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筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

思わぬハプニング

2009-06-11 19:50:51 | 日記
午前中はずいぶん激しい雨が降ったが、午後からはウソのように晴れ上がった。
けっこう無駄に髪の毛が伸びてしまったので、おとなりの射水(いみず)市にある床屋さんに行くことにした。
くどいようだが今はクルマが使えないので、JRでひと駅だけ乗って小杉駅で降り、歩いてイータウンと呼ばれる買い物エリアに行った。
クルマで行けば何ということはないが、近くに思えても駅から実際に歩くとけっこう遠い。

さて、用事を済ませてまた小杉駅に戻ろうと市のコミュニティーバスに乗ったが、これがまったくの方向違いで、どんどんと市の北部である新湊(しんみなと)地区に向かって進んで行った。
「失敗した~」と思ったが、どうせどこまで乗っても料金は一緒なので、終点まで行ってやろうと頭を切り替えた。
新湊地区をはじめ、あまり富山県の西部には縁がないため、バスの終点からどこに行こうか悩んだが、市内を流れる内川が近くにあり、川沿いをノンビリ歩くことにした。
港町だけあって漁船がたくさんつながれていて、一種独特な光景であった。
昔ながらの入り組んだ街並みだから、クルマだったら見逃していたであろう風景に多く出会った。
思いがけず今まで知らなかった土地で、ちょっとした観光ができた。

射水市は富山市以上にコミュニティーバス路線が整備されていて、街なかを歩くといたるところにバス停を見つけることができる。
民間の路線バスが全国的に衰退する中、良好事例として視察を受けることもあるらしい。
観光協会で時刻表をもらったが、かなりきめ細かい設定で路線の数も多い。

夕方自宅に戻りテレビのニュースを見ると、今度は地元の呉羽地区のコミュニティーバスが紹介されていた。
言われてみてなるほどと思ったが、呉羽地区は高齢化がかなり進んでいて、こういった交通へのニーズが強く、事業としても黒字が維持されているようだ。
さらなるダイヤ改正も予定されているようで、現状の私にとってもありがたいことだ。
いずれクルマは復活はさせたいのだが、なるべく使わない方向で生活していければ越したことはないのだろう。

思いがけない形とはいえ、おとなりの市の交通も少し勉強できたのだから、今日はこれでヨシとしよう。

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