フランス料理用語で「ア.ラ.ナージュ」という表現があります。
「泳ぐように」的な意味だったと思いますが、通常ヒタヒタのソースに主素材が浸かっているような提供方法の時に使うようです。
「オマール海老のナージュ」とか「帆立貝のア.ラ.ナージュ」などなど・・・・・
肉料理でも「ア.ラ.ナージュ」と命名している場合もありますが、概ね魚料理の事が多いですね。
という事は普通は白ワインで合わせることになります。
しかし私は赤、それもピノノワールでお勧めすることが多いのですね。
例えば今のメニューに出ている「スッポンとそのコンソメ」や「鮟鱇と人参」という料理は正に「ア.ラ.ナージュ」の手法です。
つまり「美味しい出汁に浸っている」のです。
「出汁の旨味で召し上がっていただきたい」と言うのが料理人からの発信のはず。
ならば出汁を美味しくするワインは?となるとピンノワールが筆頭かな、と思っているのです。
出汁=液体が口に残っている内にピノノワールを追いかけると、その旨味が「ぐわ~~ん」と広がります。
で、和の世界に目を向けると・・・・・
冬の日本はそういう料理が多いですね。
水炊き、寄せ鍋、お出汁に焼いたグジ(関西で甘鯛のこと)、ブリ大根、おでん・・・・
枚挙に暇がありません。
実は「ピノノワールは出汁の友」なんですね!!
ま、関西は特にそうかも知れませんし、他の地方では若干違うのかも知れませんが・・・・
ちなみに夏は素麺ツユにピノも美味しいんですよッ!!!
一度、お試しくださいネ!!
そむりえ亭でもご自宅でも・・・・・・
樋口誠
「泳ぐように」的な意味だったと思いますが、通常ヒタヒタのソースに主素材が浸かっているような提供方法の時に使うようです。
「オマール海老のナージュ」とか「帆立貝のア.ラ.ナージュ」などなど・・・・・
肉料理でも「ア.ラ.ナージュ」と命名している場合もありますが、概ね魚料理の事が多いですね。
という事は普通は白ワインで合わせることになります。
しかし私は赤、それもピノノワールでお勧めすることが多いのですね。
例えば今のメニューに出ている「スッポンとそのコンソメ」や「鮟鱇と人参」という料理は正に「ア.ラ.ナージュ」の手法です。
つまり「美味しい出汁に浸っている」のです。
「出汁の旨味で召し上がっていただきたい」と言うのが料理人からの発信のはず。
ならば出汁を美味しくするワインは?となるとピンノワールが筆頭かな、と思っているのです。
出汁=液体が口に残っている内にピノノワールを追いかけると、その旨味が「ぐわ~~ん」と広がります。
で、和の世界に目を向けると・・・・・
冬の日本はそういう料理が多いですね。
水炊き、寄せ鍋、お出汁に焼いたグジ(関西で甘鯛のこと)、ブリ大根、おでん・・・・
枚挙に暇がありません。
実は「ピノノワールは出汁の友」なんですね!!
ま、関西は特にそうかも知れませんし、他の地方では若干違うのかも知れませんが・・・・
ちなみに夏は素麺ツユにピノも美味しいんですよッ!!!
一度、お試しくださいネ!!
そむりえ亭でもご自宅でも・・・・・・
樋口誠