台湾流通革命(佐宮 圭 ちくま新書)
台湾でセブンイレブンを5,000店以上のチェーンに発展させた他、宅配便、ドラッグストア、カフェなどの業種も成功させた徐重仁の評伝。
徐さんは、早稲田大学大学院に留学した後、台湾の大手企業のサラリーマンとなり、一度はセブンのチェーン展開に失敗したものの、数年後に再度指揮して成功させた。
その要因は、フランチャイズ化(希望者の家庭訪問までして適性を見極めたらしい)、PB開発(弁当で成功したとのこと)、IT化(日本のセブンのシステム基盤を作ったNRIと提携)の3つであると本書はいう。
いずれも、日本のセブンの成功要因と同様で、徐さん自身、コンビニに限らず、日本での事業をモデルとして現地化することが成功の秘訣だとしている。
本書は、徐さんへのインタビュウを中心にまとめられたもののようで、(最後の方で発言がネットで炎上したことに触れているくらいで)最初から最後まで彼の業績と人柄を褒め称える内容になっている。
もう少し、逆の面(功罪の罪の方)からみた視点があった方がよかったかな、と思えた。
台湾でセブンイレブンを5,000店以上のチェーンに発展させた他、宅配便、ドラッグストア、カフェなどの業種も成功させた徐重仁の評伝。
徐さんは、早稲田大学大学院に留学した後、台湾の大手企業のサラリーマンとなり、一度はセブンのチェーン展開に失敗したものの、数年後に再度指揮して成功させた。
その要因は、フランチャイズ化(希望者の家庭訪問までして適性を見極めたらしい)、PB開発(弁当で成功したとのこと)、IT化(日本のセブンのシステム基盤を作ったNRIと提携)の3つであると本書はいう。
いずれも、日本のセブンの成功要因と同様で、徐さん自身、コンビニに限らず、日本での事業をモデルとして現地化することが成功の秘訣だとしている。
本書は、徐さんへのインタビュウを中心にまとめられたもののようで、(最後の方で発言がネットで炎上したことに触れているくらいで)最初から最後まで彼の業績と人柄を褒め称える内容になっている。
もう少し、逆の面(功罪の罪の方)からみた視点があった方がよかったかな、と思えた。
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