昼飯は簡単に家でありあわせの物を食って済ませました。
同居人が学生時代の友人とランチとかで、いそいそと東京ステーション・ホテルに出かけていったので、気兼ねなく大音量で、リビングを暗くして気分を盛り上げ、ホラーを楽しむことが出来ます。
嬉しいですねぇ。
本日2本目のDVDは「ブラッド・ブレイク」です。
いわゆるオカルト物ですが、舞台が刑務所の独房というのが変わっています。
物語は19人を虐殺した凶悪犯、バリーの死刑執行から始まります。
そして何も知らず、その日のうちにバリーが収監されていた独房に入れられるマイルズ。
始りは何か怖ろしい予感を感じさせる格調高いものでしたが、どうも失速気味。
そもそも独房から出られず、しかもあちこちで悲鳴が聞こえ、看守も囚人もお構いなしの虐殺が起きていることは分かるものの、外の様子が分かりません。
しかも夜中なので真っ暗。
独房で怯えている間に、隣の独房の囚人から、「バリーは毎日意味不明の独り言を言い、唯一聞き取れたのはマイルズという名前だけだ」と聞かされ、びっくり。
さらに、便器の裏から出てきた奇妙な名前のリストに、自分と娘の名前が入っていてさらにびっくり、という具合。
軽いくすぐりはあるものの、物語が進みません。
どうもバリーは邪悪な者に取り付かれており、処刑されたことから次なる宿主を求めているという設定のようです。
スローな展開に軽くイラついていると、独房の目の前で看守が半狂乱になって自殺したため、看守の鍵束を奪って隣の囚人と逃亡を図りますが・・・、という感じ。
いっそ潔いくらいB級ホラーでしたねぇ。
ちょっとお勧めはできません。
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