38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

田植え、雲間で無事終了。

2011年06月18日 | 農と暮らしの日記
毎年恒例の「みんなで手植え」が午前中に終わった。
写真の田植え完了時点でもわりとたっぷり水が入ったままで、ということは昨日修理した八角ころがしではしっかりした印が付きにくく、地面が出ているところを中心にそれは転がし、あとはこちらも恒例の「心の目」でマス目を思い描きつつ植えてもらった。何度か書いている通り今年は新しい田んぼで、面積も昨年までの半分ほどに減らしたので、11時半頃までに完全に植え終えることができた。ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。というか、その前に夏の草取りなど大歓迎。



土曜、天気予報は「曇りで朝晩は雨」。とりあえず起きた時は曇り。
朝:5時頃に田んぼの排水の様子を確認。
その足でトラクタをうちの庭から別の畑に移動(駐車スペースを確保するため)。その道中、5時台でももうあちこちで田植え機が動いている。戻って6時過ぎからごはん。

午前:簡易のテントを張ったり八角ころがしを持っていったりと現地の準備。
8時半頃から三々五々、みなさんが集まって来て逐次投入のかたちで、とにかく植える、植える。途中、一瞬ざっと雨が降って焦ったけれど、すぐにあがり、ひと安心。

11時半頃に終わってうちに帰り、手足を洗ったり着替えたりして昼ごはん。
食べながら簡単に自己紹介。今回の参加者はその自己紹介順(座ってる順)に、青年農業者協議会事務局のY中さん、実家が飯岡でときどき自転車で畑を通りかかって様子を見てくださるTさん、野菜セットのお客さんで田植えその他イベントにはほぼ毎回参加の飯岡在住のKさん一家(大人2+子ども2)、同じくお客さんで田植え参加も何度めかの新居浜のSさん(大人1+子ども1)、松山から毎年手伝いに来てくれる僕の兄(今回は大人1人)、お客さんで市内在住のOさん一家(大人2+子ども1)は初参加、青年農業者協議会事務局のY崎さんは「お友達」のMさんと一緒に。それと、午後からお仕事で昼食前に帰られた新居浜のお客さんIさん一家(大人2+子ども1)も初参加。以上8組、大人12人、子ども5人に、藤田家族は僕と真が田んぼ組、薫と渚が留守番組(駐車・案内・昼食など)。

13時頃に解散。
この頃から雨が降り始める。例年はこれから「有志」による「午後の部」で残りを仕上げていたのだけれど、今年は午前中に完全終了なので、いくら降っても問題なし。僕だけ合羽着て田んぼへ。水の出口を締めてポンプのモーターを回して水入れ開始、残り苗や八角ころがしの片付け、畑で収穫少し、などなど、15時頃に帰宅、着替え。

雨は15~16時頃に本降り、以降もしとしとと降っている。
予報よりも早く午後の雨が降り始め、しかも量も多い。この雨雲が午前中に来なくてよかった。しかも植え終えた後に大雨だから、井戸水のポンプもさほど長く使わずに満水となるし、八角ころがしの泥を洗うのも雨の中で作業がはかどるし、昨日書いた通りのまさに「おあつらえ向き」。よほど「日頃の行い」がよいということなのだろう、だけれど「誰の行い」が?

シャワーを浴びて着替えてひと段落したので、ブログもその勢いで今日は早めの記入。
夏至も近く、雨空でもまだまだ明るい中でパソコンに向かう贅沢……。この時間、この地域でも日本各地でもまだまだたくさんの田植え機が動いているだろう。そして明日もまた一日中。

明日も、そして来週もずっと傘マーク。
梅雨末期のようなまとまった雨になっている。そろそろ小休止して、真夏の夕立ちなどに少しとっておいてほしい。
コメント
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