EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

1992年来日公演用パンフ WORLD TOUR 1992

2012-07-11 18:21:17 | コンサート会場での販売商品Emerson,Lake&Palmer
1992年来日公演用パンフ 
WORLD TOUR 1992



画像① 表紙
真ん中からザックリ折られてしまったのには理由があります。(泣)
捨てられる直前まで行きました。



画像② 裏表紙 
黒地に黒のELPマーク


これは私が初めてエマーソン、レイク&パーマーが一同に会するのを目撃した時に購入したパンフレットですね。

ブラック・ムーンを引っさげてのツアーなわけですが、
パンフレットは日本独自企画ではなく、タイトル通り英字のパンフでした。

それでも写真が豊富なので、見ているだけでも、楽しめる内容になっています。

オークションには頻繁に安価で出品されているので、
このような品物を扱っているようなお店でも簡単に入手できると思います。

( 最近は運が良くて、劣化具合にこだわらなければ、1972年の来日公演のパンフも安価で入手できますね。)

この時は、秋田からの上京でしたので、
初めて赴く場所という事もあり、
かなり余裕を持って会場に向かったのを覚えております。

会場待ちをしているロックファンのおじさん達2名と、
あれこれ話をしているうちに、
近くの喫茶店に入って時間を少しつぶしました。

そのうちの一人は、
後楽園リアルタイム経験者でした。

EL&Pだけ特に好きというのは、私だけで、
その方達は70年代初期のロック全般を愛している様子でしたね。

グッズの先行販売が始まったので、
私は、先に喫茶店を後にして、
物色のために並びました。

手持ちの現金が少ない事と、
大人買いなんていう発想もなかったので、
パンフを含めて、4点の買い物をしただけでした。

そして、開演。

1977年からのEL&Pファンとしては、
彼らが3人揃って登場した時は、夢でもみているのではないかと、目を疑いましたね。

これが、
これが、
長い事、
愛し続けてきた、
EL&Pの勇姿なのだと、
半分はまだ信じられなくて、
実感が湧きませんでした。

そのように感じたのは、
私だけではなかったと思います。

以上。

本ブログは、エマーソン、レイク&パーマーに関する品物のあれこれを、思い出、主観的感想と共に綴っております。
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2012年7月11日 yaplog!
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ファンクラブ会報 KARN EVIL#9 VOL.7

2012-07-10 19:30:46 | ファンクラブ等の資料Emerson,Lake&Palmer
ファンクラブ会報 KARN EVIL#9 VOL.7

1984年の10月に発刊された会報です。

表紙を含めて全12頁。
B4の用紙6枚を二つ折りにしてホッチキスで綴じてあります。


画像① 表紙
このカッコイイ、イラストだけが救い。
顔が無くても絵になる男



画像② 目次 個人名は消してあります


画像③ 目次の次の頁

先般、ご紹介したエイジア初来日記念の特集号は、オフセット印刷でしたが、
いつの頃からか、コピー機によるコピーの会報になったようです。

エイジアからグレッグ・レイクも脱退したという話でしたので、
エイジアが存続するかどうかも定かでない頃であったと思います。

最もスティーヴ・ハウのインタビューとグレッグ・レイクの発言には見解の相違がありますね。
当時のスティーヴ・ハウのインタビューだとグレッグを迎えて新生エイジアがスタートするような事を述べていましたし、
グレッグは後日のインタビューで一時的な代打を務めただけだと言っていましたし、どちらが真相なのかは解りませんが、結果として、アルバム1枚も残さないまま、グレッグはいなくなってしまいました。

幻魔大戦以降のキースの情報も少なかったですね。

EL&Pファンクラブ自体も、まだ社会人になっていない方々が中心になって運営していおりましたので、
遣り方における諸問題を抱えていた事も確かでした。

「この時点で、会報を買ってくださる方が、20人を切ってしまった」と、スタッフが8頁で説明していますが、その原因というのもあります。

10頁に掲載されている、ある会員さんからのメッセージが、
当時のファンクラブの状況を表しているようで、寂しい感じですね。

「Nice、EL&P、Asia などの廃盤、ブートレッグ、シングル盤、ライヴ・テープを譲ります。60円切手でリストを送ります。」
都内某男性より。

「譲ってください」ならともかく、廃盤を売るとまでおっしゃっているのですから、
ファンクラブの会員としては珍しいタイプですよね。

カール・パーマー参加のエイジアの「アストラ」がリリースされるまでは、
もう一年またなくてはならなかったわけですね。

以上。

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2012年7月10日 yaplog!
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映画「インフェルノ」 DVD

2012-07-09 18:32:05 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
映画「インフェルノ」 DVD


画像 パッケージ
カルトコレクションのシール
これは確か廉価盤になった時に求めました。


映画「インフェルノ」はDVD化されるまで、かなりの年月を要したように思います。

私は映画を見る事は嫌いではありません。
ただ、批評できるほどマニアでもありませんし、
ホラーものもそんなに好むわけではありません。

キースの音楽がどのような場面で、
どのような使用のされ方をしているかに、
自然と集中してしまうところはファンとしてのサガですね。

サントラの曲なのですが、
最初から最後まで全くカットをせず、まるごと一曲、通しで流れているのがあります。

こういうのって、
あまり見かけないケースかも知れません。

曲そのものが、映像の流れにマッチしているから、出来た事なのかも知れませんね。

この映画、劇場で見たら、
かなり怖かったかも知れません。

私が「インフェルノ」がDVD化されたのを知る事ができたのは、
オークションに出品されていたからです。

「えっ。インフェルノってDVD化されていたんだ!知らなかったぜ!」

私のような事を思ったキース・エマーソンファンは、他にもいたようで、
オークションで、インフェルノのDVDに高値がついて高騰して行く状況を目の当たりにしてしまいました。

一方で私の方は、

「これは、もしかしたら、ひょっとして」

と思いまして、
大手通販サイトを調べてみました。

そしたら、「インフェルノ」のDVDは、リリースされたばかりでしたので、
在庫も、もちろんありまして、普通に買えるようになっていました。

明らかにオークションでついた高値よりは、遙かに安い価格だったわけです。

ホラー専門ソフトを集めている方々は、
発売情報等を事前に知っていると思われます。

そのため、この「インフェルノDVD」を高値に持っていったのは、
明らかにキースファンであると思いますね。

彼らの入札動機としては、

「自分の知らない間にインフェルノのDVDが出ていたんだ。
これは何としても入手せねば。」

みたいな感じだと思います。

オークションをやっているEL&Pファンは、EL&Pの音楽ソフトのいろいろなヴァージョンに関する情報は持っているのでしょうが、
キース関連の映像ソフトのリリースに関してまで、情報を仕入れているわけではありませんからね。

オークションからの商品集めに取り組んでいる方々でも、熱くなっていると、このような事も起こるという事ですね。

以上。

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2012年7月7日 yaplog!
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ストレンジ・デイズ No.3 ザ・ナイスのマネージャーの事など

2012-07-07 16:39:40 | 「スリー・トゥ・ザ・パワー / 3…TO THE POWER」
ストレンジ・デイズ No.3
ザ・ナイスのマネージャーの事など



画像 表紙

3(スリー)のアルバムにおいての曲は、そのほとんどが、ロバート・ベリーの手によるものですが、
ラストの曲「オン・マイ・ウェイ・ホーム」は、キース・エマーソンが作曲を担当していますよね。

当時のキーボード・マガジンのインタビューによると、
これはザ・ナイスのマネージャーであった「トニー・ストラットン・スミス」に捧げられた曲であるとの事でした。

トニー・ストラットン・スミスの葬儀には、ザ・ナイスのメンバーが参列したという記述もどこかで目にした覚えがあります。

知識のない私などは、マネージャーなどというと、日本の歌手をサポートして、スケジュール管理等をされている方を連想してしまいますが、

ここでのマネージャーは、本当にマネージメントを担当する方であったと、後で解りました。

ザ・ナイスの後期のアルバムはカリスマレーベルからリリースされていますが、
いわゆるカリスマレーベルの創設者であり社長さんだったのが、トニー・ストラットン・スミス氏だったわけですね。

雑誌、ストレンジ・デイズの黎明期のこの号に、カリスマレーベルの特集が組まれていました。

カリスマからリリースされたザ・ナイスの3枚のアルバムのジャケットがカラーで掲載されています。
見開きジャケットは内側の写真もありますね。
加えて、そのうちの2枚のアルバムの内容が簡単に紹介されている頁もあります。


ミュージックライフ誌に掲載された、グレッグ・レイクの70年代初めのインタビューにおいても、トニー・ストラットン・スミスの名前が出てきたりしていますが、
面識があるような言い方をしていますので、
60年代末期から70年の初頭にかけての英国のロック界の狭さが伺えますね。

本ブログの最初の頃、ピーター・ハミルのアルバムを紹介した事がありますが、
キース・エマーソンとピーター・ハミルの接点というのは、カリスマレーベルの社長を縁としていたかも知れないと今にして気がつかされますね。

私などは、3(スリー)の「オン・マイ・ウェイ・ホーム」に関する記述を読まなければ、トニー・ストラットン・スミスの名前すら知りませんでした。
英国プログレッシヴロックの胎動期に果たした役割は大きいと言えますね。

以上。

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2012年7月7日 yaplog!
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初めて聞いた「ロンド」が収録されたアルバム ナイス・フィーチャリング・キース・エマーソン

2012-07-06 17:13:40 | Keith Emerson THE NICE関連
初めての聞いた「ロンド」が収録されたライヴアルバム
ナイス・フィーチャリング・キース・エマーソン
RVC株式会社



画像① 幅の広い帯 ジャケット


画像② ジャケット裏側

衝撃のロックトリオ伝を読んでいた時、
「ロンド」という言葉が出てきました。

しかし、

エマーソン、レイク&パーマーのLPを揃えても、
「ロンド」なる曲が入っているアルバムがない。

「ロンド」って何だ?

結局、
「ロンド」を聞く事ができたのは、
このアルバムがリリースされてからでした。

これは、ザ・ナイスのライヴアルバムなのですが、
帯を見ると、ザ・ナイスの3枚目のアルバムと表記されています。

このアルバム、衝撃のロックトリオ伝の巻末のディスコ・グラフィーにも記されていなかったので、ちょっと驚きでしたね。

しかも廉価盤でしたので、ますますラッキーという感じでした。

但し、このアルバムの中の「ロンド」のタイトルは、
「ロンド’69」となっていますね。

このレコードがリリースされたおかげで、
90年のザ・ベストの来日の時に、手を振り上げて盛り上がる事が出来ました。

このアルバムを聞くまでは、
「エレジー」や「Autumn '67 & Spring '68」を聞いて、ザ・ナイスを自分なりに受け止めていたのですが、

この「ナイス・フィーチャリング・キース・エマーソン」は、
それまで持っていた2枚のアルバムよりもかなり気に入りましたね。

両方をプラスして2で割ったような感じの音の構成になっているように思いました。

エレジーはキースが一人で突っ走っている感じがしますが、
このアルバムでは、ザ・ナイスの他のメンバーとの演奏のパワーバランスもある程度とれているような気がします。
リー・ジャクソンのヴォーカルも良く聞こえます。

リリースされて時間が経たないうちに、
山の上の鉱山の社宅に住んでいたプログレ友人の家に行って、
このアルバムを、
彼のターンテーブルの上に載せ、

「どうだ!かっこいいだろ!
これがロンドなのだ。」

と言ってはみたものの、
彼はイエスが最も好きで、
EL&Pは私とのつきあいで聞く程度。

ロンドがかっこいいと言うのは、あくまでも、私の自己満足にしかすぎないものでした。

このアルバムの音源はザ・ナイスの3枚組ボックスに収録されているのかも知れませんが、
この3枚組ボックスに入っているライヴの音と、
このアルバムを精査して聞いてはいないので、同じ音かどうかは解りません。
似ている感じのヴァージョンは収録されていたように思います。

私としては、
このアルバムは1枚モノでCD化しても良いと思うのですけどね。

以上。

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2012年7月6日 yaplog!
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Emerson Lake & Palmer first マンティコア盤

2012-07-05 09:36:20 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
Emerson Lake & Palmer
first マンティコア盤



画像 ジャケット裏 インナースリーブ

オークションでとにもかくにも競争が激化するのが、
英オリジナル盤と称される品物ですね。

英国においては、マンティコアレーベルが創設されるまでは、
アイランドレーベルからリリースされていたわけですが、
これがEL&Pの当初のレコードという事で、とても人気があるわけです。

ただ、それも、ある程度集めてしまうと、
次はどうするかという事になるわけです。

私は熱心なマニアと違って、EL&Pに関するものを、
すべて収集したいとも思っていませんが、
マンティコア盤というのはかねてから気になっておりました。

「恐怖の頭脳改革」からマンティコア盤がリアルタイムでリリースされているわけですが、
「恐怖の頭脳改革」より前のアルバムというのは、
英国なら上述のアイランド盤を多くの方が所持しているわけです。
それが故にEL&Pは、マンティコアレーベル創設までこぎつけたわけですからね。

そのため、
普通に考えると、
「ファースト」から「トリロジー」までのマンティコア盤というのは、
どう考えてもプレス量がアイランド盤より少ないはずなのです。

数の少なさからいったら、希少価値があるはずです。

加えて、マンティコアレコードは、長続きをしなかったとはいえ、
創設された事自体は、EL&Pの成功の証であるわけです。

つまり、EL&Pのメンバーが直接的に携わっていたかは別としても、
マンティコアレコードからリリースされたものは、EL&Pが作り出したものという見方もできるわけですね。

そのため、現時点では、アイランド盤の人気が高いですが、
そのうち、マンティコア盤に高値がついていく流れも十分に考えられますね。

以上。

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2012年7月5日 yaplog!
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ニューミュージック マガジン 1972年 7月号

2012-07-04 13:51:12 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
ニューミュージック マガジン 1972年 7月号


画像① 表紙

本号は特にEL&Pの特集が組まれているわけではないのですが、
木崎義二氏による5頁に渡る論考が掲載されています。

論考自体は、その時代におけるキース・エマスン(という表現をしています。)についてのあれこれが語られていますね。
他のメンバーにはほとんど触れていません。

キーボードをロックにおける単なる伴奏としての楽器ではなく、
ロックにおいてはこのように使用するべきであるという主張を出すことのできたミュージシャンとして、
キース・エマスンとエルトン・ジョンを挙げて、その事を淡々と冷静に語っている感じです。

EL&Pの来日前に、EL&Pの概観の説明を本稿から仕入れ、
読んだ読者が様々な想像を膨らませて、
心の準備をするような感じですね。

本誌のそのものが論考を基調としているので、特にカラー・ページとかは必要ないわけです。

私が当時の古本を購入する理由としては、
リアルタイムで味わっていない時代の香りに少しでも触れてみたいという気持ちからですね。

広告などは、もっとも時代を反映していますね。

画像② ウドーの広告。


画像③ 某レコード店の広告。
今の時代、ここまでサービスするお店ってありますかね。


この「EL&P来日公演150名御招待」などは、
それこそ、
「持っていけ ドロボー!」
みたいな感じですが、
当時のEL&Pの勢いがとても感じられて頼もしいです。

この号には、
ジェスロ・タルの「THICK  AS  BRICK」のレコード評が載っていたりもするわけですが、
このアルバムが驚異的に売れるとは全く予想もしないような感じの論考ですね。
ピンク・フロイドの「狂気」もまだ世の中には存在していないのです。

プログレッシヴロック自体が発展途上にあったわけです。

以上。

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2012年7月4日 yaplog!
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「トリロジー」アナログ国内盤の2件のオークションについて

2012-07-03 12:57:59 | EL&Pにまつわるオークション等について
「トリロジー」アナログ国内盤の2件のオークションについて

トリロジーのアナログ国内盤はオークションで、よく出品されていますね。

但し、通常の帯に銀色の「来日記念盤」と記された細い帯がついたものは、
あまり出品されません。

先般、この帯が目当てで競争入札が展開されました。

出品者の説明文によると、

「LPレコード  経年保管の状態です。

型番:P-8260A

状態
盤:未使用品同様。
ジャケット:内側に経年保管薄汚れありも概ね良好

付属品
ライナー:薄汚れあり。その他、概ね良好。


発送サイズは、クロネコヤマト宅急便元払い:80サイズです(持ち込み割引料金です:元払いのみ)。
ゆうメール可:340円 )

詳しくは画像にてよくご確認、ご判断下さい。中古品とご理解のうえでご検討いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。」

入札の場合は、よほど欲しいものでない限りは、出品者が送付方法をどのように設けているかを注意しなくてはなりません。
この場合、ゆうメール可になっていますが、宅配便のみしか設定されていない場合、出品者の地域によっては、かなりの金額が発生しますね。


という事で開始価格は¥300だったと思います。

これに3名の方々が札を入れ、
最終的には、¥1,201で落札されました。

応札者の評価実績は、

落札者 336件
次の方  97件
3番目の方 564件

それなりに経験を積まれていらっしゃる方々ですね。

銀帯付きで、¥1,000を超えるという事ですね。

次はもっと熾烈な競争です。

最近のそのオークションの事例です。

ELP【トリロジー】初回帯付LP+来日記念非売品7インチ盤付!


「キマシター!!!」って感じの逸品です。

オークションにも滅多に登場しないセットですね。

この品物の付加価値は2点あります。

①通常の帯の他に来日記念の銀帯がついている。

②一柳慧氏のEL&P評の7インチシングルが付属している。


画像 ドーナツ盤じゃないですね。

銀帯つきは時々登場しますし、
一柳慧氏のシングルのみは開始価格が高値で、検索するとほとんど登場しますね。

今回は、この2つが揃っているわけですから、
来日記念の完全な品物といえるわけですね。

特に、リアルタイムでファンをしていない人には、
この「一柳慧氏の7インチシングル付属」というのが解らないわけです。

私などは、ネットをやるようになってから初めて知った次第ですね。

私は、この一柳慧氏のEL&P解説シングルを、普通のシングルレコードと同じぐらいのリーズナブルな値段で入手できたのですが、
EL&Pファンにとっては、価値ある一品と認識されているらしく、
入手しすい価格で開始価格が設定されているのは、ほとんど見た事がありません。

今回のオークションの開始価格は全て揃って良心的に¥1,600でした。
無論、値段が跳ね上がる事を想定してのスタート価格であると思います。

競争者が現れなければ、超ラッキーで入手と言える品物ですね。

これに5名のチャレンジャーが登場し、

最後には、¥4,590にて落札されました。

ちなみに次の方は、¥4,490の札を入れた時点で、それ以上は入れる気がないとしたみたいでしたね。

確かにこれは、EL&Pマニアにとっては、「来日記念盤としての完全なるセット」です。
国内におけるEL&Pのレコード史を語る上では、欠く事のできない逸品と言えそうです。

もっと安ければ私も欲しいのですが、
今のところは高い金額を出してまで欲しいとは思いません。

気長に待ちたいと思いますね。

以上。

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2012年7月3日 yaplog!
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巡礼の旅 / ロバート・ベリー

2012-07-02 14:24:36 | 「スリー・トゥ・ザ・パワー / 3…TO THE POWER」
巡礼の旅 / ロバート・ベリー


画像 帯とジャケット

3(スリー)のメンバーであったロバート・ベリーのアルバムです。

このアルバムは「地球音楽ライブラリー」でも紹介されていたので、
ほとんどのEL&Pファンが知っていると思います。

現在は、国内盤は廃盤で輸入盤も入手困難なので、
ちょっと取り上げてみる事にしました。

ブックレットには、
スティーヴ・ハウ、カール・パーマー、キース・エマーソンと一緒に写した白黒写真が掲載されていますね。

但し、3(スリー)の唯一のアルバムに入りきれなかった、
あるいは収録をしなかった音源も入っていますね。

作曲のクレジットには、
ロバート・ベリー&カール・パーマー
あるいは、ロバート・ベリー、キース・エマーソン、カール・パーマー
というものもあります。

ただ、
キースとカールが演奏をしているのではないかと思われる曲も含めると、
最低でもこのアルバムには、3(スリー)ユニットの演奏曲が、
3曲は収録されていると思われます。
(これについては全く自信がありません。2曲は確実。)

キースのキーボードは、
ホント、キースの音だと解る感じですしね。

比較的プログレっぽいアレンジの曲が、レコード会社の方針で、アルバムに収録せずに終わってしまったのではないかと推定されます。

キース・エマーソンは他者の作った曲を、
いかにも自分のオリジナルといえるようにまで、
アレンジしてしまうような特技を持っていると言われます。

3(スリー)の時は、あまり知られていないロバート・ベリーの曲に対して、それを行ったわけですが、
いかんせんポップな曲へのオーケストレーションという事もあり、
特技を十分に生かし切れてあったかは何とも言い難いものがありますね。

キースは、むしろ多くの人達によく知られているアーティストの楽曲をアレンジした方が、
その非凡なる力を発揮できるのではないかという見方もできます。

なぜ、そんな事を思ったかと言いますと、
これを書くにあたって、久々に聞いてみたのですが、
明らかに「ロバート・ベリー節ポップ」ってあると感じたからです。

言葉を変えれば、「サビの部分を泣きで盛り上げるポップ」みたいな感じです。
これを「メロウ」と表現しているわけですが。

3(スリー)のアルバムで言えば、3曲目の「チェインズ」みたいな曲。

こんな感じの曲だけを、オーケストレーションしていたら、キースは不完全燃焼間違いなし。

アルバム1枚で終わって良かったのかも知れません。

それはそれとして、
私自身は3(スリー)のアルバムはそんなに嫌いではないです。

以上。

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