蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

一度死んでみた

2021年02月11日 | 映画の感想
一度死んでみた

製薬会社の社長の計(堤真一)は若返り薬を自ら先頭にたって開発していた。研究のためには家族を顧みなかったせいもあって娘の七瀬(広瀬すず)に蛇蝎のごとく嫌われていた。計は自社開発の2日間だけ死んでしまう薬をのんで仮死状態になってしまうが、会社乗っ取りを目論むライバル会社の手先であるコンサル(小澤征悦)は計を火葬にしてしまうおうとする・・・という話。

伏線はかなり念入りに張られていて、漏らさず回収されていくのだが、どうもそれが(私にとっては)笑いに直結していかない感じで、もどかしかった。

やっぱりコメディ向きではないのでは?と思えるキャストが多い中で、しっくりと役にはまっていたのは小澤さんで、考えてみるとこの人がシリアスな役柄を演じているのをあまり見たことがないような気がしてきた。

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