暇人詩日記

日記のかわりに詩を書いていきます。

ずっとずっと蓋をしてきた矢先のささやかな挫折

2013-01-10 | -2013
爪が伸びた

(刃が鈍っても圧力は強く)

いくら切れども

(ねじりつぶれむちりと切断)

また爪は伸びる

気がつけば肌もずいぶんと黒ずんだ
気がつけば骨もずいぶんと硬くなり
気がつけばこの目は近くしか見ない
爪が伸びる、また伸びる

(最後に爪切りを買ったのはいつだったろう)

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