つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

自らに然る。

2006-05-11 | Weblog
人の手を加えることなく咲く花の美しさ。
見える人がいるだろうか?

人が見るために咲いたのではないのに、いまこのときばかりと咲き誇る。

時はある。旬はある。時機はある。
これを誤ると狂ったものとなり、いいものでも怪しくなる。うまくいかなくなる。

時を創るまで、怠ることなく調えて行く。
そうすれば、その時がみえてくる。

時を誤り、見過ごしてしまうのは、身を調えようとせず、しなかったため。

時は矢の如し。
いつの世も空振りしたのでは、生き返る苦しみ(輪廻)から逃れられず、
まして、美しいものに転生できればまだしも、醜いものに生まれたらどうだろう?
それでも、「来世には・・」と思うのは、はなはだ哀しい。

的確に時をとらえて、このときばかりと我が身の見事な調べを奏でる。

自然にくらせば、自らに然る。誤ることが無い。

想いは正しく調えられて、目的は達成される。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秘密にしておく | トップ | 沈黙 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事