blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

人が動く季節へ

2018-09-08 21:45:34 | 休日
台風に地震といろいろあった今週、その最後、我が社では人事異動の発表があった。
半年に一度、4月と10月の異動は、年度の節目に当たるからどこもそうだろうが規模は大きい。
我が社においては、おなじみとなった「組織変更」に伴って肩書きのみが変わる(やる仕事は同じ)人数がやたらに多い内容で、実際に転居を伴う場合となると割合としては多くないと思われる。

さて、私が8月の終わりにあくまでも非公式な話として当地を離れることはできるかという打診があったことは書いた。
昨日一定以上の偉い人は公にも(会社のサイトや新聞なども含めての意)、それほど偉くない人は社内だけに発表があったものの、実は今本欄を書いている段にあっても、私自身が異動にかかったのかどうかすら分かっていない。
もちろん10日ほど前にそんな打診が来れば、今回の異動にかかる確率は高いので、特に今週に入ってからはいつ発表になるか気を揉んでいたのは確かである。

ではなぜ、すでに対象外の人にも入っている情報が、ある意味一刻でも早く情報を知りたい私に入っていないのか。
それは金曜日の終業間際の事情による。
そもそも夕方ギリギリの発表ではあったらしいのだが、この日も私はそれこそ時間ギリギリまで仕事をしていて、部署の「シマ」に帰って来たのは終業およそ2分前くらいだった。
もちろん異動のことは気になるからシマの共用PCで確認をしたいと思った。
しかし、その時点では何とPCがシャットダウンになっていて、確認するにはもう一度PCを立ち上げる必要があった。
立ち上げるのには数分もかからないが、ほどなく終業のチャイムが鳴り、今にも泣き出しそうな怪しい空模様だったこと、また一分一秒でも早く職場から帰りたい気持ちの方が勝ってしまって、せっかく出ている情報を確認せずに自宅に向かうことになってしまった。

社内的には残業削減がうるさく叫ばれるようにはなっているものの、終業前にPCが落ちていることはいつもはなく、通常はその日最後に帰宅する人がPCを落として帰る。
なぜその日だけまだ全員が会社に残っている時間にPCが消されていたのかは知らないし、どうしてもと思えば自分でもう一度PCを起動させて確認することは可能だったとは思う。
しかし、すでに情報が知れ渡った後で、もし私が異動にかかっていれば誰かが何かは言ってくるはずだが、誰も何も言わなかった。
私も自分のことは自分から人に聞きたくなかったから、結局今もって私が異動にかかったのか、かかったのなら行き先はどこなのか、を知らないのはそのためである。

あるいは、よほどかわいそうな行き先になっていて気を使って声をかけられなかったという話かもしれないし、そもそも今回はかかっていないのかもしれない。
結局は、最近繰り返し書いて来たように、私が異動の対象だろうがどうだろうが、特に病気から復帰した5月下旬以降、私はシマの中には「いない」ことにされてしまっているのが根本の原因なのであろう。
事実、半期の棚卸の後に予定されている社内でのちょっとした食事会の出欠に関して、紙まで回ってきているのに上司は私にだけは声をかけなかったのがその証拠である。

異動にかかっていたとして、中身は月曜になればイヤでも分かるからよい。
今日もそうだが、明日もあまり天気は良くないようだ。
今日一日でだいぶゴミはピックアップできたが、明日も外出は控えめにして3年間でお別れとなるであろう部屋の整理整頓に貴重な時間を使いたいと思っている。