38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

少し品薄、夏への助走。

2011年06月16日 | 農と暮らしの日記
つい先日も載せた不耕起の南瓜。
昨日、小麦を刈ってその藁をすぐにここの畝間に敷いた。このところ生育が著しく、蔓がそろそろ畝間に伸び始めていたのでちょうどよい頃合いだった。花も咲き始め、こうなればあとは草とりも含めて8~9月頃の収穫までほぼ放任。ここまでは昨年の耕起栽培と同じくらいの生育状況だけれど、問題は肥料分が後半までもってくれるかどうか。たぶん、ちょっと多めに藁の上から追肥をすることになりそう。



木曜、予報通り未明(か前夜遅く?)から終日の雨。
朝:6時半頃からごはん。

午前:しばらく机しごと。
木曜の野菜セットはすべて宅配便で夕方16時頃までに仕上げれば集荷に間に合うから、同じ出荷日でも配達のある月曜、火曜、金曜のように「昼前には仕上げてしまわなければ」というせわしなさがない。いや、天気がよければそれでも昼には仕上げて畑に出てあれこれやらなければならないことが山積みなわけだけれど、今日はずっと雨の予報だから。

8時半頃から畑に出て水路など見回り、そして収穫。
10時頃に戻って荷作り。宅配便の方は「送料に見合う」ということも重要だからだろう、サイズは「中」か「大」と大きめなのだけれど、「毎週」ではなく「隔週」や「月1回」というお客さんが多い。だから、生鮮野菜よりも日持ちする根菜類を多く入れることができるので、畑の野菜が品薄気味の季節でも「胃にやさしい」という感じ。お客さんの胃ではなく僕の。「心臓」にやさしいとも言える。あるいは「脳」にやさしいのか「肝」にやさしいのか、科学的にはどうなのかよくわからないけど。

ただ、今日は初めてのお客さん、つまり「お試し」のセットも多かった。
となると、ある程度はバランスのよい「こんな感じのが藤田家族の野菜セットです!」という内容でお届けしたいし、だけれど品薄だし、というわけで、きりきりきりきりと音が聞こえそうな感じで荷作り。まあ、取り繕ってもこれから末永くのお付き合いをお願いするわけなので、最初から包み隠さずでいければ、それはそれでこちらは気が楽なのですが。

午後:とりあえず荷作りが終わって昼ごはん。
食後に、伝票書いたり箱詰めしたり。15時頃から、田植えに使う「八角ころがし」の修理。昨年までは地域の方に毎年お借りして使わせてもらっていたのだけれど、引っ越してちょっと離れてしまったこともあって、今年は新しくちょっと小ぶりのものを導入。新しく、と言っても新しいわけでは当然なく、古いのを修理して使う。今日はとりあえず木の枠組みの修理で、釘を打ち直して、古い縄を取り外すところまで。明日のうちに新しい縄をかけ直して明後日6/18(土)の本番に間に合わせなければ。

まだまだ参加者募集中です。
手で苗を植えるだけ、とても簡単、子どもさんも大歓迎、もちろん無料です。朝8時半頃からご都合のよい時間においでください。昼前頃に終了、お時間あればうちで一緒に昼ごはんしますのでお弁当ご持参ください(うちの野菜でちょっとおかずも作ります)。電話とFAX.0897-53-1351またはメールなどで。少雨決行。泥で汚れたら洗ったり、着替えなども家でできます。短パン、シャツ、裸足で植えます。移動用にサンダルあれば便利。飲み物、タオルもご持参ください。詳しくはお問い合わせください。

夜:19時から青年農業者協議会の役員会、丹原の県庁舎で。
秋に焼き芋にするさつま芋の定植作業やその他の行事の段取りについての話し合い。20時終了、21時前に帰宅、晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
新玉葱、新じゃが(メイクイン)、まびき人参、ズッキーニ、キャベツ、ロメインレタス。
他にセットによって、小大根、茄子の若どり。
[参考]最近の野菜セット例はこちら
コメント (2)
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