38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

少し品薄、夏への助走。

2011年06月16日 | 農と暮らしの日記
つい先日も載せた不耕起の南瓜。
昨日、小麦を刈ってその藁をすぐにここの畝間に敷いた。このところ生育が著しく、蔓がそろそろ畝間に伸び始めていたのでちょうどよい頃合いだった。花も咲き始め、こうなればあとは草とりも含めて8~9月頃の収穫までほぼ放任。ここまでは昨年の耕起栽培と同じくらいの生育状況だけれど、問題は肥料分が後半までもってくれるかどうか。たぶん、ちょっと多めに藁の上から追肥をすることになりそう。



木曜、予報通り未明(か前夜遅く?)から終日の雨。
朝:6時半頃からごはん。

午前:しばらく机しごと。
木曜の野菜セットはすべて宅配便で夕方16時頃までに仕上げれば集荷に間に合うから、同じ出荷日でも配達のある月曜、火曜、金曜のように「昼前には仕上げてしまわなければ」というせわしなさがない。いや、天気がよければそれでも昼には仕上げて畑に出てあれこれやらなければならないことが山積みなわけだけれど、今日はずっと雨の予報だから。

8時半頃から畑に出て水路など見回り、そして収穫。
10時頃に戻って荷作り。宅配便の方は「送料に見合う」ということも重要だからだろう、サイズは「中」か「大」と大きめなのだけれど、「毎週」ではなく「隔週」や「月1回」というお客さんが多い。だから、生鮮野菜よりも日持ちする根菜類を多く入れることができるので、畑の野菜が品薄気味の季節でも「胃にやさしい」という感じ。お客さんの胃ではなく僕の。「心臓」にやさしいとも言える。あるいは「脳」にやさしいのか「肝」にやさしいのか、科学的にはどうなのかよくわからないけど。

ただ、今日は初めてのお客さん、つまり「お試し」のセットも多かった。
となると、ある程度はバランスのよい「こんな感じのが藤田家族の野菜セットです!」という内容でお届けしたいし、だけれど品薄だし、というわけで、きりきりきりきりと音が聞こえそうな感じで荷作り。まあ、取り繕ってもこれから末永くのお付き合いをお願いするわけなので、最初から包み隠さずでいければ、それはそれでこちらは気が楽なのですが。

午後:とりあえず荷作りが終わって昼ごはん。
食後に、伝票書いたり箱詰めしたり。15時頃から、田植えに使う「八角ころがし」の修理。昨年までは地域の方に毎年お借りして使わせてもらっていたのだけれど、引っ越してちょっと離れてしまったこともあって、今年は新しくちょっと小ぶりのものを導入。新しく、と言っても新しいわけでは当然なく、古いのを修理して使う。今日はとりあえず木の枠組みの修理で、釘を打ち直して、古い縄を取り外すところまで。明日のうちに新しい縄をかけ直して明後日6/18(土)の本番に間に合わせなければ。

まだまだ参加者募集中です。
手で苗を植えるだけ、とても簡単、子どもさんも大歓迎、もちろん無料です。朝8時半頃からご都合のよい時間においでください。昼前頃に終了、お時間あればうちで一緒に昼ごはんしますのでお弁当ご持参ください(うちの野菜でちょっとおかずも作ります)。電話とFAX.0897-53-1351またはメールなどで。少雨決行。泥で汚れたら洗ったり、着替えなども家でできます。短パン、シャツ、裸足で植えます。移動用にサンダルあれば便利。飲み物、タオルもご持参ください。詳しくはお問い合わせください。

夜:19時から青年農業者協議会の役員会、丹原の県庁舎で。
秋に焼き芋にするさつま芋の定植作業やその他の行事の段取りについての話し合い。20時終了、21時前に帰宅、晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
新玉葱、新じゃが(メイクイン)、まびき人参、ズッキーニ、キャベツ、ロメインレタス。
他にセットによって、小大根、茄子の若どり。
[参考]最近の野菜セット例はこちら
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小麦収穫、約100kg。

2011年06月15日 | 農と暮らしの日記
2畝ほど、こじんまりと作っている小麦を収穫した。
2条刈りのバインダー(刈り取って結束する自走式の機械)で約1時間、そのあとハーベスター(自走式の脱穀機)で約1時間。薫とふたり、午前中で終わった。明日から雨なのでその前に終わってよかった。調製前の目方で約100kg。唐箕で屑を飛ばしても90kgほどはとれそう。たぶん梅雨の間に製粉し、昨年と同様、「全粒粉」で野菜セットのお客さんなどを中心に販売する予定。まだ「玄麦」の状態なので、どんなかたちでもお分けできます。お気軽にお問い合わせ、ご相談ください。



水曜、野菜セットの出荷はない日。薄曇りの一日。
午前:ごはんのあと、上記の小麦収穫作業。現地での作業そのものは短時間だけれど、機械類をそこに持って行くのに時間がかかる。
午後:小麦収穫跡などあちこちトラクタ耕耘作業2時間ほど、さつま芋の手除草2時間ほど、明日出荷分の一部収穫、19時戻り。
夜:薫は中学校の講演会で出かけ、3人で晩ごはん。



昨日、うちで話していて、新たな「西条弁」に気付いた。
とくに西条に限った方言ではないかもしれないけど、いわゆる関西弁として「西日本」に普遍的でな言い方ではないようだ。それは、「だれだれ」「どこどこ」など。僕自身は高校を卒業して西条を離れたので、西条弁はさほどディープな話し手ではないと思っているのだけれど、なにげなく「どこどこ行くん?」と渚だったかに尋ねたようだ。用法としては、「中学校の修学旅行はどこどこ行くん?」「雨の前に草引いとかんといかんけど、どこどこやっといたらえんかいね?」という感じ。「だれだれ」も同じで、「誕生会にはだれだれ呼ぶん?」。ほかに、「いま決まっとる年内の会議は、いついつ?」、「そのときはこっちでなになに用意しといたらえんで?」という具合。要するに、あらかじめ複数の(並列する)答えが予想される場合の質問の仕方。大阪生まれ育ちの薫は使わないという。なんとなく答える側を急かせる響きがあるように思う。「出し惜しみせんと、はじめから全部言えや」という。これって西条弁?
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撮り忘れると、思い出話。

2011年06月14日 | 農と暮らしの日記
また畑の写真を撮るのを忘れたので。
今日ではなく3月、前に載せた北ノ丁のと同じ時に撮ったもの。説明するまでもなく、看板の通り西条市立大町小学校、僕の母校。

旧道から写真のようにちょっと入っていくのがこの学校の特徴。
双葉幼稚園もそうだったような気がする。当時の園長S先生が毎朝、入口のところでほうきで掃除をしているところに、僕は出勤途中の父の自転車から降りて。で、小学校はもちろん集団登校で。入学した頃は町内でひとつの班だったか2つだったか、それが子どもの数がどんどん増え、同じ町内で何班もできて、「部落会」(町内ごとの児童会)をするときなんかは普通の教室では入りきらないから僕たちだけ「講堂」を使っていた。

その講堂も、同じく木造平屋の南校舎も5年生の時になくなった。
6年の春からは写真正面の新校舎(南校舎)、右手の体育館に変わった。木造2階建ての東校舎もその後いつの間にか消えていた。小学校のことを振り返り始めると止まらなくなるからやめるけれど、いまでも校庭全体の地図を描けと言われればかなり細かく描ける気がする。「タイヤランド」も「ゆうどうぼく」も二宮金次郎も、「標的版」も「双輪」も、もちろん「マンモス」も。それから「購買部」やその隣くらいになぜか東校舎を半分で仕切るシャッター?があったのも、雨の日に運動場で遊んじゃいけない印の「赤旗」も。

というわけで、畑の写真を撮り忘れると思い出のアルバムになってしまう、要注意だ。



火曜、晴れのち曇り。天気は緩やかに下り坂。
朝:6時前起き、作業場の片付け、6時半頃からごはん。
午前:ズッキーニをまず荷作り。スーパー出荷用、ゆうき生協出荷用、そして野菜セット用に振り分け、市街に出てスーパー出荷、その帰りに畑に行ってセットの野菜の収穫、10時前戻り。10時にゆうき生協の集荷トラックNさんと待ち合わせて納品。戻ってまた荷作り。

午後:配達は薫に任せて残ったセットの出荷作業仕上げ。
13時半過ぎから取材1件。畑を見てもらいながら説明、そのあと家に寄ってもらって詳しいことのやりとり。記事になったらまたご案内します。

夕方:麦の収穫のための機械を搬出。
刈って束ねるバインダーと脱穀するハーベスターと。17時頃から青年農業者協議会の事務局Yさんと次回役員会の打ち合わせ1時間ほど。18時頃からバインダーを畑に運び、ついでにトマトの誘引。19時半過ぎに帰宅、真もバレーから戻ってみんなで晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
新玉葱、新じゃが(メイクインまたは男爵)、ズッキーニ、茎ブロッコリィ、キャベツ、わさび菜、チンゲン菜、ロメインレタス。
他にセットによって、小大根、まびき人参、いんげん。
[参考]最近の野菜セット例はこちら
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梅の頃、田植えの頃。

2011年06月13日 | 農と暮らしの日記
JR予讃線の各駅停車が伊予西条駅に向かって走る。
日暮れて畑から家に帰る途中にある踏切、あたりはどんどん水田になっている。昨日、一昨日の週末、そして今日もトラクタや田植え機が行き交うこの西条は、やはり基本的に「農村」なのだと実感する。干拓地の広々とした水田にも、住宅地の一角の家1軒分か2軒分ほどの水田にも、次々に水が張られて地域全体が「水郷」という感じになるこの季節、「豊かさ」をしみじみと感じる。資源に乏しい国? そうかもしれない。地球規模の大量消費に応えるものが資源だというなら。そしてやがては枯渇するものが資源だと言うなら。



月曜、朝から青空、梅雨の晴れ間が広がる。
朝:6時過ぎにごはん、7時前後に収穫に出て8時半頃戻り、セットの荷作り。
午前:10時半頃にセット仕上がり、市内西部方面のみ僕が配達に出る。市街は薫に任せて。今日はズッキーニをゆうき生協に今季初めて納める日で、市内丹原町内の某所で先方の集荷トラックと待ち合わせて引き渡し、そこで弁当を食べ、しばし日経新聞(野菜を包むのにもらってきた新品)など読みつつ休憩。
午後:13時に「ちろりん農園」西川さんちに行き、今年もまた梅をとらせてもらう。
今年の梅は枝の先にたっぷりついている感じで、樹に登って手を伸ばしても届かないのでのこぎりで枝を大胆に切り落としながらの収穫。20kgほど頂き、ついでに自家製の小梅干しと、にんにくも分けて頂いて帰る。16時頃帰宅。
夕方:畑に出て収穫あれこれ。玉葱はまた倒れてきて適期のが増えたのでキャリー4個分。じゃが芋もメイクインと男爵を少し掘って、それから明日もゆうき生協出荷のあるズッキーニをたっぷり。19時半頃に帰宅、20時頃から晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
新玉葱、新じゃが(メイクインまたは男爵)、ズッキーニ、キャベツ、わさび菜、チンゲン菜、ロメインレタス。
他にセットによって、小大根、茎ブロッコリィ、まびき人参。
[参考]最近の野菜セット例はこちら
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なんだか、申し訳ないような休日。

2011年06月12日 | 農と暮らしの日記
茄子の実がつき始めている。
一番果は整枝の際にすべて落としてあるので、いまできている実は大きくなったら収穫、出荷、つまりお金になる実。この茄子のほか、ピーマン、トマトなど夏の果菜類はでき始めれば次々に育って「商品」になるという点で、とったら終わりの秋・冬・春の野菜とは大きく異なる。まあ、すでにズッキーニはこの類で収穫が始まっているけれど、夏本番にはなくなるので、やはり、いわゆる「夏野菜」は心からその登場が待たれる。この感じだと、茄子は来週からセットに少しずつ入れられそう。

写真には麦藁がうつっている。
隣接する裸麦の藁を頂いたもので、とりあえず茄子やピーマンの畝のところに放り込んであるけれど、「敷く」ところまでの時間がとれずにそのまま。雨があがって少し畑が乾いたら一気に敷いてしまわなければ。でないと、もうどんどん草が出てきているので大変なことになる。



日曜、予報通りほぼ終日の雨。ただし豪雨というのではなく、しとしととずっと降り続いている。
朝:6時台にごはん。真はバレーの大会で松山へ、薫も応援で。
午前:渚は午前中だけ部活のバレーで出て行き、僕は雨がひどくならないうちに明日出荷分の一部収穫、田畑の見回り。昨夜のBBQの片付け。
午後:小中高同級生のKK君立ち寄り。昼ごはん。机しごと。
夕方:16時頃に真と薫が帰って来て、18時頃から早めに晩ごはん。昨日も遅くなり、今朝も早かったので。



周辺ではトラクタや田植え期がフル回転のようす。
兼業の方は天候にかかわらず田植えや代掻きをしてしまわなければならないし、専業の方はそれはそれで面積が大きいからこの時期は土日だとか何だとか言っていられない忙しさ。うちはその谷間で、出荷のない、育苗もない、出て行く用事もない日曜は奇跡的な「休日」モード。
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梅雨空、少し晴れてBBQ。

2011年06月11日 | 農と暮らしの日記
明るいうちに始まったBBQもひと段落し、闇の中の網の上はやや干上がった野菜とダメ押しのソーセージ、など。
先日の「菜園バザール」の打ち上げということで、薫たち出店した女性組が中心という趣旨だと思っていたけど、6家族それぞれ夫婦・子ども連れ家族総出のパーティになった。というわけで僕ももちろん参加。

わが家でBBQというのは就農以来たぶん初めて。
いちど、最初の家のときに愛南町の牡蠣で宴会、というのがあって、そのときに庭でちょっと炭火で焼いたりしたことはあったけれど。料理やデザートは持ち寄り、肉は買ってきてもらい、野菜はうちのをちょっと焼いて味見してもらったり。それから、生ビールはよくそうしているというMさんがサーバーを酒屋さんからうちに配達手配してくれていた。夕方、お、来た来たと思ったら市街のリカーショップSのS君で、彼は幼・小・中・高の同級生。クラスまで一緒にならなかった学校もあるけれど、この「4連続同級生」はたぶん3,4人のはず。その双葉幼稚園は当時、市街の歓楽街近くにあり……という話は何度も書いている。僕もS君も「すみれ組」(年中)から「サムエル組」(年長)。



土曜、当初の予報は終日の大雨、だったが雲が薄くなり、朝のうち小雨、午後から夜は曇り。
朝:6時台にごはん、真はバレーで薫もその当番。
午前:渚は部活が午後からなので一緒に市街に出てスーパー出荷、ついでに実家に立ち寄り。買い物して昼前に帰宅。
午後:14時頃から、近くのOさんに管理をお願いしていた水稲ポット苗の引き取り。Oさんはこの週末に田植え予定で苗代も片付けるので。軽トラで2往復。

夕方:BBQの準備(というか家まわりの片付け)。
17時頃から一応開始、三々五々集まって飲んで食べてしゃべって22時頃だろうか解散(記録を見たら上の写真撮影が21時前)。おいしいものいろいろ持ってきてくださり、あれこれ道具やら準備してくださり、知らなかった話いろいろ聞かせてくださり、みなさまありがとうございました。

まるで田植えが終わったような解放感……。
まだ、です。6/18(土)朝8時半頃から昼頃まで。例年どおり「みんなで植える!」、参加無料、お弁当持参で。申し込み、詳細のお問い合わせは前日までに、お気軽に。少雨決行。
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南瓜、今年は不耕起で。

2011年06月10日 | 農と暮らしの日記
今年は初めて不耕起で育ててみている南瓜。
昨年は久しぶりに本腰入れて育てて、それが割とうまくいったので今年もほぼ同じ株数で。植えた列にはお隣の田んぼからいただいた麦藁を敷き、畝間はまた草刈りしてからたぶんうちの小麦の藁を敷く予定。その小麦は写真奥、たぶん来週収穫見込み。お天気次第ですが。



金曜、ほぼ予報通り曇り、夕方から雨。
朝:6時半過ぎにごはん、市街に出てスーパー出荷。
午前:収穫、野菜セットの荷作り。市内は配達は薫、僕は畑の草刈り。
午後:畑の草刈りしたり、明朝出荷分の収穫したり。

明日は終日、大雨の予報。
さてさて、どれくらい降るのか。降り過ぎれば「降り過ぎ!」、足らなければ「足りない!」。そういえば電気も同じ。電力事業者も大変だろうなと思う。

<本日の野菜セット>例
新玉葱、小大根、新じゃが試し掘り(メイクイン、男爵)、ブロッコリィまたは茎ブロッコリィ、ズッキーニ、キャベツ、わさび菜、ロメインレタス。
他にセットによって、べか菜、まびき人参、チンゲン菜。
[参考]最近の野菜セット例はこちら

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ズッキーニ、本調子に。

2011年06月09日 | 農と暮らしの日記
ズッキーニが本格的に採れ始めた。
4月定植の畑のに加えて、梅雨入りの大雨で冠水してしまった5月定植の畑のものもでき始めたので、そろそろ野菜セットだけではさばき切れなくなってきている。というわけで、当然、地元スーパー(フジグラン西条)の地産地消コーナーには並べ、さらに来週からは「ゆうき生協」への出荷も始まる。しばらくは毎週出荷予定ですので、組合員のみなさん、ご注文をよろしくお願いします。



木曜、セットは宅配便のみ。曇りのち晴れ。
朝:6時前起き、作業場その他の片付け、6時半からごはん。
午前:7時過ぎに畑に出て収穫と玉葱の掘り上げをまた少し、8時半頃戻り、10時頃に市街スーパー出荷その他の用事、13時までセット荷造り。ごはん。
午後:14時半頃から畑に出てトマトの誘引と葱の葉切り、16時頃から刈払い機で畦その他の草刈り、18時頃から明朝出荷分の一部収穫、19時頃から葉を切った玉葱の収穫、20時頃戻り、片付け、真はバレーボールの特別練習で21時頃に帰宅、みんなで晩ごはん。



木曜の野菜セットは上記の通り宅配便のみ。
ひとくちに宅配便と言っても箱詰めする内容は一律ではない。入れる野菜の中身はだいたい同じなのだけれど、サイズやお届けの頻度によって少しずつ違ってくる。「毎週」に比べて、「隔週」お届けのセットは日持ちする根菜類が多めになり、「月1回」のセットはさらに、できるだけ根菜を多く、という感じ。もちろん、月1回でもお客さんによっては「根菜より葉ものを多く」と希望される方には畑の事情が許す限りそのようにセットする。

今日は「大セット」より大きい「月1回、3,000円くらい」というお客さんがいた。
また、「隔週、送料込みで3,000円くらい」という方もいて、生鮮野菜が品薄気味だったので、どちらのセットにも新じゃがの試し掘りや新玉葱を多めに入れさせていただいた。今日はほかに、「3軒相乗り、隔週の中セット」や「2軒相乗り、毎週の中セット」もあり、キャベツやロメインレタスはこういう「相乗り」のセットを優先。目方をそろえるために。普通の葉ものや小さい果菜類、芋類などは目方を合わせやすいので問題なし。

<本日の野菜セット>例
新玉葱、新じゃが試し掘り(メイクイン、男爵)、ブロッコリィまたは茎ブロッコリィ、ズッキーニ、キャベツ、わさび菜、ロメインレタス。
他にセットによって、まびき人参、チンゲン菜、大豆。
[参考]最近の野菜セット例はこちら
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予想外の大雨、荒代掻き。

2011年06月08日 | 農と暮らしの日記
いよいよ今年も田んぼに水を入れ、荒代掻きを済ませた。
先日のモノクロ写真の田んぼ、今日はカラーで。水は朝9時過ぎ頃から入れ始め、代掻きは11時半頃から12時半頃までの1時間ほどで終了。昨年までは面積も広く、それよりも毎年のように水不足で圃場そのものが乾いていてなかなか水がたまらず、数日かけて水を入れて代掻きをして……という感じだったのが、今年は梅雨入り後の降水が多く、しかも面積が狭いからあっという間に終わった。

ただし、井戸のポンプは、だましだまし、で。
半年以上も前にこの田んぼを借りることが決まっていながら、田植え間際になって初めて井戸のポンプを使う僕が悪いのだけれど、やってみたらうまく水が上がってこない。このポンプ、最初に手押しのポンプで水を揚げてからモーターのポンプを始動するという手順らしく、そう言われた通りにやってみたのだけれど手押しの段階で、呼び水をいくら入れても水が揚がってこない。やむをえず地域の水道屋さんに来てもらったのだが、やはり調子が悪く、このままだとモーター式のポンプそのものの取替が必要か……という雰囲気だったのが、なんとかぎりぎりセーフで、とりあえず今日のところの水はなんとか汲み揚げることができた。次にまた水を入れるときにうまくいくかどうか、もう、出たとこ勝負。

というわけで、とりあえず写真のとおり荒代掻きは終わった。
波板で仕切ったけれど予想通り水は「畑」として使う側にかなり漏れてきている。田んぼそのものがどれくらい水持ちがいいのか、明日また様子を見に行って、減水深(水位の下がり具合)が大きいようなら何か対策しなければ。



水曜、野菜セットの出荷のない曜日。予報では晴れ時々曇りだけれど、起きたらなぜか雨。
昨日も昼頃に雨は上がるはずがだらだらと小雨が続き、夜になって本降りになった。そして今日も午前中は断続的に小雨。夕方から少し日差し。

朝:6時過ぎからごはん。
午前:雨が小降りになってから、冒頭の田んぼの水入れ開始。ポンプ不調もあったけれど水そのものは順調に入り、昼過ぎに荒代掻き終了。
午後:畑の畦草刈り、じゃが芋の試し掘り的な収穫、など。高校の同級生、いまは種苗のプロであるT君が久しぶりに畑に来訪。のち、トマトの整枝、つるなしいんげんの草刈り(不耕起の畑)などして、19時頃に帰宅、晩ごはん。



夜になり、外は蛙の大合唱。
いよいよ今年もまた、田んぼの季節である。
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梅雨本番か、里芋にも勢い。

2011年06月07日 | 農と暮らしの日記
里芋の発芽がかなり進んできた。
例年に比べて出遅れた感じだったので、最後まで発芽しない「欠株」がかなり出るのではないかと心配していたけれど、どうやら気温が上がってくるにつれて、出るべきものは出る、ということになりそうでひと安心。ただ、草のほうは例年通りに近い速度で勢いを増しているから、発芽がある程度揃った時点で早めに草むしりをやっつけてしまわないと。それさえ丁寧に済ませられれば、そして夏の灌水がこまめにできれば里芋は難しくない。病害、虫害の心配はほとんどないし、収穫適期も長いし。



火曜、野菜セットは新居浜方面に配達の日。予報は曇りで昼頃まで時々雨。
実際は未明から小雨が降ったりやんだり。そして午後に思いのほかのたっぷり雨。

朝:6時半頃からごはん。
8時前後にいつもの市街スーパー「フジグラン西条」に多めの出荷。「火曜均一祭」でお客さんが多いので。

午前:収穫2時間ほど、その間に先行して昨日収穫した野菜を薫が荷作り。僕も収穫から戻って荷作り参加、13時前に配達出発。

午後:配達帰りに市街スーパーに追加出荷、ついでに買い物、14時半頃帰宅、遅い昼ごはん。雨がしっかり降って来て、家まわりの片付けなどなど。17時過ぎに真をバレーボールに送りがてら、ホームセンターで買い物少し。戻って18時頃から育苗の種播き1時間、19時半頃に真のお迎えで小学校へ、20時戻り、晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
新玉葱、キャベツ、ブロッコリィまたは茎ブロッコリィ、ズッキーニ、小大根、小松菜、わさび菜。
他にセットによって、じゃが芋の試し掘り(メイクイン)、まびき人参、べか菜、ロメインレタス、玉レタスなどから。
※小松菜はほぼ最終。豆類が終わったのでやや品不足気味、代わりに新玉葱が多め。
[参考]最近の野菜セット例はこちら
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端午の節句、田んぼの季節。

2011年06月06日 | 農と暮らしの日記
今日は旧暦の五月五日、端午の節句。
桃の節句や七夕などは、だんだん旧暦のほうが季節的にしっくりするようになってきた(慣れてきた)けれど、この端午の節句はいまだにどうもピンと来ない。やはり鯉のぼりが大空を泳ぐ爽やかな感じは新暦の5月だろう。今日はたまたま晴れていたけれど、普通は梅雨入りしているか、でなくてもぼちぼち鬱陶しくなる季節だから、鯉のぼりなんかは濡れて乾かなくなる前にとっとと取り込んでおきたいだろう(うちには真の作った、色を塗る前の塗り絵みたいなミニミニ鯉のぼりが温室の換気用「くるくる」の支柱上方で泳いでいるだけ)。

さて、写真は田んぼの季節到来、の図。
周辺は普通の住宅地で、他の畑に比べて色合いがあまり美しくはないので、モノクロにしてみた。写真中央に畦の波板を入れた。管理機で溝を掘り、波板を2枚組(前の田んぼから片付けるときに2枚連結の単位で引き抜いてきたそのまま)で立てて両側を土で埋めて抑える、この繰り返し。こうしてみるとかなり歪んでいる。

この田んぼ、書類の上では2筆のようだ。
その区切りがどこかは現地に立ってみてもわからず、それとは関係なく、新しくここを田んぼとして使うにあたって、写真のように2枚に分けた。左が水田、右は畑作に使う予定。なぜこうしたかというと、全面使うと前の田んぼとほぼ同じ面積でちょうどいいといえばいいのだけれど、深水管理をするためには隣接地との境界のコンクリ畦畔が低いところがあり、そこに畦波シートなどを張るとなると手間がかかるということがひとつ(だから写真左手、奥にブロック塀のあるところで分割することにした)、それと、どちらかというと自家用の米が減っても販売用の野菜を作る畑がもう少し広く、しかも家の近くに欲しいというのがふたつめの理由。面積的にはこの2枚、田んぼ側は7a強、畑の側が約6a。かっちりした長方形ではないので、ざっと計算した数字ですが。



この田んぼでの田植えは6/18(土)の予定。
毎年恒例、「みんなで手植え!」、今年も参加者まだまだ募集中です。朝8時半頃から昼前頃まで、途中から参加、途中あがり、どちらもご都合に合わせてどうぞ。昨年までより面積が小さいので昼前に余裕で終わりそうです、ので、お気軽にご参加ください。参加無料、申し込みは前日までに。小雨決行、大雨の場合はたぶん翌日に延期。お子さん連れも大歓迎。植える時は裸足(家と田んぼの移動用にはビーサン)、短パン、シャツ(半袖でも長袖でも)、帽子、タオル、という格好が便利です。あとは飲み物と、お昼をわが家でご一緒できる時間のある方はお弁当もご持参ください。

場所は飯岡・戻川の藤田家族の自宅すぐ近く(徒歩2分)。
車はたぶん家の庭になんとか停められそうですが、可能な方は相乗りでおこし頂けると助かります。参加申し込みやお問い合わせは藤田家族まで。

なお、翌日はもうひとつの田植え。
6/19(日)、「ゆうき生協」西条・周桑地区会の行事で「古代米の田植え&田んぼの生き物調査」です。場所は西条市安用(やすもち、旧東予市域)の「まんがら農園」、野満さんの田んぼ。こちらの申し込み・問い合わせは野満さんまで。



月曜、晴れ時々曇り。真は昨日の授業参観の振り替えで休み。
朝:6時半頃からごはん。市街に出てスーパー出荷、そのあと新聞販売店に寄って野菜梱包用の新聞紙を頂く。
午前:8時頃から真と一緒に畑へ。僕は野菜をとり、真はみみずをとる。9時過ぎに戻り、野菜セットの荷作り。11時過ぎに薫と真が配達に出て、僕は昨日植えたさつま芋1列の水やり、人参、葱苗の除草など。14時戻り、昼ごはん。

午後:15時過ぎから薫とふたりで冒頭の畦波板の設置作業を約1時間半。
まず田んぼの計測30分、管理機で往復して深めの溝を掘るのに10分、そのあと波板を溝に落としこんでは左右から土を入れて踏み固める、の繰り返し。

夕方:17時半頃から、さつま芋4列ぶんの中耕。
先日の梅雨入りの大雨でさつま芋の畝はかなり土が流れて低くなってしまった(畝の土が流れ落ちて低くなり、溝の部分はその土がたまって浅くなった)ことと、草がちらほら出始めたので、それを埋めるねらいとの両方で。終わって、18時頃から午前中の人参、葱苗の除草の残りの仕上げ、葱植え付けあと3mほど残ってしまっていた部分の仕上げ、19時頃から明朝出荷分の一部収穫、ブロッコリィ、ズッキーニ、夏大根など。19時半過ぎ帰宅、20時頃から晩ごはん。真はその前にもう寝てしまっていた。宿題は今朝とっとと終わらせておいてよかったね。



政界では「大連立」の声があちこちから挙がっているとのこと。
なんだか順序が逆な気が……。まずは党派による施策の違いが少ないと思われる当座の震災対応(復旧)で与野党を問わない役割分担をして協力の実績を積み上げ、その信頼関係の上に、「ねじれ解消」あるいは長期的な「復興」のための大連立への機運が醸成される、というのが自然な気がする。あれだけ叫び合った末にどんな「信頼関係」があり、「協力」があり得るのだろう。

このまえ少し書いたけれど、震災対応において野党の議員はかなり肩身が狭い状況だろう。
平時であれば時の政権を批判することが仕事だと言っても、まあそれはそうかなという雰囲気もあるけれど、大震災後はそうはいかなくなってしまった。現地で行方不明者の捜索、ライフラインの復旧、治安維持、救命救急などにあたる自衛隊や警察、消防、医療関係者、一般の公務員等はもちろん、全国からのボランティアをはじめ、義援金や物資を送る人、東北の物産品を買い支える消費者、あるいは東北に「お金を落とすことで支援する」旅行者、さらには「自粛せず花見で盛り上がり、西から元気を!」でさえも「被災地に役立ってる」という評価を得ることができた。

そこに「政府批判が仕事」ではたしかにまずい。
もちろん、野党議員といっても一人一人は単に「野党議員」だけであるわけではなく、国会議員になるほどの方々なわけだから政府批判などごく一時の活動で、○○委員会や○○議連等の一員でもあるし、おそらく大変な奮闘ぶりであちこち走り回って汗を流し、被災地への大きな力になっているのだろうけれど、どうしても国会中継や報道番組等での政府批判ぶりが目立ってしまい、「そんなことしてる暇があったら……」みたいな話になってしまう。ちょっとかわいそうな気もする。いまの状況は議員の責任というよりは、そういう役回りになってしまう政治の仕組みの問題、ということはそれを支えている国民の責任ではないかと思う。

<本日の野菜セット>例
新玉葱、キャベツ、ブロッコリィまたは茎ブロッコリィ、ズッキーニ、小松菜、べか菜、わさび菜、リーフレタス、小大根など。
セットによっては他にロメインレタス。
[参考]最近の野菜セットの例はこちら。
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芋植えも、麦藁とりもほぼ終了。

2011年06月05日 | 農と暮らしの日記
春に播いた葱の苗を初めて植え付け。
これはいわゆる「一本太」で、苗床が畑の畔際にあって畦草を刈らなければならず、その前に苗とりをしてしまわないと刈った草に苗が埋もれてしまいそう、ということで急いで苗をとって植えた。とりあえず2列、計45mほど。左は刈り取り時期が迫る小麦。ますますいい色になってきたが、まだ粒をかじってみても柔らかい。雨の少ないうちに刈りたいけれど我慢我慢。



日曜、雨の予報は明日以降に変わり、曇りのち晴れ。
朝:5時半起きで野菜の荷作り。青空マーケットとスーパー出荷分と。6時過ぎからごはん。
午前:8時過ぎまでに荷造りをなんとか終えて、薫と渚が青空マーケットに出発、開店は10時。真は授業参観で午前中授業の登校。
僕は9時前後に市街に出てスーパー出荷、昨日電話で取り置きしてもらったさつま芋の苗をホームセンターで受け取り、そのまま畑に行って植え付け30分ほど。10時前に終了、小学校横の畑に軽トラを置き、歩いて真の授業参観へ。

授業参観は10時過ぎから教室で。
今日は担任の先生による社会科の授業。「いらなくなったけど捨てたらもったいないもの」を一人一人が家から持ってきて、もったいないからどうしようと思っているかを発表。リサイクルしたり人に譲ったり別のことに役立てたり。真は豆乳の紙パックについているストローがもったいないから工作に使うというのを発表した。

子どもたちはみんな、いろんなものを持ってきていた。
けれど、かつては単に「ごみ」だったものが、いまではたいてい「資源ごみ」などとして回収されて何らかのかたちで再利用されているものが多い。彼らにとっては生まれたときから「ごみ」の概念が僕たちとは違うはずだ。だからもしかすると、「何らかのかたちで再利用」されていると思うと「もったいない」感が薄れたりしないのだろうか。リサイクルされるんだからいいじゃん、ていうような。僕自身も缶ビールとかを買うときに自分を納得させる感じでそう考えることがある。



11時前に参観が終わり、トラクタに乗り換えて稲作用の田んぼへ。
11時半頃から30分ほど耕耘、そのまま家に戻って昼ごはんの準備。12時半過ぎに真が帰って来てふたりで昼ごはん。野菜たっぷりの炒飯(まびき人参の人参と葉の部分、玉葱、ズッキーニを炒め合わせて、わさび菜も刻んでトッピング)、昨日の残りのうどん(麺)でべか菜入りのスープ。

午後:14時頃から冒頭の葱の植え付け。
苗をとってそのまま隣の麦畑の脇に2列のみ、約1時間。そのあと隣接する近くの農家の方の裸麦の畑から麦藁をとらせていただく。今日のうちに藁を焼いてしまうというので、軽トラ4車分を大急ぎで運び出し、とりあえず、敷く予定の畑にどかどかと適当に落としておく。2時間ほどで終了。

夕方:17時頃から明朝出荷ぶん、ほかの収穫。
ズッキーニ、茎ブロッコリィ、キャベツ、新じゃが試し掘り、新玉葱、など。19時過ぎ終了、帰宅。20時頃から晩ごはん。昨日のマテ貝を下茹でしておいたのを天ぷらに。それとカレー。合わない。合わないからとここで無理して「マテカレー」」など試みてしまうと困ったことになりそうなので、ここはまあ、合わないけどおいしいものどうしは普通においしく食べられるということで。めでたしめでたし。



青空マーケットは好天のわりに人出が少なめだったそうだ。
それでも持って行った野菜、渚の焼き菓子類、薫のケークサレなど野菜たっぷり商品は7~8割は売れたようで、それならまずまずと思ったのだけれど、薫はケークサレが少し売れ残ったのが不本意らしい。ま、手間がかかってるから当然の思いかも。今日はイベントも多く、とくに競合したのではないかと勝手に思っているのが、「えひめのB級ご当地グルメin西条」である。10年前の僕が青空マーケットとこのB級グルメと選べと言われたらどっちに行ったか、言うまでもなく明らかだけれど、いまならどうだろう。というか、悩む時点ですでに……。いずれにせよ、どちらのイベントもお天気まずまずでよかったですね。めでたしめでたし。



雨の予報は日ごとに一日延ばしになって、どうやら火曜一日のみ。
それも曇り時々雨、らしく、となれば本当に降るのやらかなりあやしい。
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原子力発電に関する講演会。

2011年06月05日 | 農に関する情報
原子力発電に関する講演会の情報を2つ。
愛媛県砥部町では5/7(土)福島原発事故から地元の伊方原発を見つめる講演会、東京では6/5(日)チェルノブイリ原発に学ぶ土壌浄化の講演会があります。砥部町の講演会は藤田家族が出荷している愛媛有機農産生協とコープ自然派の主催、東京の講演会は藤田家族(藤田敏)が所属する日本有機農業研究会青年部の主催です。
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ペンキ塗ったり、トラクタ乗ったり。

2011年06月04日 | 農と暮らしの日記
ブロッコリィが、今年はよくない。
写真のように次々に仕上がってはいるのだけれど、虫が多い。洗って虫をとっても虫食い跡がすでに残り、野菜セットに入れる際にいろいろと手間がかかるので、ついに薫はお手上げ。通常600円/kgのところ、その手間賃を入れて1000円に値上げしたり、その手間はお客さんにお願いすることにして、逆に400円に値下げしたり。ただし、このブロッコリィはダメでも、隣の「茎ブロッコリィ」(スティックセニョール)はまずまずなので、野菜セットはなんとかやりくりできている。



土曜、晴れ時々曇り。梅雨の晴れ間というのだろうか、高温多湿の一日。
朝:6時過ぎからごはん。薫は部活、真もJVCでともにバレーボール。

午前:市街スーパー出荷は薫に任せて、僕はペンキ塗り。
先日、桟木を仕上げたところに「ワインレッド」を塗ったら、想像した色より派手な赤ワイン色でびっくり。でも、もうしょうがない。13時頃に終了、渚は昼に帰って来て3人で昼ごはん、月見うどん。

午後:あちこちトラクタ耕耘作業。
まず、さつま芋をあと1列植えるために、先に植わっているさつま芋と収穫待ちのキャベツの間、これはトラクタのロータリ幅がぎりぎりだから、先に植わっているさつま芋の蔓をハウスバンドで反対側に引っ張ってよけておき、なんとかギリギリ130cm幅を耕耘。でもさつま芋の蔓1~2本はロータリに巻き込んでしまった。その他、あちこちの耕耘作業を17時頃まで。

夕方::上記のさつま芋の1列を畝立て。
管理機を動かしたついでに隣の里芋の畝間も中耕。別の畑に移って葱を植える2列の溝切り。そのあと、18時頃から明日出荷分の収穫。ズッキーニ、茎ブロッコリィ、小松菜、わさび菜、リーフレタス、新じゃが試し掘り、まびき人参など。

夜:20時前に帰宅。
真も20時過ぎに帰宅。今日は14時頃までバレーボールの練習があり、そのあとその友だちとお母さんに連れていってもらって「マテ貝」の潮干狩り。豊漁だったようで、晩ごはんの後半戦を急遽設定して「マテ貝の酒蒸し」。こういうのを食べると人間は海から生まれて来たに違いないと思う。少なくとも僕は海から生まれたはず。名前も「敏」だから半分は「海」だし。



明日は「青空マーケット」に出店予定。
西条市丹原町で偶数月の第一日曜恒例、藤田家族からは野菜少しと、薫のケーク・サレほか、渚のクッキーなどを並べます。場所はいつもの「野島さんち」で10時~15時頃まで。
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麦藁敷き、今年も蒸し暑い。

2011年06月03日 | 農と暮らしの日記
茄子、ピーマンの畑に麦藁を敷いた。
麦藁は近くの農家さんの裸麦(何度も何度も書くけれど、西条市は裸麦の生産量日本一!)がちょうど刈り終えたのをすぐにとらせてもらったもの。軽トラ1車で約40mの1列分。今日はこれを3回とって3列終わり、あともう1列分を別の畑に運んで南瓜の2列に敷いた。これからまだ茄子、ピーマン4列と南瓜1列、それから胡瓜などなど麦藁敷きは続く。それにしても、麦藁を敷くときって、なぜ毎年こう暑いのだろう。



金曜、予報は曇りだけれど晴れ間も多い一日。
朝:6時過ぎからごはん。市街スーパー出荷。
午前:収穫、セット荷造り、12時頃から配達、戻って13時頃から昼ごはん。
午後:薫とふたりで上記の麦藁とり、麦藁敷きを3時間ほど。
夕方:南瓜の麦藁敷きは僕一人で1時間ほど、そのあと明朝出荷分の収穫1時間、19時半帰宅、20時過ぎから晩ごはん。



菅首相の辞意表明はどうやら時期が曖昧模糊として、また政界は混乱。
国民としては(というか僕ですが)国会との距離のとり方が悩ましい。メディアもまた、だろう。国政も怒らたりあきれられたりしているうちが「花」のような気がする。それにしても、野党の議員さんたちはご苦労さまだとつくづく思う。与野党問わず一人ひとりの議員が実質的な仕事をもう少し評価される仕組みにすれば(たとえば野党でも議員の比例配分で閣僚枠を得るとか○○委員長として省庁を動かす立場に立つとか)、議場で「叫ぶ」以外に働き甲斐を見つけてもらえるように思うのだけれど。ひとことで言えば、政権とらなければ「叫ぶ」しか仕事できないなんて、もったいない。会社だと非主流派だろうがとにかく仕事して稼がなきゃ給料もらえない。

<本日の野菜セット>例
写真はこちら
新玉葱、小さい夏大根、茎ブロッコリィまたはブロッコリィ、ズッキーニ、小松菜、べか菜、わさび菜、まびき人参。
セットによって他に、実採り豌豆、新じゃが試し掘り、レタス類。
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