おらおらでひとりいぐも(映画)
桃子(田中裕子)は、夫の周造(東出昌大)を亡くして一人暮らし。二人の子供は実家に寄り付かず、たまに訪れたと思えばカネの無心。ある日、桃子の分身?の3人の男(濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎)が現れ、桃子の内なる心持ちを語り始める・・・という話。
映画を見たあと、原作を読んでみた。桃子が東北の方言で語る独白部分が特徴なのだが、3人の男は登場しない。
3人の男の衣装は桃子の普段着(おばあさん風デザイン)で、意識的に?下手な東北弁で叫びながら踊る、という、役者としては戸惑うような演技をするのだが、これを、多少クセ者方面だが今をときめく三人がマジメ?に演じているのがとてもおかしい。
というか、一応?商業ベースの映画で、それなりにギャラの高そうな人たちをキャスティングしながら、こういう作品に仕立てあげた沖田監督の度胸?がすごいと思う。
普段あまり映画を見ない人や、ごく若い人がみたら「なんだこの映画?」という戸惑いを覚えそうな内容なのだが、刺激の強いドタバタした映画には飽きた年寄には、じんわりと温かい気持ちになれる、見てよかったと思える作品だった。
桃子(田中裕子)は、夫の周造(東出昌大)を亡くして一人暮らし。二人の子供は実家に寄り付かず、たまに訪れたと思えばカネの無心。ある日、桃子の分身?の3人の男(濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎)が現れ、桃子の内なる心持ちを語り始める・・・という話。
映画を見たあと、原作を読んでみた。桃子が東北の方言で語る独白部分が特徴なのだが、3人の男は登場しない。
3人の男の衣装は桃子の普段着(おばあさん風デザイン)で、意識的に?下手な東北弁で叫びながら踊る、という、役者としては戸惑うような演技をするのだが、これを、多少クセ者方面だが今をときめく三人がマジメ?に演じているのがとてもおかしい。
というか、一応?商業ベースの映画で、それなりにギャラの高そうな人たちをキャスティングしながら、こういう作品に仕立てあげた沖田監督の度胸?がすごいと思う。
普段あまり映画を見ない人や、ごく若い人がみたら「なんだこの映画?」という戸惑いを覚えそうな内容なのだが、刺激の強いドタバタした映画には飽きた年寄には、じんわりと温かい気持ちになれる、見てよかったと思える作品だった。
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