この世の喜びよ(井戸川射子 講談社)
ショッピングモールの喪服売り場で働く穂賀さんは、子育てがほぼ終わり、仕事も単調で刺激がない日々を送っていた。モールに頻繁に訪れる中学生くらいの少女と知り合う。少女は母親が妊娠して家に居場所をなくしていた・・・という話。その他に2篇の短編を収録。
日経新聞の夕刊で連載していた著者のエッセイを読んで、独特の言葉遣いが面白かったので、本作を読んでみた。
本書でも言い回しがヘンテコで、普通の小説のように読み流しているとストーリーや登場人物の関係がよくわからなくなって、2回読んで初めて全体の流れやテーマが理解できた(ような気がした)。
こういう、持って回ったような、スイスイとは頭に入ってこないような叙述が、いわゆる文学、ということなのだろうか。
ショッピングモールの喪服売り場で働く穂賀さんは、子育てがほぼ終わり、仕事も単調で刺激がない日々を送っていた。モールに頻繁に訪れる中学生くらいの少女と知り合う。少女は母親が妊娠して家に居場所をなくしていた・・・という話。その他に2篇の短編を収録。
日経新聞の夕刊で連載していた著者のエッセイを読んで、独特の言葉遣いが面白かったので、本作を読んでみた。
本書でも言い回しがヘンテコで、普通の小説のように読み流しているとストーリーや登場人物の関係がよくわからなくなって、2回読んで初めて全体の流れやテーマが理解できた(ような気がした)。
こういう、持って回ったような、スイスイとは頭に入ってこないような叙述が、いわゆる文学、ということなのだろうか。
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