blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

2回目

2017-12-03 19:56:31 | 休日
先週の楽しい旅行に続いては、月金の勤務が普通に5日間あった。
その日その日でキチンと休んでいるつもりでも、金曜あたりには口内炎ができるなど、疲れのサインが出てしまった。
この土日は好天に恵まれたが、土曜はまず何もしないことを自分に許し、最低限の雑事だけをこなして疲れを取ることに専念した。

まるまる一日の休養というのは大きなもので、今日は外に出たいという気力が戻った。
例年春と秋、それぞれわずかな期間だけ開放される「愛岐トンネル群」(旧国鉄中央本線の廃線跡)の今秋の開放が今日で最終日だったため、最寄りのJR定光寺駅に向かった。
駅近くの案内板。



当地に一昨年に来てすぐの秋の開放時に初めて来て、今日はそれ以来の2回目の訪問であった。
当地・春日井市の保存再生委員会の尽力により、大変な数の観光客にも訪れやすい状態に整備されていることには感謝の一語しかない。
かと言って完全な観光地にするのではなく、安全上必要な部分以外はなるべく手をつけないで残していこうという思いが感じられた。
「愛岐」という名前の通り、廃線跡は岐阜県の多治見市にも続いているが、多治見市側では発掘や整備が行われていないため散策は春日井市と多治見市の境目で行き止まりとなる。



行政の垣根を越えて多治見市側の整備もなされることにより、国内でも第一級の産業遺産を歩くフットパスが完成、と春日井市側は思い描いているが、現実はなかなか厳しいようである。

つべこべ解説にもならない駄文を綴るより、この先は画像をご覧いただきたい。
写真撮影にあたってはイヤな要素であるはずの逆光が思わぬ仕上がりを生んだものもあった。
私は撮影機器にはまったくこだわらないが、構図にはけっこう時間をかける。
自分なりに「いい写真」をなるべく他人が入らないように撮るのが、難しいながらも楽しい作業である。

















単調で平板な毎日を過ごしていると、知らず知らずに悪いことばかりが頭に浮かび、それほど現実が客観的に悪いとは思えない中でも必要以上に暗い気持ちになったりしてしまう。
そういう時は、自分のことなど誰も知らなかった赴任当初のことを考えるようにするのが第一、そして今日のように行きたいところに行って楽しみたいように楽しむ休日を作ることがもう一つの大切な心のリセット法である。
何とか明日からの一週間を乗り切るだけの気持ちの充電はできたようだが、決して油断することなく、自らのミスなどくだらないことでムダに消耗しないように心がけていきたい。