38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

予想外の大雨、荒代掻き。

2011年06月08日 | 農と暮らしの日記
いよいよ今年も田んぼに水を入れ、荒代掻きを済ませた。
先日のモノクロ写真の田んぼ、今日はカラーで。水は朝9時過ぎ頃から入れ始め、代掻きは11時半頃から12時半頃までの1時間ほどで終了。昨年までは面積も広く、それよりも毎年のように水不足で圃場そのものが乾いていてなかなか水がたまらず、数日かけて水を入れて代掻きをして……という感じだったのが、今年は梅雨入り後の降水が多く、しかも面積が狭いからあっという間に終わった。

ただし、井戸のポンプは、だましだまし、で。
半年以上も前にこの田んぼを借りることが決まっていながら、田植え間際になって初めて井戸のポンプを使う僕が悪いのだけれど、やってみたらうまく水が上がってこない。このポンプ、最初に手押しのポンプで水を揚げてからモーターのポンプを始動するという手順らしく、そう言われた通りにやってみたのだけれど手押しの段階で、呼び水をいくら入れても水が揚がってこない。やむをえず地域の水道屋さんに来てもらったのだが、やはり調子が悪く、このままだとモーター式のポンプそのものの取替が必要か……という雰囲気だったのが、なんとかぎりぎりセーフで、とりあえず今日のところの水はなんとか汲み揚げることができた。次にまた水を入れるときにうまくいくかどうか、もう、出たとこ勝負。

というわけで、とりあえず写真のとおり荒代掻きは終わった。
波板で仕切ったけれど予想通り水は「畑」として使う側にかなり漏れてきている。田んぼそのものがどれくらい水持ちがいいのか、明日また様子を見に行って、減水深(水位の下がり具合)が大きいようなら何か対策しなければ。



水曜、野菜セットの出荷のない曜日。予報では晴れ時々曇りだけれど、起きたらなぜか雨。
昨日も昼頃に雨は上がるはずがだらだらと小雨が続き、夜になって本降りになった。そして今日も午前中は断続的に小雨。夕方から少し日差し。

朝:6時過ぎからごはん。
午前:雨が小降りになってから、冒頭の田んぼの水入れ開始。ポンプ不調もあったけれど水そのものは順調に入り、昼過ぎに荒代掻き終了。
午後:畑の畦草刈り、じゃが芋の試し掘り的な収穫、など。高校の同級生、いまは種苗のプロであるT君が久しぶりに畑に来訪。のち、トマトの整枝、つるなしいんげんの草刈り(不耕起の畑)などして、19時頃に帰宅、晩ごはん。



夜になり、外は蛙の大合唱。
いよいよ今年もまた、田んぼの季節である。
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