blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

自分を思う人

2018-09-03 20:39:44 | 日記
先週の今日以来、気分的にはモヤモヤとした日が続いている。
会社の事務所に呼ばれ、今後の環境の変化を「示唆」はされたものの、まだ公(社内的)には何も発表になってなく、しかし当の私はと言えば、モノが多すぎる自室の現状を何とかしようと早くも「その時」に向けての準備に取り掛かっている。

職業人だから、いくら公の発表があったところで期限いっぱいまではベストを尽くすのが建前ではあるが、今いる職場のいわゆるローカルルールのようなものを改めて覚える必要は感じなくなるし、近いうちに顔も見なくなる人間に今さら気を使うこともしたくなくなるのは人情としてはある。
さっさと発表してもらって気分的にすっきりしたいのだが、私だけが候補ではないから今しばらくは辛抱である。

そもそも、私の今後が明らかとなったところで、その後から急に態度が変わる人間や、余計な絡み方をして来る人間が現れたとしても私としては相手にしない。
当地での3年間は、こと仕事に限れば楽しい思い出はほとんどないし、今現在において本当に自分に関心を持って接してくれる人間などトンと思いつかない。
過去には、昼休みの話し相手になってくれた人、こんな私にどうしてかと思うくらいの笑顔で接してくれた人もいたが、それらは皆、示し合わせたかのように退職や転勤でいなくなってしまった。
会社には仕事をするために来ているとは言え、会社に出て行く上で仕事以外の楽しみや張り合いがなくなってしまっているのが現状である。

私の行く末がいずれかのうちに他人に知れ渡ろうがどうなろうが、私としては決められた日まではしっかり出席をしてわずかでも今の職場に貢献するだけである。
特に今から誰かと親しくなる必要もなければ、逆に無駄なケンカをして、ただでさえ気まずい現状に油を注いで著しく後味の悪い去り方もしたくない。
今後互いに、今からどれだけ言葉を尽くしたところで、ほぼほぼ全てが嘘っぱちであることも分かっている以上、できるならば当たり障りなく静かに去っていきたいと思うのだ。

仕事を離れれば、まだ正式には何も決まっていない今にあっても自分のために涙してくれる人がいる。
最近顔を合わせたのにそのことは言い出せず、後に私から発信されたものを見て寂しがってくれる友人がいる。
当地での現状を漏らせば「幸せになるならここは離れたほうがいい」と即座に言ってくれた人もいる。
残念ながら職場では実感できなかった他人の優しさを、プライベートでは感じることができている。
もちろん当地で初めて出会って仲良くなった人も含まれるから、それだけでも当地にいた3年間には意味がある。

それでもやはり、今より幸せになるためには可能な限り早く当地を離れることがいちばんの近道だ。
もちろん、違う環境に行ったから自動的に幸せが来るわけではなく、そこには自らの努力も必要不可欠であることを付け加えて今回のエントリーを閉じたい。