blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

徐々に

2018-09-16 21:24:23 | 休日
世の中的には3連休が2回ある9月だが、我が社では9月24日を夏休みのどこかに振り替えたため、3連休は今回だけである。
本来ならば、久々に愛車にがんばってもらって、三重県の海岸線を延々走って和歌山県に入るという旅行の計画も頭にあった。
事前に宿泊などは押さえていなかったのでよかったが、何せ8月終わりの会社での話を聞いて、この3連休は旅行どころではないと腹をくくり、自室の整頓を一気に進めていく予定であった。

幸か不幸か、10月初めの異動になぜかかからず、もうしばらくは当地にいることになるが、こうなってしまうといつ動くのかは全くの未知である。
10月の次は1月(年度の最終四半期の区切り)などと決まったものがあるわけでもなく、中途半端な月でも小さいながら人が動くことはある。
いつその時が来てもいいよう、話は変わってしまったが10月に動くくらいの勢いで自室の掃除と整頓、荷造りにここまでは多くの時間を割いている。

今の自室は、いつ引っ越しするか分からない人間の部屋とは思えない状態になっていて、もう段ボール箱がたくさん積み上がっている状況だ。
当地に来る時に使った段ボールはずっと残してあったが、いよいよ足らなくなってきたので、明日はスーパーに買い物に行った時に不要な段ボールをごっそりもらってこようと思っている。

とはいえ、最低限の生活、炊事や洗濯、入浴に睡眠などはしばらくは続けなくてはいけないから、大きなものは片付けられない。
今のところは緊急性のないものだけを整頓しただけで、大きなもののことを考えるのは実際に今度こそ当地を離れることが本決まりになってからでないとどうしようもない。

整頓の合間を縫って、時間つぶしには格好である中古屋さんめぐりなど、ここ2日間は一つ一つは小さいが買い物をけっこうした。
いらないものを捨てる過程で、必要になってくるものもある。
この期に及んでモノを増やすのもどうかとは思うが、実質使えないものを後生大事に抱えているのならひと思いに捨ててしまって、古着や中古品でもいいから最低限補充しておくことに関しては無駄とは言わないだろう。

いずれにしろ、私がもう当地にいらないという話は引っ込みがつけられないはずなので、そう遠くない時期には初めての土地であった当地を離れることになる。
私自身はつらい状況の中でも特に動かせだなんだという希望は出さずにきたが、動きたくて希望を何度出しても動かしてもらえない人間もいると聞くから、案外これから数年ズルズルとい続けることになるのか。
いやいや、今の私を取り巻く異常な状況を考えると、最低でもひと月延びると分かっただけで気が狂いそうに感じたのに、年単位などとなると本当におかしくなってしまうかもしれない。

受け入れ先が見つからないというなら、見つかるまでは当地にいる。
どうしても見つからないというなら、私もいい大人だ、その時は考える。
死ぬわけでもない話にいちいち狼狽してばかりもいられない。
人から笑われそうなことでもいい、あらゆる選択肢を思い描いて、どんなことが起こっても必ず生き抜いていくのだと誓う3連休中日の夜である。