ国の即位の石がドクロストーン
との指令を受けたドロンボーは
反国王派と結託し、王から即位の石を奪おうと企むが…
 
(解説)前回、ドロンジョ様とガンちゃんの急接近があった反動か?
ガンちゃんとアイちゃんが相思相愛と思わせる描写
何箇所かありました。
中でも、暴れ馬を手懐けたガンちゃんのシーン
馬を手なずけるガンちゃんも無茶苦茶格好良かったですが
これを見たアイちゃんの「ウフッ、頼もしい…ガンちゃん好きよ~」
と言う台詞が本当に良かったです。
茉利さんの「ウフッ」は、何度聞いても心がときめいてしまいます。
また、前回に続きガンちゃんがドロンジョ様を呼び止め、
禁断のシーンが再び訪れるのか?と思われる場面もありましたが、
ここでガンちゃん
「一言言うの忘れていたんだ。
今日こそ二度と悪事が出来ないようにしてやる!」
と言い残し、アイちゃんと二人仲良く走り去って行くのが、
裏をかく感じで面白かったです。

しかし、単にいちゃつく姿見せ付けるだけと言うのは、酷いですね。
そりゃドロンジョ様が「乙女心を踏みにじった憎い奴!」
とヤッターマンへの憎しみを深めるのも当然かと…
 
あとは何と言っても、アイちゃんのおなじみの決め台詞
「ヤッターマンがいる限りこの世に悪は…栄えないわよ」
が登場するのも良い点です。
今回は純朴な感じの言い回しですが、
台詞の後でガンちゃんに抱きつくシーンがある為、
言い方もガンちゃんにちょっと甘えてる感じに見えます。
この台詞も聞くだけで心がときめいてしまいますね。
 
また今回はゾロメカ戦も秀逸で、
展開としては善側のゲタメカと悪側の鉄靴メカのマラソン対決となりますが
実況のボヤやんが”鉄靴メカがゲタメカを妨害している状況”
「鉄靴メカがゲタメカを助けています」と実況したり、
レース終盤、鉄靴メカがゲタメカを攻撃するのを
「何事か起こっているようですが、細かい事はこの際目を瞑りましょう」
と露骨に悪玉側に偏向した実況をしているのが面白かったです。

あとマラソンだった筈が
メカが変形してレースカーみたいになってしまう強引さも良かったです。
 
さらに、ゾロメカ戦の最中にはアイちゃんの
「フレフレ、ゲタメカ!」と言うチアリーディングがあったのも良かったですが
対抗するドロンジョ様のチアリーディングに反応して

「豚もおだてりゃ木に登る」

「可哀想可哀想、何故何故この世に生まれてきたの」
「ハハ、こんちまた上手」

「チンチロリンのドッチラケ」

と四体まとめて順番に出てくるのが非常に面白かったです。

このシーンはヤッターマンの中でもかなりの傑作シーンだと思います。
もう一つ、ルール説明のシーンではドロンジョ様が、
説明をしようとするボヤやんに対し
「お前はもういいの!富山敬ちゃんの領分を侵すんじゃないよ!」
と仲間思い?の突っ込みが入れる
のも面白いし、
これに「ありがとう!」と富山さんが応えるのも、良かったです。

ところで、ドロンジョ様の「富山敬ちゃん」と言う呼び方は、
普段の小原さんが実際に富山さんを呼ぶ時の呼び方なんでしょうか?
 
インチキ商売は甲冑屋。ドロンジョ様に
容姿の事を馬鹿にされたボヤやん「よく言うよ、あのブスいやボス」
と微かに文句を言いますが
ドロンジョ様、この言葉を知ってか知らずか新型甲冑の実験で
予定を変更してボヤやんを本物の鬼の金棒でボコボコにするのでした。

その後、メカ作りに乗り気でないボヤやんが
る気が出るにはドロンジョ様にキスを貰えれば
と言ってドロンジョ様に当然突っ込まれ
、更にやる気をなくすものの
いつもの「おだてブタ」のメロディーを聞くと
ノリノリにメカ作りを始めるのは、面白いですが随分単純なような…
 
また今回は、ガンちゃんの読んでいた新聞に
ドロンボーの記事が載っていた事から
インチキ商売を行っていた事が判明する
と言う変わった展開を見せています。

この後、ガンちゃん達がドロンボーのメカ工場に向かうと、
商売の後に何日か経っている筈なのに指令が来ていないようなのですが
ドクベエ様、まさかわざわざガンちゃん達に知らせる為に
指令を出すのを待っていたのでしょうか?
 
ゲストはノンキホーテに忠義を尽くすヨンチョの声が
先ごろ亡くなられた青野武さん。
他に滝沢さんの姫君、
父親の王が滝口さん(悪の大臣は池田さん)も。
一つ気になったのがヤッターキングの砲撃を食らった風車の中の人、
あの様子だと確実に死んだように見えるのですが…
あと、ドジラを
「ビヤ樽モンスター」
と評すドロンジョ様の発想の凄さには驚かされました。

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