つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

ヤッターマン感想(第26話)

2012年03月24日 | ヤッターマンエピソードガイド
続いては26話「狼女がやって来たコロン」

(あらすじ)銀色の狼の首輪がドクロストーンとの指令を受けたドロンボーだが
現地で出会った少女ウル子に噛まれてしまう。
ウル子は狼の呪いにかかっていた狼少女だったのだ…
 
(解説)今回はアイちゃんの父・上成吾呂三さん(声は富山敬さん)
が登場します。
吾呂三さんはドロンボーのインチキ電器店が、
自分の店の経営を脅かす存在になっていたので
どう言う品があるか研究する為、
ドロンボー電器店のテレビを購入してきたのですが
買ってきたテレビは案の定インチキ商品で、
頭に来た吾呂三さんが少し叩いただけで爆発し、壊れてしまうのでした。

ちょうど側でテレビをチェックしていたアイちゃんも巻き添えを食らい、
いつもの「もしかしたら、もしかするわ」と言う際も
何だか怒りが籠った感じでした。
この場面で気付いたのが、
アイちゃんが父親を「パパ」じゃなくて「お父さん」と言ってる点でした。
あと、返品を求める客を強引にあしらうドロンボーを探る際の
アイちゃんの台詞「酷~い」じゃなくて「ずる~い」なのは
ちょっと変な気も…
 
インチキ商売では手痛い目に遭ったものの、今回はアイちゃんの台詞回しが
いつも以上に落ち着いて大人びたものが感じられます。
特に落ち着きが感じられたのが、アイちゃんが優しくウル子を介抱するシーン
ここで、ウル子が再び狼女の正体を現すと、
ウル子の豹変ぶりに一旦は驚いたアイちゃんですが
攻撃を危うく避けると、「十字架を作るのよ!」とガンちゃんに指示を出します。
狼に十字架が効くのかは定かではありませんが、
咄嗟に好判断ができるアイちゃんが凄く頼もしく感じられました。
 
ゲストは狼女のウル子が杉山佳寿子さん、
ウル子は普段は(ちょっと幼い)少女の感じのキャラですが、
狼女になった時は一転してテンちゃんみたいな乱暴な感じに変貌すると言う
多彩な声色を持つ杉山さんの声の魅力が生かされたキャラだったと思います。
ドロンジョ様やアイちゃんとの絡みがあるのも
声優マニアとしては見逃せない点で、
前述のようにアイちゃんがウル子を介抱するシーンが印象的でした。
 
今回はドクベエ様と三悪のやり取りが特に面白かったです。
まず指令シーンで「白黒アカポンタン」と言いながらボヤやんに電流を流した上
「今度から番組の前にも(お仕置きを)やるべか?」と言い出すドクベエ様。
あったら面白いかもしれませんが
そんな事したらドロンボーが逃げていくのでは?
ドクベエ様の爆発シーンでのボヤやんの台詞
「この爆発はドクベエの提供でお送りしました」も面白かったです。

また、今回の三悪メカ・チャンネルンは
広島の大田二郎?君のアイデアだったので、しきりにドロンボーが
メカを
「大田二郎君のメカ」と呼び続けていたのが面白かったです。
 
ところでオモッチャマが
 
「ボッチが噛み付かれたら狼ロボ・オモッチャマになるでコロン」
 
なんて焦っていましたが、どんな感じになるのでしょう?

ヤッターマン感想(第24話)

2012年03月24日 | ヤッターマンエピソードガイド
続いてはかなりの名作です。
24話「ナイチンガールは天使だコロン」
 
(あらすじ)ナッパレオン三世が隠した宝の中に
ドクロストーンがあると知ったドロンボーは
親切なナイチンガールの好意を利用し、ドクロストーンを探そうとするが…
 
(解説)ドロンボー側もヤッターマン側も今回はとにかく見せ場の多い回です。
最大の見せ場はメカ戦で
ドロンボーがヤッターマンに対抗してゾロメカを投入するシーン
ゾロメカ投入の際
「今週のビックリギックリドッキリスッキリシャックリボックリガックリメカ」
とボヤやんが息も付かせぬ勢いで喋る場面は、
八奈見さんの凄さが感じられました。

ヤッターマン側は、これにアイちゃんのチアガール姿で対抗!
割とシンプルなチアガール姿(しかも顔隠してない)でしたが、
軽快な動きと茉利さんの可愛らしい声、
あと絵が綺麗なのもあって実に魅力的に感じました。
 
もう一つの大きな見せ場は、ドロンボーのインチキ動物病院に
ガンちゃんとアイちゃんが潜入するシーン
アイちゃんは大金持ちの令嬢に化け、ガンちゃんはペットの犬に化けますが
犬用の特注仕様の注射を見たアイちゃんの
「アア~ン、そんな大きな注射を打つんですか~?」と言う台詞。
「アア~ン」と言うのが凄く感情が籠っていて印象に残ります。

直後、注射と聞いて注射嫌い(?)のガンちゃんが過剰に反応し、
正体がばれそうになるのを、抑えて上手くごまかす
アイちゃんの機転の利く所が見られるのも良いですね。
また、当然インチキゆえ高額の治療費を請求されてしまいますが、
少しも動じないどころか、本当にお金持ちのお嬢さんと
三悪側に信じ込ませるアイちゃんの演技の上手さは見事でした。

これ以外にも、もう少しで車に潰されてしまう所だった犬を
手当てするアイちゃんがガンちゃんに
”(美人看護婦の)ナイチンゲールみたい”と褒められた際、
「私ってそんなに美人かしら?ウフフフ…」
と照れながらも実に嬉しそうな場面も良かったです。
こう言うシーン見るとアイちゃんにますます好感を持ちます。
 
あと、治療で使う超強力な注射をボヤやんが肉弾戦の際、使用していて、
アイちゃんの尻を物凄い事にしようとする場面(想像図あり)は、
ガンちゃんの加勢で事無きを得ましたが、
実際アイちゃんが受けていたらどうなっていた事やら…
メカ戦でヤッターワンの窮地にガンちゃん達が大岩を落とし、
三悪のメカを潰す活躍を見せたシーン。
ヤッターマンの活躍シーンは、ファンとしては見ていて気分が良いですが
三人がかりとは言え、あんな大岩を動かす力があるとは驚きました。
 
そう言えばオモッチャマを作ったのは
確かガンちゃんの父ちゃんだった筈ですが、
オモッチャマの電池を管理してるのって、アイちゃんなんですね。
今回はアイちゃんが電池を補充するシーンがありますが、
随分と手際が良くてアイちゃんが何か格好良く見えました。

ヤッターマン感想(第18話)

2012年03月24日 | ヤッターマンエピソードガイド
続いてもベストエピソードからの選出です。
18話「赤ちゃんパンダが生れるコロン」
(あらすじ)ドクロストーンを追って
チャイロン国へやって来たヤッターマンはスーミンと言う少女と知り合う。
パンダのルンルンの世話で多忙な父に反抗したスーミンは、
短慮からスーミンを逃がしてしまう。
さらに逃げたルンルンをドロンボーがドクロストーンの為に利用しようとし…
 
(解説)今回の肉弾戦は見せ場の宝庫です。
まず、トンちゃんの攻撃を受けたガンちゃんとアイちゃんが吹っ飛ぶシーン
ガンちゃんの胸にアイちゃんが飛び込んでしまいますが
ここでアイちゃんはガンちゃんに
 
「あら、ご免あそばせ」
 
って恥じらいながら言います。凄く色っぽい言い方に驚かされますね。
ガンちゃんが「またどうぞ」って返すのも当然だと思ってしまいます。
もう一つ、ラードを付けて攻撃してきたボヤやんに対し、アイちゃんが
「ラードって燃えるかしら?エイッ!」
(本当は知ってるのに)知らないふりをして攻撃する場面もありました。

真っ黒に燃えたボヤやんを
「ボヤッキーたら可哀想、真っ黒になっちゃって」なんて笑顔で言う辺り、
正義の味方のやる事とは思えない位酷いですが、
アイちゃんの台詞回しが非常に冴えている場面でもあります。
特に「ラード」部分の無邪気な感じ、
「エイッ!」って言う時の異常に可愛らしい感じは見逃せません。
 
おまけに、パンダを人質にとった三悪から
パンダを取り返すシーンがありますが
ここでのヤッターマンの連携の格好良さは凄いです。
特にアイちゃんのジャンプ力やキックを正確に当てる力は、
とても常人の物とは思えません。
ちなみに今回は変身シーン、13話以来のレアバージョンが登場します。
 
ゲストはスーミンが麻上洋子さん、スーミンの父が神山卓三さん
スーミンは幼い少女でしたが麻上さんの可愛らしい演技が良かったです。
スーミンがパンダを逃がし怒られた後、
茉利さん演じるアイちゃんがスーミンを慰めるシーンは
私自身が麻上さんもかなり好きなのもあるし、
慰めるアイちゃんの優しさが
茉利さんの演技から感じられるので、特にお気に入りです。

あと神山さんと言えば、後に『花の子ルンルン』のヌーボを演じ、
茉利さんと共演されますので
神山さんが劇中「ルンルン」と言う度に、妙な気分になっておりました。
欲を言えば、
茉利さんの口から
「ルンルン」って台詞が出ていたら面白かったと思うんですが…
 
インチキ商売はラーメン屋。面白いと言うか酷いのが作ったラーメンの中身。
麺がゴムだったり、結局正しい材料は汁くらいと言う代物で
これを10万円で半ば強引に押し売りするんですから、酷い限りです。
お仕置きで三輪車漕ぐ場面で、
ボヤやんとトンちゃんが明らかに手抜きしてるのがおかしかったです。
ちなみに今回のドロンボーメカはレバニラーメン。
名も面白いし、
包丁型の手でヤッターワンのチンジャラ砲を切り刻む場面が
ユニークでした。

ヤッターマン感想(第13話)

2012年03月24日 | ヤッターマンエピソードガイド
続いてのご紹介も(個人的な)ベストエピソードの一つ
13話「びっくりアマゾメスだコロン」
(あらすじ)ダマゾンのイルドラドにあるドクロストーンを探すドロンボーは
イルドラドの秘密を知るアマゾメス王国の女王に接近するが…
 
(解説)今回はアイちゃんの誕生日と言う事もあってか
アイちゃんの出番と見所がかなり多いです。
まず『ヤッターマンロック』を鼻歌で歌いながら
アイちゃんが登場してくるのですが、
上機嫌そうな感じで見ているこちらも気分が良くなります。

あと、オモッチャマに電池を補充する際の「さ、出来た」って言う台詞さえ
ウキウキしてる感じなのが気分が良く感じられますね。
その後、オモッチャマがお礼に
アイちゃんに花のプレゼントを渡すのですが
貰った際の「オモッチャマって優しいのね~」と言う台詞が
非常に嬉しそうで、こちらまで嬉しくなってきます。
 
ガンちゃんからのプレゼントはと言うと、
ドロンボーを追う内にうやむやにやってしまいましたので
メカ戦の後、アイちゃんは
「そう言えば今日は私の誕生日よ!」と改めてプレゼントをせがみます。
ガンちゃんは、プレゼント代わりにアイちゃんにキスをあげますが、
この際アイちゃんがポッとなるのが可愛い所です。

さらに、これを見ていたアマゾメスの女王が
「私も誕生日なのよ」とガンちゃんにキスをねだると
ガンちゃん、(調子良い事に)女王にもキスをしてあげますが
これに焼餅を妬いたアイちゃんが「あら調子良いのね、ツン!」とすねます。
『いなかっぺ大将』のキクちゃんばりの「ツン!」で、実に可愛らしかったです。
あと、すねたアイちゃんをからかうオモッチャマも良かったですね。
 
ガンちゃんがアイちゃんへのプレゼントを探す過程で
インチキ商売の現場を見つけますが
古新聞紙を使ったワニ革のハンドバッグと言う代物で、
一億なんて値段が飛び出す始末。
凄まじいぼったくりですが、今までで一番要領良く稼げたんじゃないでしょうか?

あと、ガンちゃん、アイちゃんの変身シーンの新バージョンが登場します。
結構格好良い感じの変身シーンだと思いますが、
全体的にアイちゃんの体形が異様に大人びていたように思います。
特に「ヤッターマン2号誕生!」の時のアイちゃん、
決めポーズの感じも含めてとても12歳とは思えませんでした。
 
ゲストはアマゾメスの女王がつかせのりこさん。
つかせさんのノンみたいな感じの美女声はあまり聞く事が出来ないのですが、
中々魅力的な女王でしたね。
今回、共に少女を演じた茉利さんとつかせさんが
数年後には愛ちゃんとスパンクを演じる
と言うのは
面白い巡り合わせだと思います。

ヤッターマン感想(第10話)

2012年03月24日 | ヤッターマンエピソードガイド
続いてはサイトの方のベストエピソードにも挙げている
10話「ナス湖のナッシーだコロン」

(あらすじ)ナス湖にドクロストーンを探しに来たドロンボー。
子ナッシーを人質に、母ナッシーを誘い出しナス湖に潜り、
ドクロストーンを手中にするが…
 
(解説)今回はアイちゃんの見せ場が多い上、
絵も綺麗で私も好きですし、アイちゃんファンには非常にお勧めの回です。
まず良いのが、肉弾戦でボヤやんに目くらましを食らう場面
ボヤやんの「ヤッタ~レディ~ちゃ~ん」と言う挑発が、
言い回し含めて最高でした。

ボヤやんの挑発に「見えない、見えない…」
アイちゃんが切迫した感じの言い回しをしたかと思えば
「これは何かしら?岩かな?」
アイちゃんが何か(実はボヤやんの体)に気付いた時の
ちょっと感付いてるっぽい言い回し
(特に「岩かな?」の小声での言い方)は
何かあるな、ってのを感じさせる言い回しになっていて、
茉利さんの工夫を感じました。
直後の分かっていたかのような攻撃を見るに、
実は見えていてわざとやっていたのかとも思いますが、
その辺りは定かではありません。
 
あと何と言っても、アイちゃんが「ヤッターワン、メカの素よ!」
メカの素を投げ入れるシーンがあるのも良いです。
「メカの素よ」の勇ましく、可愛らしい言い回しは
茉利さんらしさが存分に発揮されています。
ガンちゃんが心得たように手渡すのも隠れたポイントです。
気になったのがニュースを見て外へ飛び出したガンちゃんの前に
「今のニュース見た?」とアイちゃんが現れるシーン。
アイちゃんが街頭か店頭のテレビで見たと考えれば不思議は無いですが
アイちゃんが急に登場した感じがして、気になっているのですが…
 
今回のインチキ商売で飛行機の部品をメカに取り入れようと偽無線を使い
飛行機を奪おうとする(墜落して凄い事になりますが)のも面白かったです。
豪快さではかなり上位にくるでしょうね。
三悪絡みだと、ドロンジョ様がシャワー中にボヤやんに呼び掛けると
ボヤやんが「およびでしょうか…」とシャワー室に入ってくるシーンも良いです。
突っ込みを食らうのが分かっていても
ボヤやんがボケをかますシーンは個人的に本当に好きです。

あと、おしおきの前に
『ドクロベエ様に捧げる歌』の三悪バージョンが流れるのも見所です。
ゲストはナッシー(子)が松金よね子さん。
オモッチャマ、ヤッターワン出動シーンで
「このシーン、いつも格好良いでコロン」と言ってますが
いつもそんな事考えていたのか?と感じ、笑えました。

あと、ラストに勢いでオモッチャマがヤッターワンから振り落とされて、
慌てて追いかけるのも面白かったです。
しかし後で追いついたとは思いますけど、
見捨ててるようにも見えますよね。良いのか?
 
面白い巡り合わせだと思います。

ヤッターマン感想(第1話)

2012年03月24日 | ヤッターマンエピソードガイド
今年は茉利さんの出演された『ヤッターマン』放送開始から35年目になります。
そこで唐突ですが、このブログでも
ヤッターマンのエピソードを私が詳しく紹介するコーナーを作ってみました。
本来なら全話紹介…といきたい所ですが、
今回はヤッターマン35周年と言う事で36本を厳選して、
あらすじと感想をまとめてみました。
(一本余計な気もしますが、気になさらないで下さい)
 
サイトの方でやってるベストエピソード紹介や、
全話紹介より詳しく内容等をまとめているつもりです。
順番としては、あらすじ→内容の解説の順にまとめてあります。
また、短期間に集中的に投稿していきますのでご了承下さい。
まずは、初回からと言う事で1話「ヤッターマン出動だコロン」から
 
(あらすじ)ガンちゃんは
父が作りかけのまま放置していた
犬型ロボットを完成させ、ヤッターワンと命名
これをきっかけにガンちゃんとそのガールフレンドのアイちゃんは、
正義の味方ヤッターマンとして活躍する事を決意
一方、泥棒の神様ドクロベエの
「ドクロストーンを全部揃えられたら大金塊の半分をくれてやる」
との誘いに乗ったドロンボーは、ドクロストーン探しに精を出す事に…
 
(解説)ヤッターワン製作中のガンちゃんをアイちゃんが労う際の
「だってガンちゃんロボット博士だもん。ウフフ…」って言う台詞の
「ウフフ」の可愛らしい事…初回からアイちゃんの魅力が全開です。
今回のアイちゃん、絵も非常に綺麗で
魅力が更に引き立っていたと思います。
 
三悪のやり取りは、前作からの流れもあって初回からノリノリですが、
ドクベエ様の演技には少し堅苦しさが感じられました。
今回のインチキ商売は、ドロンボーの革靴とかを食わせるレストラン
アイちゃんの「いただきまーす」ってのも可愛い台詞回しでしたが、
ここでボヤやんの靴を食わされたガンちゃんが
ボヤやんを「君ー!」と注意するのが面白かったです。
酷い店なので帰ろうとするガンちゃんに対し、ここでトンちゃんが登場し
いつものパターンへ持ち込もうとしますが、
相手が悪すぎました…と言うかガンちゃん強すぎます。
 
オモッチャマはガンちゃんの父ちゃんによって作られ、
普段は高田玩具店の客寄せをやってました。
(後々も何度かやってる場面があります)
ちなみに、オモッチャマの名前は
「育ちが良いからお坊ちゃま…でなくオモッチャマ」
と言うのが由来だそうです。
しかし何度見てもガンちゃんがヤッターマンになろうとする場面、
脈絡が無さ過ぎでおかしいですよね。
アイちゃんもアイちゃんで
ガンちゃんの名乗りの後、即座に「私はヤッターマン2号」って名乗り出すし…
あと「オモッチャマ、この秘密お喋りしたら承知しないから!」って
何かやましい事でもあるのでしょうか?

大衆演劇と歌謡曲

2012年03月24日 | 岡本茉利
今回はまた竜劇隊の演目『質屋の娘』についての話です。
以前からこの演目を見た際、印象に残っていたのが
お福の世話をする女中のおさよが七福を去るシーン
この前、湯野浜で見た際も
このおさよが複雑な思いで七福を去るシーンのバックに
悲しげな歌が流れるのが非常に私の心を打ちました。
 
ただ、何度も見てる演目なのですが、私に歌謡曲の知識が無いので、
誰が歌ってる何の歌か全く分からない事が、悩みの種でした。
先日、茉利さんにお会いした際に伺えば良かったんですが、
何故か聞き忘れてしまったし…
 
あまりに気になったので、公演後に手持ちのビデオを見直し、
歌詞をネットで調べて、歌を調べてみましたら、
ようやく詳細が分かりました。
歌は「愛傷歌」と言う歌で森昌子さんが歌っている歌でした。
調べると割と有名な歌なんですが、私は全く知りませんでした。
 
大衆演劇を見ていますと
古い歌が出てきて、私も調べる事で
その歌を覚えると言う事が割とあります。
大衆演劇を見る時は、歌謡曲に精通していると
より一層楽しめると思います。