つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

智慧の目

2018-09-19 | Weblog
あれこれと議論することが不要である物事だから不思議という。
智慧の身に付いた思いは、すべてに対して即断となるもので、
そのために、瞬時な行動が伴うものである。
それはまた、すべてに対して的を得た判断となっているために、
事なきを得、害されずに済むものである。
観音力というのは、即正しい対応がなされる力である。
そのために、知恵を身につけ、観音と呼ばれるようになった人の心念の力は、
このような力であると例えて述べているのが観音経である。
不思議な力という。つまり、道理を得たための力が具わるのである。
観音経は、
観音力に祈るための経ではない。
だから、
祈ったところで願いはかなわない。
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