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つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

マキさんがショッカー怪人

2016年08月20日 | 懐かしテレビ
前回に続いて『特別機動捜査隊』の荒牧刑事(マキさん)の話題になります。
 
以前、藤岡弘さんの『仮面ライダー』に
マキさんを演じた岩上瑛さんが出演されている回があると聞き
確認のため当該回を見てみたのですが、確かにマキさんが出ていました。
 
その回のマキさんの役は、怪しげな雲水で
正体は、怪人モスキラスの人間態と言う役所でした。
(モスキラスの声はショッカー怪人でおなじみの八代駿さん)
 
怪人役とは言え
マキさんの強面の雰囲気を生かした役で悪くはないと思いますし
出番はまあ、こんな感じかな?と思いますが
怪奇的な雰囲気を出すためか、台詞も少ないし顔はあまり写らないし
変身後は八代さんの声で登場しますので
マキさんだって知ってる人間じゃなきゃ
あまり気付かないような役だったのではないかと感じました。
 
ちなみに、岩上さんは昭和50年位まで俳優として活躍されたそうですが
その後は俳優を辞められたものと思われますが
今も存命かは情報不足で分かっていません。

帰って来た荒牧刑事

2016年08月13日 | 懐かしテレビ
『特別機動捜査隊』特集みたいになりますが
今回も『特捜隊』がテーマです。
 
『特捜隊』のある回(高倉班が登場する回)を見ていたら、
見覚えのある人が出ていて
「アレ?もしかして」と思った所
何と荒牧刑事(マキさん)役だった岩上瑛さんが出ていたのです。
 
ところが、岩上さんは前回紹介した
所轄署刑事で再登場した南川直さん(橘部長刑事)と違って
特捜隊の荒牧刑事として登場したのです。
 
マキさんは当時メインだった三船班ではなく
里見さん演じる高倉主任の部下として登場しましたが
結構ブランクがあったにもかかわらず
以前と変わらない見た目、人当たりの良いキャラクターのまま
違和感無く馴染んでいました。
 
考えてみれば、マキさんは
(500回直前まで)三船班にも参加経験があるので
どの班に入っても、違和感は無いんですよね。
 
ただ、岩上さんも南川さんと同じ500回直前頃に番組を離れた訳ですが、
こちらも、一年以上も経っていたにも関わらず
荒牧刑事として(数本だけですが)復帰したできたのは
個人的には嬉しいですが、不思議な事です。

帰って来た橘部長刑事?

2016年08月06日 | 懐かしテレビ
前回に続き『特別機動捜査隊』がテーマです。
『特捜隊』のある回(三船班が登場する回)を見ていたら、
見覚えのある人が出ていて
「アレ?もしかして」と思った所
何とあの橘部長刑事役だった南川直さんが出ていたのです。
 
南川さんが出て来たと言う事は
当然橘部長刑事を演じたかと思われそうですが
そうではなく、演じたのは全く別人の所轄署の刑事役だったのです。
 
三船主任登場初期の頃には
橘部長刑事が三船班に参加した事があるので
別に三船主任と橘部長刑事が合わないって事も無いと思うのですが
500回直前の1971年5月に
立石主任(波島進さん)らと共に降板した南川さんが
約一年後に、橘部長刑事でなく別の刑事役で番組に帰ってきたのか
本当によく分かりませんでした。
 
さらによく分からなかったのが、
その回の南川さんの声がことごとく別人の声で吹替えられていた点です。
南川さんがゲストで出た事もさる事ながら
何故、別人の声になっていたのか、本当に不思議でなりません。
 
最後になりますが、『笑点』の座布団運びや俳優として活躍された
松崎真さんが亡くなられていた事を知りました。
 
謹んでお悔やみ申し上げます。

主任が羽目を外す時

2016年07月30日 | 懐かしテレビ
『特別機動捜査隊』は
至極真面目に捜査活動に当たる刑事の姿が普段は描かれますが
1973年の正月作品「初笑い トバッチリ三船班」
タイトルからして、コミカルな話っぽいですが
タイトル以上に凄い話でした。
 
まず、導入部が子供が三船主任のマンションの部屋に大量に入り込む
と言う変わった形で
その後も、三船班の白石&村井両刑事が氷漬けになってしまったり
関根部長刑事が泥棒と間違えられて袋叩きにされたり
畑野刑事、石原刑事以下みんなして女に鼻の下伸ばしまくりだし
普段は強面の三船主任も砕けた(壊れた?)表情を沢山見せたり
立石主任時代にコミカル調な時代劇作品が作られた事もありますが
いつもの特捜隊世界では考えられないような話でした。
 
個人的には、三船主任の住むマンションの隣人が
物凄い髭を生やした貫禄たっぷりの藤岡重慶さんと
変な眼鏡で、妙に女っぽい感じの川合伸旺さん
だったのが
お二人の普段の役柄とのギャップから特に笑えてしまいました。
 
ちなみに、1974年の正月作品は「初笑い トラトラトラ捕物帳」と言う
タイトルからして見たくなる作品なのですが
主任と水木刑事が同心になって、凄いオチが付くと言う作品らしいので
これも一度は見てみたいです。

悪徳刑事…ではありません

2016年06月18日 | 懐かしテレビ
『特別機動捜査隊』で個人的に以前から見たいと思っていた
里見浩太朗さんの高倉主任を見たのに続いて
今度は早川雄三さん演じる松木部長刑事を見る事が出来ました。
 
『特別機動捜査隊』は以前にも取り上げたように
三船主任(青木義朗さん)等
悪役で名を馳せた方が刑事役で登場する事が結構ありまして
今回ご紹介する早川さんも時代劇、刑事ドラマの悪役で鳴らした方で、
時代劇なら女の人に悪い事をしようとした所を
懲らしめられたりするような悪者のイメージ
現代劇ならヤクザの親分なんかも似合いそうな方です。
 
また、早川さんがごくたまに時代劇や現代劇で善人役やる時も
やや胡散臭い所があるように感じた事もあるので
そんな早川さんが刑事を演じたら
どう言う感じになるのかと言うのは、以前から興味がありました。
 
そんな早川さんの松木部長刑事(以下松長さん)ですが
思った以上に人当たりの良い紳士で、実直で真面目な感じの刑事でした。
現代劇ならヤクザで出てきても不思議ではない見た目でありながら
真面目で実直って所が面白い所です。

一方で、昼間から女遊びをする会社重役に怒りをあらわにしたり
土地成金に化けて豪遊するなんて
時代劇での悪人ぶりを生かした(?)潜入捜査をしたり
色々な意味で期待以上に良かったです。
 
三船主任と松長さんの悪役タッグも良かったですが
里見さんの高倉主任と松長さんの悪役と善玉の呉越同舟タッグも
真面目な高倉主任を松長さんがサポートする感じが
非常に良い味を見せていたと思います。
 
実は松長さんは妻帯者で子持ち
おまけに妻と子を大事にしていると言う設定まであり
あの悪役でならした早川雄三さんが子供を気遣うシーンや
自宅で奥さんとくつろぐシーン
果ては、高倉主任を自宅に招いて二人で酒を酌み交すシーンまであって
非常に貴重な物を見せてもらったものだと実感しました。
 
余談ですが、「松木部長刑事」のはずなのに
回によってテロップが「松木刑事」になってるのは
どう言う事なのか気になってしょうがない所です。

殺し屋は三船主任そっくり?

2016年02月27日 | 懐かしテレビ
度々話題に出す『特別機動捜査隊』は以前にも触れたように
刑事が主役と言うより、事件が主役なので、
作りは割とオーソドックスな話が多いものの
たまに大胆な話が作られた事があります。
 
今回は、私が最近見た『特捜隊』の中で、
大胆な内容でかつ強烈なインパクトがあり、面白かった回を紹介します。
 
1.色々な女性とのベッドでの実体験を元に
売れっ子作家になったポルノ作家が登場する回
 
散々女性を弄んだ報いを受けたのか、件のポルノ作家
ラストは自室に置いてある(悪趣味な)回転ベッドで
弄んだ女の一人に殺され
回転するベッドが死体を乗せてグルグル回った所に
三船主任が入ってきて
そのままエンディングと言うのは、インパクトがありました。
 
2.三船主任を恨む犯罪組織が
三船主任そっくりに整形した殺し屋に犯罪を犯させる回
 
普通の刑事ドラマで
主人公そっくりの犯人が登場するのも珍しい事ですが
組織が整形させて評判を落そうと企むと言うのが、
時代劇の要素が入っていて非常に面白かったです。
また、普通はこれだけの不祥事が起きれば、
色々と大変な事になりそうなものですが
我らが三船主任、ラストは殺し屋にすり替わり
自分をはめた犯罪組織にきっちり借りを返すのは、爽快感満点です。
 
ただ、あの三船主任そっくりの殺し屋は
元々誰だったのか最後まで分からなかったのは気になりましたが…
 
3.吉田義夫さん(茉利さんの大空小百合の父親の座長でおなじみ)が
自分の娘をクスリ漬けにして、破滅させた若い男に恨みを晴らそうとし
滅茶苦茶に銃を乱射し、娘やらリーダーの若者やら
その辺りにいる仲間の若者を容赦無く乱射しまくると言う話
 
サブタイトルが「皆殺しの詩」と言う回でしたが
それに違わぬ、壮絶なラストがインパクト大でした。

主任はエリート音さん?

2015年12月26日 | 懐かしテレビ
『特別機動捜査隊』で
里見浩太朗さん演じる高倉主任が出演している回を見る事が出来ました。
『水戸黄門』の助さんを演じ始める頃の
まだ若さの残る里見さんが、
スーツ姿で刑事を演じるというだけも興味深かったのですが
刑事として、どのように捜査に当たるかとか、
どう言うキャラクターなのかもチェックしながら拝見しました。
 
人物としては、警察大学卒業→西ドイツ帰りと言うエリート主任と言う設定で
登場編では、エリートと言う事からか部下の反発を受けていましたが
別にエリート風を吹かせる訳でもなく(当たり前?)
若々しさに溢れた颯爽とした主任ぶりを見せていました。
 
また、高倉主任は宗方勝巳さん演じる畑野刑事と同級生と言う事で
普段は上司と部下の関係ながら、
二人きりだと畑野刑事が言葉を改めるやり取りも印象的でした。
あと、捜査方針を上司に力説する辺りのシーンや
潜入捜査するシーンなんかは
『大江戸捜査網』の最初の頃の音さん(音次郎)っぽくも見えました。
 
前回取り上げた悪役で鳴らした凄み、迫力を感じさせる
三船主任も好きなのですが
三船主任とタイプの異なる
(時代劇で、高倉主任が三船主任を成敗したのを見た事もあります)
エリートながらもスマートで誠実さを感じさせ、
非常に格好良い高倉主任も良かったです。
 
ちなみに高倉主任をされていた時の里見さんの逸話として
拳銃を抜くシーンでは、時代劇で刀を抜く癖が出てしまい
苦労されたと言うエピソードもあったそうです。
 
なお”三船敏郎さん”が苗字の由来
と言われる三船主任に比する主任と言う事で
高倉主任の苗字は”高倉健さん”が由来であるとも言われています。

紳士と強面

2015年12月19日 | 懐かしテレビ
刑事ドラマ『特別機動捜査隊』は
長い事、立石主任(波島進さん)が番組の象徴とも言える存在でした。
そんな立石主任でしたが、放送10年目・500回を期に、
番組のリニューアルが図られた事から降板する事になり、
変わって番組のメインとなったのが、三船主任(青木義朗さん)でした。
 
立石主任と三船主任の一番の違いは主任のキャラクターです。
以前も書いたかと思いますが、立石主任は割りと温厚で優等生タイプの刑事で
事件関係者への対応は(容疑者に対しても)割とソフトな感じだと思います。
そんな温厚な立石主任でも、
ごく稀に非道な犯人に対し「それでも人間か!」と言い捨てる事もあり
これがまた、ギャップからかインパクトがあって印象に残ります。
 
一方の三船主任は、許せない犯人、事件を生んだ社会等への怒りを隠さず、
犯人にぶつける事が多いです。
三船主任を演じる演じる青木義朗さんは
切れ者っぽい見た目に違わず
時代劇やヤクザ映画等での悪役が多い方ですが
「てめえみてえな意気地なしは女は殺せても男は殺せねえ」と言う感じの
インパクトのある決め台詞を犯人に言い放ったり
体を張った見せ場も結構多く
悪役で鳴らした青木さんだからこそ、迫力もあって
格好良い見せ場が、より一層映えるのかな?とも感じております。

あの声優の実写ドラマ出演

2015年09月19日 | 懐かしテレビ
小山茉美さんと潘恵子さんが『太陽にほえろ!』に出演された事がある
と言うのは、大分前にネットで知って驚いていたのですが
先日、お二人が出演された回(それぞれ別の回)を
ようやく拝見する事が出来ました。
 
お二人が出演されたのは
共に『太陽~』が終わる直前に当たる1985年放送回で
潘さんは662話「制服よさらば」
小山さんは668話「絆」に出演されていました。
 
潘さんが演じたのは、病院の受付嬢役で
山村刑事(露口茂さん)やゲストの神山繁さんに応対するシーンで
出演されていました。
出番は少なめですが、顔もはっきり映っていますし、声ですぐ分かりました。
 
一方の小山さんが演じたのは
ゲストの石田太郎(当時は石田弦太郎)さん演じる殺された警察官の娘役で
声の感じは割と大人びた女性っぽいので、少し分かり辛かったですが
顔を知っていれば結構映っているので、すぐ分かります。
父親が不審な死を遂げた(殺されたのは最後に分かる)為
悲痛な表情を見せるシーンもあったり、喪服姿のシーンもあります。
 
潘さんや小山さんも出演されていただけに、
女優として色々なドラマに出演経験のあった
我らが茉利さんも『太陽~』に出演される機会があれば
面白かったんですが…
 
ちなみに小山さんはアラレちゃんで一番売れっ子だった頃
日本テレビの『オレ達全員奈津子の子』と言うドラマに
レギュラー出演された事もあります。

刑事らしい刑事

2015年08月29日 | 懐かしテレビ
刑事ドラマ『特別機動捜査隊』は、私の好きな番組でお気に入りの刑事も多く
三船主任(青木義朗さん)や畑野刑事(宗方勝巳さん)辺りも捨て難いですが
長年に渡り立石主任(波島進さん)と共に活躍した
南川直さんの橘部長刑事(長さん)と
岩上瑛さんの荒牧刑事(マキさん)が私は特に好きです。
 
長さんは見た目が淡々としていて、
喋り口調も見た目どおりと言って良い淡々さを見せながらも
時折見せる鋭さ、厳しさが本物の刑事らしくて良かったです。
また、ごく稀に意外な茶目っ気を見せるのも、
普段とのギャップから妙に印象に残りました。
一方のマキさんは強面の顔立ちで、犯罪者には厳しく当たる事が多い一方
ソフトな面を見せる事も多く、その顔立ちとのギャップが魅力的でしたし
子供に優しい一面(実は子持ち)があって、
子供との微笑ましいやり取りを見せる事もありました。
 
長さんもマキさんも500回近くで、
立石主任が降板したのと同じ頃に特捜隊を降板してしまいますが
(マキさんは後年、一時復帰していますが…)
三船主任メインになってからも、もっと見てみたかったですね。
 
ちなみに、南川さんも岩上さんも
特捜隊降板後の数年間は俳優として活動されていたようで、
時代劇や仮面ライダー等でお見かけした事がありますが
南川さんは悪者でもない普通の役、
岩上さんは悪者役が結構多かったと思います。
 
その後、南川さんは昭和50年に入る頃に俳優を引退され、
平成13年に亡くなられたようです。
ただ、何故か平成3年の年末にフジテレビで放送された
仲代達矢さんの『忠臣蔵』(単発作品)に
南川さんが俳優として、一度だけ出演されたなんて事もありました。