巡礼の旅 / ロバート・ベリー
画像 帯とジャケット
3(スリー)のメンバーであったロバート・ベリーのアルバムです。
このアルバムは「地球音楽ライブラリー」でも紹介されていたので、
ほとんどのEL&Pファンが知っていると思います。
現在は、国内盤は廃盤で輸入盤も入手困難なので、
ちょっと取り上げてみる事にしました。
ブックレットには、
スティーヴ・ハウ、カール・パーマー、キース・エマーソンと一緒に写した白黒写真が掲載されていますね。
但し、3(スリー)の唯一のアルバムに入りきれなかった、
あるいは収録をしなかった音源も入っていますね。
作曲のクレジットには、
ロバート・ベリー&カール・パーマー
あるいは、ロバート・ベリー、キース・エマーソン、カール・パーマー
というものもあります。
ただ、
キースとカールが演奏をしているのではないかと思われる曲も含めると、
最低でもこのアルバムには、3(スリー)ユニットの演奏曲が、
3曲は収録されていると思われます。
(これについては全く自信がありません。2曲は確実。)
キースのキーボードは、
ホント、キースの音だと解る感じですしね。
比較的プログレっぽいアレンジの曲が、レコード会社の方針で、アルバムに収録せずに終わってしまったのではないかと推定されます。
キース・エマーソンは他者の作った曲を、
いかにも自分のオリジナルといえるようにまで、
アレンジしてしまうような特技を持っていると言われます。
3(スリー)の時は、あまり知られていないロバート・ベリーの曲に対して、それを行ったわけですが、
いかんせんポップな曲へのオーケストレーションという事もあり、
特技を十分に生かし切れてあったかは何とも言い難いものがありますね。
キースは、むしろ多くの人達によく知られているアーティストの楽曲をアレンジした方が、
その非凡なる力を発揮できるのではないかという見方もできます。
なぜ、そんな事を思ったかと言いますと、
これを書くにあたって、久々に聞いてみたのですが、
明らかに「ロバート・ベリー節ポップ」ってあると感じたからです。
言葉を変えれば、「サビの部分を泣きで盛り上げるポップ」みたいな感じです。
これを「メロウ」と表現しているわけですが。
3(スリー)のアルバムで言えば、3曲目の「チェインズ」みたいな曲。
こんな感じの曲だけを、オーケストレーションしていたら、キースは不完全燃焼間違いなし。
アルバム1枚で終わって良かったのかも知れません。
それはそれとして、
私自身は3(スリー)のアルバムはそんなに嫌いではないです。
以上。
本ブログは、エマーソン、レイク&パーマーにまるわる品物のあれこれを、思い出、あるいは、まったくの私見と共に綴っております。
EL&Pファンのちょっとした楽しみになれば幸いです。
クイック応援よろしくネ。
2012年7月2日 yaplog!
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3(スリー)のメンバーであったロバート・ベリーのアルバムです。
このアルバムは「地球音楽ライブラリー」でも紹介されていたので、
ほとんどのEL&Pファンが知っていると思います。
現在は、国内盤は廃盤で輸入盤も入手困難なので、
ちょっと取り上げてみる事にしました。
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スティーヴ・ハウ、カール・パーマー、キース・エマーソンと一緒に写した白黒写真が掲載されていますね。
但し、3(スリー)の唯一のアルバムに入りきれなかった、
あるいは収録をしなかった音源も入っていますね。
作曲のクレジットには、
ロバート・ベリー&カール・パーマー
あるいは、ロバート・ベリー、キース・エマーソン、カール・パーマー
というものもあります。
ただ、
キースとカールが演奏をしているのではないかと思われる曲も含めると、
最低でもこのアルバムには、3(スリー)ユニットの演奏曲が、
3曲は収録されていると思われます。
(これについては全く自信がありません。2曲は確実。)
キースのキーボードは、
ホント、キースの音だと解る感じですしね。
比較的プログレっぽいアレンジの曲が、レコード会社の方針で、アルバムに収録せずに終わってしまったのではないかと推定されます。
キース・エマーソンは他者の作った曲を、
いかにも自分のオリジナルといえるようにまで、
アレンジしてしまうような特技を持っていると言われます。
3(スリー)の時は、あまり知られていないロバート・ベリーの曲に対して、それを行ったわけですが、
いかんせんポップな曲へのオーケストレーションという事もあり、
特技を十分に生かし切れてあったかは何とも言い難いものがありますね。
キースは、むしろ多くの人達によく知られているアーティストの楽曲をアレンジした方が、
その非凡なる力を発揮できるのではないかという見方もできます。
なぜ、そんな事を思ったかと言いますと、
これを書くにあたって、久々に聞いてみたのですが、
明らかに「ロバート・ベリー節ポップ」ってあると感じたからです。
言葉を変えれば、「サビの部分を泣きで盛り上げるポップ」みたいな感じです。
これを「メロウ」と表現しているわけですが。
3(スリー)のアルバムで言えば、3曲目の「チェインズ」みたいな曲。
こんな感じの曲だけを、オーケストレーションしていたら、キースは不完全燃焼間違いなし。
アルバム1枚で終わって良かったのかも知れません。
それはそれとして、
私自身は3(スリー)のアルバムはそんなに嫌いではないです。
以上。
本ブログは、エマーソン、レイク&パーマーにまるわる品物のあれこれを、思い出、あるいは、まったくの私見と共に綴っております。
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クイック応援よろしくネ。
2012年7月2日 yaplog!
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