世界最悪の鉄道旅行 ユーラシア横断2万キロ(下川裕治 新潮文庫)
ユーラシア大陸の東端のロシアの駅から列車を乗り継いで西端のポルトガルの駅までいこうという旅行記。
一部分、線路はあっても(紛争などの影響で)列車が走っていない区間があって車などを利用したり、途中で2回くらい日本に帰ったりしているのがちょっとどうかな、という感じ。
「世界最悪」というのは大袈裟というか、看板に偽りありというか、あるいはもしかして著者が安い料金での旅行に慣れていて旅の厳しさが文面にあらわれないせいか、読んでいてそれほどひどい旅とは思えなかった。
食事が、パンにチーズやハムをはさんだものやカップラーメンばかりというのや、入出国検査で(列車が止まっているので)トイレが使えなくて小便を我慢しなければならないというのは、かなりつらそうだったけど。
悪口ばかり書いたけれど、沿線の国や民族の違い(特に漢民族のエネルギッシュなところ)がうまく表現されているし、妙にくどくなることなくスムーズに読めて楽しかった。
ユーラシア大陸の東端のロシアの駅から列車を乗り継いで西端のポルトガルの駅までいこうという旅行記。
一部分、線路はあっても(紛争などの影響で)列車が走っていない区間があって車などを利用したり、途中で2回くらい日本に帰ったりしているのがちょっとどうかな、という感じ。
「世界最悪」というのは大袈裟というか、看板に偽りありというか、あるいはもしかして著者が安い料金での旅行に慣れていて旅の厳しさが文面にあらわれないせいか、読んでいてそれほどひどい旅とは思えなかった。
食事が、パンにチーズやハムをはさんだものやカップラーメンばかりというのや、入出国検査で(列車が止まっているので)トイレが使えなくて小便を我慢しなければならないというのは、かなりつらそうだったけど。
悪口ばかり書いたけれど、沿線の国や民族の違い(特に漢民族のエネルギッシュなところ)がうまく表現されているし、妙にくどくなることなくスムーズに読めて楽しかった。
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