blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

惜別?

2018-09-09 23:15:40 | 休日
この週末は、金曜は毎度毎度のガツ飲み、土曜の午前中はぐったりという何度も繰り返された流れとなった。
しかし週末だからといって、この期に及んではベタ寝だけで週末をやり過ごすことができない。
もうすぐ当地を離れる準備を今から少しずつでも始めないといけない。
前回、つまり3年前、当地に来る時は休職期間中に引っ越しの準備をすればよかったから、かえって余裕が出過ぎて結局間際にバタバタになってしまった。
今は平日は仕事をしながら月末近くを目標に準備が必要なわけで、体に疲れが多少あっても物事は日々前に進めておかないと何となく不安である。

日曜の午前までで、いるもの、いらないもの、何とかより分けて、段ボールもゴミ袋もたくさんできた。
金属や家電など収集日が限られるものはその日付、また使わなかったテーブルや座椅子など大きなものはどうすればよいかも調べ、あとは運ぶだけになっている。
難敵はたまりすぎているCDやDVD、書籍の類であるが、資料性も高く記念になるものが多いので正直捨てるまでの決心がつかないものが多い。
引っ越しをするたび荷物を減らすことはいつも意識するが、今回は主に衣類にターゲットを絞り、クタクタになっているものはひと思いにゴミ袋に放り込み(眺めると捨てられなくなる)、量的にはだいぶ少なくできた。
あとは、なるべく運送屋さんにお任せできるものの割合を多くし、前回のように両親に負担をかけ過ぎないようにしたいと思う。

さて、土日を片付けだけで終えるのもどうかと思い、午後からは外出することにした。
とはいえ、昼を過ぎてから行ける場所は限られるので、行き先は愛知県の玄関口の一つである犬山市とした。



犬山という土地は、おそらく私がかなり幼少の頃(5歳くらい)に両親に連れてきてもらった記憶がある。
小さな時だからどこで何をしたかはあまり覚えていないが、犬山に来たという事実だけははっきりしていた。
当地近辺では最も早くに足を入れた土地であるし、ずいぶん時間が経って愛知に仕事で来てからは、愛車の点検は木曽川対岸の岐阜県各務原市のショップにお世話になっていた関係で犬山市を通ることが多かったから、もともと私には縁のある土地だったのかもしれない。
そんなゆかりも心に抱きつつ、主に名鉄犬山遊園駅の近くを散策しながら写真を撮ることにした。

まずは天守のシャチホコが直った国宝・犬山城。
木曽川の流れと組み合わせると、また何とも言えない風情があった。





また木曽川には自動車と鉄道の橋が並んでかかっていて、あまり電車自体にはお世話にはなれなかったが、しばらくは撮り鉄も楽しんだ。





当地にはまだまだ名所も多く、できるだけいろんなところを見ておきたいとは思うのだが、残された時間もわずかとなり、頭にある全てをかなえることは無理である。
三重県側から和歌山県に入る旅行の計画も、近いうちに実現させるのは難しくなった。
仕事が変わるバタバタで、10月アタマの3連休を使って行こうと考えていた北海道もキャンセルにする予定である。
そのまたひと月先、佐賀市で行われるバルーンフェスタも、地元からではかなり難儀な行程になるため、再考を余儀なくされている。
当地はやはり大都市名古屋を近くに抱え、何だかんだでいろんな交通手段によって様々な地方に行きやすい土地であることは確かである。

それでもやはり、仕事で来た土地で、ある意味不本意な状況に置かれていることがあり、そこを会社も考慮してくれた上での今回の異動話だから、一度ホームタウンに帰るというありがたい機会を最大限に生かしたいと心から思うのである。