blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

8月16日の行状

2018-08-24 19:46:22 | 旅行
長い夏休みの後半は、いよいよ青春18きっぷをフル活用しての鉄道旅のスタートである。
ただ、スケジュールの都合上、地元から上越市までは新幹線の力を借り上越妙高駅へ。
旧信越本線で直江津駅まで出て、そこからは長岡行き快速、長岡からは新潟行き快速と、各駅ではない列車をうまくつないで昼前には新潟駅に着いた。



当日はこれ以上の大きな移動はなく、まずは越後線で2駅の関屋駅に向かった。



なぜわざわざ普通の住宅地が中心の駅で下りたかというと、駅から徒歩5分くらいのところにある公園を目的としていたからである。
その公園が下の写真。



何ということはない公園に見えるが、実はここが旧新潟競馬場の跡地である。
石碑が建っていて、関屋から現在の場所に競馬場が移った経緯が記されている。
ちなみに今も夏の新潟開催には「関屋記念」という距離1,600mの重賞レースが組まれている。



競馬ロマンに浸った後は新潟駅に取って返し、いったんバスで新潟市の繁華街である古町まで。
天気が悪い中ではあったが、ただただ街歩きがしたくて行って見たところ、通称「ドカベンロード」(水島新司マンガストリート)という通りがあるので足を運ぶことにした。
新潟出身の水島新司さんはドカベン以外にも野球マンガを多く残されている。
通りには、「あぶさん」や「野球狂の詩」にちなむ銅像もあったが、やはり個人的にも最も馴染み深いのは「ドカベン」で、銅像の数もいちばん多かった。
以下、山田、里中、殿馬、岩城の順。









大雨の中、古町のアーケードを頼りに何とか万代橋までたどり着き、苦しい態勢ながら何枚か写真を撮った。
万代シティのレインボータワーには「さようなら」の文字があったから、近々取り壊しになるのかもしれない。





当日は早めに宿に入ることは決めていた。
夏の甲子園で3回戦まで勝ち進んだ富山県代表の高岡商が、後に選手権を制する大阪桐蔭と対決する試合をホテルのテレビで観戦したかったからだ。
負けはしたもののスコアは1-3の僅差、しかも相手の4番バッターを無安打に抑えての山田投手の11奪三振の力投は、富山県勢の夏の大会としては屈指の輝きを放つ成果として記憶されるだろう。
来年以降、富山県勢も少しは警戒されるような存在に徐々にでもなっていってほしい。

せっかくなので遊びたい気持ちもあったが、雨がやんだ夜もちょっとした街歩きと普通の食事のみで終わらせ、今回ではいちばん移動距離の長い次の日に備えてこの日は早めに休むことにしたのであった。

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