梅雨になると、体調を崩す人が多いらしい。
しかしこの時期、山道を歩いたり、釣りをしていると、生物たちの活気づいた姿をよく眼にする。植物の種が発芽し、キノコが出てくる。アシナガバチが軒下に巣を作り、スズメバチは山中を飛び回る。ミミズが大きくなり、それを食べようとしてイノシシが土を掘り起こす。カラスが巣を守るために、大声を出して人を威嚇する。川ではヤマメが餌を活発に食べるようになる。・・・
春が生命を起こす時ならば、梅雨は生命力を漲(みなぎ)らせる時である。
人はどうだろう。そういう生命のサイクルに入っているのだろうか。不快だと感じるのは、室内にいるからではなかろうか。外に出て汗でもかけば、気持ちよく過ごせるはずだ。
※「蜂の子」を釣りの餌に使ってみたいと思っていたが、しっかりと守られていて、取るのは難しそうだ・・・