38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

奇跡の青空、田植え終了。

2010年06月19日 | 農と暮らしの日記
奇跡のように雲が晴れた。
田植えを前に、昨日の予報では梅雨前線が南に後退して当地では降っても大雨にはならないような見通しが得られていたが、夜が明けてみると、予想以上に雲が薄く、朝のうちから日がさし始めた。

ほぼ終日、曇り時々晴れ。
多くの方々のご協力で、藤田家族の年間最大イベントともいえる田植えがほぼ終了した。お客さんのIさん今日はパパのみ、同・Sさんママ&ボク、同・Kさんママ&ボクとワタシ、ゆうき生協の地区会でご一緒しているKさんとSさん、青年農業者の活動でお世話になっているH君、松山から僕の兄。そして、真。薫はもっぱら自宅で接客、食事の担当。僕は主に植える場所の目印をつける八角ころがしの担当。

9時前後から三々五々田んぼに入り、正午前まで。
田の均平がきちんととれていないこともあり、排水がうまくいかない。八角ころがしで引いた線が濁った水で見えず、例年よりも「心の目」で植える割合が高くなってしまった今年の田植えだけれど、苗を今年から「ポット苗」に変えたことが大きかったのだろう、植えるペースは早く、午前の部で7割以上を終了。午後に残った男3人で2時間ほど黙々と植え、16時頃に9割5分がた終わってひと区切り。苗床にしてあるところは明日にでもトラクタで代を仕上げてささっと植えてしまう予定。



日曜、朝5時過ぎから田んぼの排水の調節、田植え準備。
7時にごはん。8時頃から僕は田んぼで八角をころがし始め、そのうちに参加者のみなさんが続々と現地に到着、どんどん植えていってもらう。正午前、家に戻ってみんなで昼ごはん。
午後:13時半頃から午後の部、16時前まで。飯盛会がお手伝いしているさつま芋オーナーの芋植え付けが15時からだったけど田植えで欠席、その後片付けに合流して来週の小学校の植え付けの打ち合わせ、明朝出荷ぶんの収穫。
夕方:17時半頃から畑でトマトの整枝と誘引、19時に水利組合の水番集合、見回りして19時半帰宅。田んぼに水を入れながら晩ごはん。
夜:サッカーワールドカップ、日本―オランダの前半0-0をラジオで聞き届けてから水を停めに行く。戻って後半、早々に1失点。そのまま試合終了。



就農以来、田植えは本当に天候に恵まれている。
奇跡的な天候回復、雨の降り始めの遅れなど、こんなに運を使ってしまって大丈夫かというような田植えが恒例になった。お忙しいなか集まってくださるみなさん、行きたいけど都合が合わなくて……というみなさん、その思いがお天道さまに通じているとしか考えられないような空を見上げて、よかったーと何度もつぶやく。本当にありがとうございました。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 6/19(土)田植え、ぜひご一緒に! | トップ | また、梅雨らしい空模様。 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あに)
2010-06-20 19:50:51
皆様~お疲れ様でした!
ちょうど晴れてくれてよかったですね!
しかしやはり、筋肉痛がきました。><
体が動かん!!!!
返信する
Unknown (藤田敏)
2010-06-23 21:37:30
援農ありがとう、
ほんと、みごとな晴れで助かりました。筋肉痛が出ない方法教えます、毎日畑しごとすることです、みなさんもいかが?
返信する

コメントを投稿

農と暮らしの日記」カテゴリの最新記事