探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点
原作は「探偵はひとりぼっち」。ススキノのオカマバーの人気者が殺される。被害者が熱心なファンだったというバイオリニストが探偵に真相の調査を依頼する。調査をするうち、北海道の有力若手政治家と被害者が(BL系の)付き合いがあったらしいことがわかり・・・という話。
本シリーズの原作は携帯電話が普及していない頃に書かれたので、探偵がいきつけのBARにたむろしている時に電話がかかってきて・・・というシーンが数多くみられるし、携帯電話がないことでコミュニケーションが限定されていることが、むしろ魅力の一つになっている面もあったと思う。
映画の前作は、舞台を(携帯電話が当たり前になった)現代に設定しながらも、BARに電話がかかってくることがストーリーのドライバになっていて、工夫が感じられた。その電話の声でいきなり犯人?がわかってしまうのが映画ならでは苦しさでもあったが、大泉さんと松田さんのキャラを生かして、原作の雰囲気がよく滲んでいるような感じがして、良くできていたと思う。
それで、2作目は映画館に見に行ったのだが、同じ監督なのに1作目に比べると正直言ってかなり落ちると思った。制作側から要請があったのか、はたまた東映映画だからなのか無駄にアクションシーンが多くて、相手の人数や持っている獲物からして、どう見ても不自然に主人公が強すぎる。
全体にコメディタッチを強めようという狙いなのかな・・・と思ってみていると、政治家役の渡部さんが力いっぱいどリキむシーンがあったりして(主人公がまた真面目な顔でこれを聞いているので、見ている方が恥ずかしいような気持ちになってしまった)、なんか方向性が見えないな・・・という感じ。
しかし、動員は好調のようなので、私の見方が悪かったのでしょうね・・・
原作は「探偵はひとりぼっち」。ススキノのオカマバーの人気者が殺される。被害者が熱心なファンだったというバイオリニストが探偵に真相の調査を依頼する。調査をするうち、北海道の有力若手政治家と被害者が(BL系の)付き合いがあったらしいことがわかり・・・という話。
本シリーズの原作は携帯電話が普及していない頃に書かれたので、探偵がいきつけのBARにたむろしている時に電話がかかってきて・・・というシーンが数多くみられるし、携帯電話がないことでコミュニケーションが限定されていることが、むしろ魅力の一つになっている面もあったと思う。
映画の前作は、舞台を(携帯電話が当たり前になった)現代に設定しながらも、BARに電話がかかってくることがストーリーのドライバになっていて、工夫が感じられた。その電話の声でいきなり犯人?がわかってしまうのが映画ならでは苦しさでもあったが、大泉さんと松田さんのキャラを生かして、原作の雰囲気がよく滲んでいるような感じがして、良くできていたと思う。
それで、2作目は映画館に見に行ったのだが、同じ監督なのに1作目に比べると正直言ってかなり落ちると思った。制作側から要請があったのか、はたまた東映映画だからなのか無駄にアクションシーンが多くて、相手の人数や持っている獲物からして、どう見ても不自然に主人公が強すぎる。
全体にコメディタッチを強めようという狙いなのかな・・・と思ってみていると、政治家役の渡部さんが力いっぱいどリキむシーンがあったりして(主人公がまた真面目な顔でこれを聞いているので、見ている方が恥ずかしいような気持ちになってしまった)、なんか方向性が見えないな・・・という感じ。
しかし、動員は好調のようなので、私の見方が悪かったのでしょうね・・・