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つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

再放送されない番組

2015年05月16日 | 懐かしテレビ
25年位前、地元の日本テレビ系のチャンネルで
日曜日の9時25分から『見る数字 聞く数字』と言うミニ番組をやっていました。
 
以前も少し触れた事がありますが、
この番組は数字にまつわる話題を取り上げる番組で
広川太一郎さんと日高のり子さんがナレーションを担当されていました。
広川さんの駄洒落を交えたおなじみの広川節に加え、
広川さんと日高さんのやり取りが軽妙で楽しかったのと
日高さんの「郵政省の提供でお送りしました」
と言うナレーションが今でも思い出されます。
 
最も、この番組を今見てみたい!と私が思って
CSとかで再放送されるのを待ったとしても
マイナーなミニ番組ですので、おそらく映像が現存していないでしょうから
現在はどう頑張っても見る機会は無いのではないかと思われます。
 
ただ、この『見る数字 聞く数字』と違い
一方で色々な事情で、人気番組だったにもかかわらず、
DVDの発売もCSでの放送も無い番組は結構あります。
 
CSでの番組の放送実績を見ると、
意外と人気番組であっても
再放送が少ないジャンルなのが”クイズ番組”です。
『クイズダービー』だけは割と何度も再放送されているようですし
『ウルトラクイズ』も一応再放送されていましたが
『ショーバイショーバイ』や児玉清さんの『アタック25』とか
放送したら見てみたいと思っているんですが、中々再放送されません。
 
クイズの場合、時事問題とか世相を反映した話題が多いので
それが原因かもしれませんし、
答えの分かっているものを今さら見る人なんて…
みたいな偏見で敬遠されているのかもしれません。

首領と御大

2015年01月17日 | 懐かしテレビ
先日BSでやっていた『日本の首領 完結編』を見たのですが
時代劇でおなじみの片岡千恵蔵御大が出演されていました。
千恵蔵御大のような方が、こう言った作品に出演されるのは珍しい事な上に
その役所が、懐の広い所がありながらも、野心を持っている黒幕
と言うかなり食えない役所を演じていたのには驚かされました。
 
千恵蔵御大と言う方は市川右太衛門御大と共に、
東映のスターとして一時代を築いた方ですが
冒険的な役所に挑戦したり、
晩年は若いスターの脇に回ってスターを盛り立てる役所に徹したり
その生き方は後輩スターに影響を与えたとも言われています。
 
ちなみに、『日本の首領』と言う作品は、
戦後日本の裏社会の権力闘争を描いた作品で
中心人物のモデルが佐分利信さん演じる山口組三代目の田岡一雄氏と
三船敏郎さん演じる稲川聖城氏と言う点も中々興味深い点でした。
(当然ながら、実際の歴史と映画の中の描写には違いがあるようですが)
 
『日本の首領』の感想のつもりが、千恵蔵御大の話も混ぜてしまったので
最後は千恵蔵御大こぼれ話を紹介します。

1.御大は『大岡越前』の実子役の加藤剛さんを可愛がっていたそうですが
麻雀が大好きな御大は、加藤さんを何度となく麻雀に誘ったものの
真面目な加藤さんは付き合ってくれなかった為、
御大は大層惜しんでいたそうです。
 
2.ご存知の方も多いと思いますが、御大のご子息は
現在、日本航空(JAL)の社長をされています。

あの声再び

2014年09月17日 | 懐かしテレビ
最近、軽自動車のCMで小山茉美さんのアラレちゃんの声が流れていますね。
小山さんのアラレちゃん声は特に大好きなので、
ああ言う形で小山さんのアラレちゃん声を聞く事が出来るのは嬉しい限りです。
我らが茉利さんのアイちゃんも
ああ言う感じのチャンスがあったら良いんですけどね。
 
話は変わりますが、元女優で元参議院議員の山口淑子(李香蘭)さん
作詞家、小説家の山口洋子さんが相次いで亡くなられました。
 
先日、BSで再放送されていた平尾昌晃さんの番組で
茉利さんが山口洋子さんの本の朗読を担当されていたり
山口淑子さんが李香蘭時代に歌われた「蘇州夜曲」を
茉利さんがよく歌われたり
直接関わりがあった訳ではありませんが、
茉利さんと縁があった方とある意味では言えるかもしれません。
 
謹んでお悔やみ申し上げます。

人は誰でも老いますが…

2014年09月13日 | 懐かしテレビ
薬の副作用や病の悪化によって、
ドラマや映画で活躍された数々の名優がやせ衰えたと言う事は
これまでも幾度もありました。
 
そう言った衰えた姿を見ると、良い頃の姿を知っているだけに
非常に寂しくなると同時に、
もしかするともうすぐ亡くなってしまうのか…
と、非常に不謹慎なんですが考えてしまうものです。
 
特に晩年やつれた姿を見て悲しい思いをしたのが
丹波哲郎さん(亡くなる前年の大河ドラマで見た時は正直驚きました)
中谷一郎さん(亡くなる直前、水戸黄門の特番でお姿を見た時は
ちょっと衝撃を受けました)
 
あと、最近BSでやっている『男はつらいよ』(最終盤)を見ていて
本編より、タコ社長を演じる太宰久雄さんのやつれ具合が気になってしまいます。
(太宰さんがやつれているのは、糖尿が原因だと伺った事があります)

メーテルとスターシアと小人

2014年06月07日 | 懐かしテレビ
先ほどの記事で『特別機動捜査隊』(『特捜隊』)には
色々な悪役俳優が出演されていた事を述べましたが
もう一つ、『特捜隊』には私が興味を魅かれる特徴がありまして、
それが“後年、声優として活躍された方が何人も顔出し出演されている”
と言う点でした。
 
具体的にどう言う方がどう言う役所で出ていたかと言うと
岡本茉利さんは流石に出演された事は無いようですが
森山周一郎さんや柴田秀勝さんが
刑事役や記者役でレギュラー出演されていたり
女性では、小原乃梨子さん、野沢雅子さん、上田みゆきさん、
池田昌子さん、高坂真琴さん、沢田和子さん
等々が出演されていましたし
男性では、宮内幸平さん、西尾徳さん、山田康雄さん、青野武さん、
野本礼三さん、堀勝之祐さん
等々がゲスト出演されていました。
 
役所も堀勝之祐さんのように小学校に立て籠もった上に
蟹江敬三さん演じる共犯者を容赦なく殺す凶悪犯
を演じる方もいたり
野沢雅子さんのように飯屋の店員や
うなぎ屋の女将みたいな妙にイメージにマッチした庶民的な役
(事件にはあまり関係ない役所でしたが)を演じる方もいたり、
色々な役所を演じる若き日のお姿を拝見する事が出来ました。
 
個人的にゲスト出演された方のイメージも話の印象も強烈だったのは
池田昌子さんが出演された回上田みゆきさんが出演された回でした。
まず池田さんの回からですが、
この回で池田さんが演じたのは、人を殺す役…なのはともかく、
何と梅毒で頭がイカれてしまい、
殺した事すら認識できなくなってしまう女性だったのです。
 
女性が梅毒になったのが、売春をさせられ過ぎて
頭がイカれてしまったと言うのが原因だったのも、痛々しく酷い話なのですが
狂った女性なので、罪の意識も無く狂ったように笑っているだけ
と言う感じの女性を池田さんが演じていた
のが何とも凄かったです。
狂気的な女性を演じる池田さんの姿は、
メーテルやヘップバーンのイメージを知ってると
より驚かされる事は間違いないかと思います。
 
一方上田さんの回ですが、
この回の上田さんの役所は、レギュラーで出ている刑事のいとこ役で
割と物おじせず事件に首を突っ込む感じの明るい女子大生の役所で、
上田さんの役所は極めて普通ですし、
中々好印象を持てる役所でした。
 
ただ、この回の内容が凄くて
“近親結婚によって、一族皆異常者になった一族“の大学の先生が
治療しようと作った薬の副作用によって
場面によってジキルとハイドみたいに見た目が変わってしまうわ
弟の小人(これも近親結婚の弊害)を使って、
次々に怪しげな実験を繰り返すわ、秘密を知った人を消すわ
様々な事件を起こして、最後は逮捕される
と言う話でした。
 
特に奇抜なのが、小人を本物の小人の人が演じていた点で、
その表情から台詞回しから何から何まで、
(失礼な表現ですが)何とも形容しがたい不気味な感じ
でした。
 
話の中で小人の人を大きめのカバンに入れて運ぶシーンもあったりしますし。

悪役刑事大集合

2014年04月11日 | 懐かしテレビ
往年の名作映画『新幹線大爆破』を先日拝見しました。
高倉健さんが犯人役を演じたこの映画を一通り拝見しての感想は、
簡単に言えば、所々気になる点はあったものの
パニック映画としては中々面白い作品だと感じました。
 
内容とは別に見所だと感じたのが、
オールスター映画だけに豪華共演陣が一堂に会した点でした。
志穂美悦子さん丹波哲郎さんが一シーンだけ出ていたり、
竜雷太さんが新幹線の中で、何故かゴリさんっぽい演技で活躍していたり
先頃亡くなられた宇津井健さん
高倉健さんより格好良く感じた(あくまで私の主観です)点が印象的でした。
 
ただ、個人的には悪役俳優が大挙して出演していた事が
この作品の隠れた魅力だと感じています。
特に捜査本部側を見て行くと
田中浩さん、浜田晃さん、黒部進さんが悪徳刑事ではなく、
誠実に捜査を進める普通の刑事だったり、
新幹線司令室に待機している久富惟晴さん、原田清人さん、山本清さん
出演場面が多く、存在感を発揮していたのには、ちょっと驚きました。
 
同じ悪役の常連でも
捜査本部で存在感を発揮していた捜査課長の鈴木瑞穂さん
千田刑事役の青木義朗さん辺りは、
刑事や偉い人を演じるイメージも強いので、
警察側の人間を演じても特に違和感はありませんでした。

山形ローカルCM事情

2014年04月05日 | 懐かしテレビ
その地方地方で流れるローカルCMを見ていると
イメージキャラクターとして起用されている、
思いもかけぬ有名人に遭遇する事があります。
今回はローカル色の強いネタになりますが、私にとっては一番馴染み深い
山形県のローカルCM事情についてです。
 
山形の有名なローカルCMでまず思い出すのは、
水島裕さんの酒田米菓のCMでした。
このCMは何年も流れていましたし
「友、遊、裕の酒田米菓」のキャッチコピーもインパクトがありましたからね。
水島さんの声優以外の実績と言うと『連想ゲーム』が有名ですが
このCMで水島さんの名前を覚えた人も多かった事でしょう。
 
あと、2000年代になってからだったと記憶していますが
地元の銀行(山形銀行)のCMナレーションが
突如神谷明さんや杉山佳寿子さんになった事
もありました。
このCM、特定のキャラ付けは無い普通のナレーションでしたが
何故かCMなのに”ナレーター 神谷明”みたいなクレジットもあったので
神谷さんや杉山さんの演じたキャラの知名度込みで起用されたのかな?
と思っています。
 
声優絡みばかりになってしまいましたが
他にも
『西部警察』でおなじみの庄司永建さん(新庄市出身)の葬儀屋のCM
・10年位前に見た悪役俳優の山本昌平さんが
強面だけど優しい自動車学校の教官やっている自動車学校のCM

も印象的でしたし、
・山形の隣県、宮城の旅館『左勘』のCM
あの土田早苗さんがやっていた事があったのは、
今でも記憶に残っています。
 
あと、山形と言えばかつては日曜のサザエさんの後によく流れていた
滅茶苦茶古いアニメーションで一部で有名な米沢の漢方のCMも有名です。
数年前、デジタル完全移行直前の頃に『破れ新九郎』を録っていた際に
未だに流れていて、思わず消さずに残してしまいましたが、
今は流れているかどうかは未確認です。
 
話は変わりますが、蟹江敬三さんが亡くなられました。
長年、時代劇や刑事ドラマで活躍された方ですし
最近まで活躍されていただけに、突然の訃報には本当に驚かされました。
謹んでお悔やみ申し上げます。

森川おいちゃんの魅力

2013年08月03日 | 懐かしテレビ
『男はつらいよ』のおいちゃんは初代から順番に
森川信さん、松村達雄さん、下條正巳さんの三人が演じられました。
誰が一番好きか?と言うのは意見の分かれる所なんですが
私は初代の森川さんが特に好きです。
 
森川さんは喜劇俳優だけあって、
「馬鹿だね~」と言う決め台詞を挙げるまでも無く
表情豊かで喜怒哀楽がはっきりしているのが良い所です。
おいちゃんとしての寅さんとのやり取りが
時折大人げなくなって来るのも面白いですしね。
早世した為、森川さんと茉利さんの『男はつらいよ』での共演(?)が
「寅次郎恋歌」一作に終わった
のが惜しまれる所です。
 
余談ですが、茉利さんの師匠に当たる沢竜二さんも
森川さんに目をかけられていたとの事で
世の中、広いようで意外と狭いようです。
 
話は変わりますが、『仮面ライダー』等特撮番組でおなじみの
でおなじみの元東映プロデューサー平山亨氏が亡くなられました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
余談ですが
茉利さん関連だと『コンドールマン』も平山氏が担当された番組でした。

最近知って驚いた事

2012年11月10日 | 懐かしテレビ
ネットで調べ事をしていると、思わぬ発見をする事があります。
加藤剛さんの奥さんが
『ひょっこりひょうたん島』のダンプ等でおなじみの伊藤牧子さんである事
少し前にネットで調べ事をしていて知った私ですが
つい2・3日前に調べ事をしていたら、今度は
仕留人の村雨
の大吉や家なき子のビタリスでおなじみの
俳優の近藤洋介さんと声優の山本嘉子さん
(こちらは初代ワカメちゃんやてんとう虫の歌の水男でおなじみ)
が夫婦だった事
を知りました。
 
世の中、まだまだ私の知らない事が多く、
日々勉強になる事ばかりだと痛感しました。

懐かしい歌に惹かれて

2011年05月14日 | 懐かしテレビ
先日、『まんがなるほど物語』のEDの歌を聴く機会がありました。
「ナルナルタンタン へそのゴマ」
と言うフレーズで有名な?このアニメ
実は今から20年位前に、
夏休みにまだ地元局でアニメの再放送をしていた頃
ちょうど『なるほど物語』をやっていた事があり
肝心の内容については、結構忘れた部分が多いものの
(野沢那智さんがナレーションしてたのは覚えていますが)
エンディングの切ない感じの歌が、
私の心にかなり鮮烈な印象を残していたのです。
 
歌っているのは、『なるほど物語』のお姉さん役の倉沢淳美さん
EDの曲名は「優しくてもサヨナラ」と言う曲なのですが、
改めて聞いてみると、前に聞いた時よりも切ない歌だな、と感じました。
 
メロディーも切なさを感じさせますが、
やはり歌詞が切なさを強く感じさせるように思います。
一部引用すると
“迷い込んだ迷路 あなたの愛は 私はさまよえる旅人のようね”
“優しくてもサヨナラ 
遠い人になって いつかそっと思い出すから”
“悲しくてもサヨナラ 
二人のためだから いつもいつもずっと忘れないから”
 
この歌は詳しくは分かりませんが、おそらく
好き合っても結ばれない関係と言うのを歌った歌なんだと思います。
しかし、ふと我が身を省みると、
今回紹介した「優しくてもサヨナラ」とか
『まんが日本史』のEDの「風のメルヘン」
あるいは茉利さんの舞踊でお馴染みの「星になった人」のような
 “結ばれない男女の愛”を歌った歌を、
最近よく聴くようになったように思います。
 
私自身、そう言う恋を今している訳でもないのに
そう言う歌を好むようになったのが不思議です。
歳と共に、感性も変わって来たんでしょうか?