お世話になった方へのプレゼントも渡し、初めての札幌ドームで野球も楽しんで、残る目的はただ一つであった。
大通公園一帯で行われるグルメイベント「札幌オータムフェスト」である。
なにぶん屋外イベントのため前日は台風で全会場が中止となり、足を運ぶとしたらこの日しかなかった。
会場は大通公園に広く展開していて、荷物を持った私は狙いをしぼって1丁目の「オクトーバーフェスト」の会場を目指した。
今回の場合、オータムフェストはグルメイベント全体、オクトーバーフェストはその中のビールを中心に楽しむセクションを指している。
写真では晴れているが、台風の名残りか天気雨っぽい変な空模様の中、1丁目近くに着いた。
目的通り、オクトーバーフェストの会場に着いてはみたが、スペース的にはテレビ塔の真下を使っているだけのあまり広いとは言えないものだった。
スケールや雰囲気は残念ながら名古屋市内で7月にあった同じようなイベントには劣ると感じた。(1丁目以外のブースには行っていないので念のため)
加えてやはりイベントの常、メニューそのものも高値横並びで、朝っぱらから一杯1,200円のビールというのも気が引けた。
今回の旅の柱に据えていたつもりが、写真だけ撮って退散という自分でも予想のつかない流れになった。
ビールを楽しんだはずの時間を使って、まずはテレビ塔のすぐ隣にあるNHKの札幌局を冷やかした。
最北の離島である礼文島をテーマにしたギャラリーもあって、わずかな時間だが楽しめた。
テレビ局だから致し方ないが、警備員さんの数が多く、何となく「見られている」感覚になったので、あまり長居はできなかった。
放送会館自体も少し古さを感じたのは、市内全体が再開発で新しい建物が増えているからだろうか。
結局JR札幌駅までたどり着き、これまでは行けていなかったJRタワーの展望台に上がることにした。
地上160mからの眺めは大変素晴らしいもの、大通・すすきの方面もさることながら、北海道大学から札幌競馬場を望む景色がより気に入ったので、本欄にはその写真を載せる。
タワーはJR札幌駅の真上にあるから当然ながら線路はタワーの真下である。
ズーム付きコンデジの泣き所でもあるフォーカスの合いにくさと格闘しながら何枚か鉄道写真も撮ってみた。
たまたま特急列車のすれ違いで、車両の鼻先がピッタリ合った瞬間をとらえた写真が1枚できたので、これも載せる。
右側の列車はカラーリングから臨時運行のものと思われる。
タワーから下り、早めの昼食(最後の締めは札幌ラーメンの定番のお店)をとって、昼過ぎには新千歳空港に向かった。
この日は平日ながら人が多く、旅の疲れもありわずかの時間だが快速エアポートの指定席に乗り込んでユッタリと移動した。
今回は飲食でそれほど散財しなかったので、520円の贅沢くらいはいいだろう。
新千歳空港では、見た目は晴れている空が運行上はあまりよろしくなかったようで、空港の上空が混雑して機材遅れが頻繁に発生する状況であった。
私が乗る予定の便も最終的には25分遅れの出発となり、中部空港に着いたのは結局定刻より40分ほど遅れてしまった。
しかし、もし今回の旅の最終日を前日の18日にしていたら飛行機が飛ばない可能性もあったし、飛んでもすんなり中部空港に降りられたか分からなかった。
今回の旅は台風の動きを終始気にしながらのものだった。
しかし、道内で台風がひどかった18日がちょうど移動日ではなかったことで、事前に組んだ日程を、若干順番は狂いながらもほぼ予定通りにこなすことができた。
天候不安の中、細かいハプニングはあったが致命的な事態に遭遇しなかったのはまさに奇跡的というよりほかはなく、今回も大きな満足感を得て帰ることができたのであった。
大通公園一帯で行われるグルメイベント「札幌オータムフェスト」である。
なにぶん屋外イベントのため前日は台風で全会場が中止となり、足を運ぶとしたらこの日しかなかった。
会場は大通公園に広く展開していて、荷物を持った私は狙いをしぼって1丁目の「オクトーバーフェスト」の会場を目指した。
今回の場合、オータムフェストはグルメイベント全体、オクトーバーフェストはその中のビールを中心に楽しむセクションを指している。
写真では晴れているが、台風の名残りか天気雨っぽい変な空模様の中、1丁目近くに着いた。
目的通り、オクトーバーフェストの会場に着いてはみたが、スペース的にはテレビ塔の真下を使っているだけのあまり広いとは言えないものだった。
スケールや雰囲気は残念ながら名古屋市内で7月にあった同じようなイベントには劣ると感じた。(1丁目以外のブースには行っていないので念のため)
加えてやはりイベントの常、メニューそのものも高値横並びで、朝っぱらから一杯1,200円のビールというのも気が引けた。
今回の旅の柱に据えていたつもりが、写真だけ撮って退散という自分でも予想のつかない流れになった。
ビールを楽しんだはずの時間を使って、まずはテレビ塔のすぐ隣にあるNHKの札幌局を冷やかした。
最北の離島である礼文島をテーマにしたギャラリーもあって、わずかな時間だが楽しめた。
テレビ局だから致し方ないが、警備員さんの数が多く、何となく「見られている」感覚になったので、あまり長居はできなかった。
放送会館自体も少し古さを感じたのは、市内全体が再開発で新しい建物が増えているからだろうか。
結局JR札幌駅までたどり着き、これまでは行けていなかったJRタワーの展望台に上がることにした。
地上160mからの眺めは大変素晴らしいもの、大通・すすきの方面もさることながら、北海道大学から札幌競馬場を望む景色がより気に入ったので、本欄にはその写真を載せる。
タワーはJR札幌駅の真上にあるから当然ながら線路はタワーの真下である。
ズーム付きコンデジの泣き所でもあるフォーカスの合いにくさと格闘しながら何枚か鉄道写真も撮ってみた。
たまたま特急列車のすれ違いで、車両の鼻先がピッタリ合った瞬間をとらえた写真が1枚できたので、これも載せる。
右側の列車はカラーリングから臨時運行のものと思われる。
タワーから下り、早めの昼食(最後の締めは札幌ラーメンの定番のお店)をとって、昼過ぎには新千歳空港に向かった。
この日は平日ながら人が多く、旅の疲れもありわずかの時間だが快速エアポートの指定席に乗り込んでユッタリと移動した。
今回は飲食でそれほど散財しなかったので、520円の贅沢くらいはいいだろう。
新千歳空港では、見た目は晴れている空が運行上はあまりよろしくなかったようで、空港の上空が混雑して機材遅れが頻繁に発生する状況であった。
私が乗る予定の便も最終的には25分遅れの出発となり、中部空港に着いたのは結局定刻より40分ほど遅れてしまった。
しかし、もし今回の旅の最終日を前日の18日にしていたら飛行機が飛ばない可能性もあったし、飛んでもすんなり中部空港に降りられたか分からなかった。
今回の旅は台風の動きを終始気にしながらのものだった。
しかし、道内で台風がひどかった18日がちょうど移動日ではなかったことで、事前に組んだ日程を、若干順番は狂いながらもほぼ予定通りにこなすことができた。
天候不安の中、細かいハプニングはあったが致命的な事態に遭遇しなかったのはまさに奇跡的というよりほかはなく、今回も大きな満足感を得て帰ることができたのであった。