再観賞してみると、また更に書きたいことが増えてくる。
■映画「プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花」(2周目)
【オープニング】
各シリーズの象徴マークが流れるところが好き。
同様にピンクの人たちが、一瞬ポーズをとって次々と出てくる所も。
びしっとハートを決めてる桃園さんがとても可愛いのです。
【訓練されすぎてる人たち】
「プリキュアが他にも!?」と夢原さんが慌てたのはいつのことだったか…。
今やすっかり訓練され、「おかしな女の子」を見つけた途端、溜息をつく有様。
また…。プリキュアか…。
ところで。
ハミィを見たミルミルさんが、汗だくになってたのが気になりました。
顔見知りだったとしても、どうして焦る必要があるのか。
・ハミィの存在は知っていた
・スイートプリキュアの存在は知らない(見知ってたのはメイジャーランドの騒乱勃発前)
・しかしどう見ても、あの女の子はプリキュアだろう
・今まで無かったプリキュアを配備したと言うことは、何か戦いが…!?
この思考だったと決めつけよう。
戦略兵器プリキュア。
起動すると周辺国家が緊張状態に。
…というか、人間世界は謎生物の武器庫か。
【学習する敵】
初見のときは、「強大な敵が相手なのに、意外とあっさりと乗り切った」と思いました。
確かにそうなんですけど、「敵さんが意外と弱かった」わけじゃない。
むしろ対プリキュア攻略の工夫の仕方が半端ない。
ざっと並べよう。
・初撃で地面を破壊。大半が自力飛行できないので、瞬間的に全員の動きを止められる。
・そこにダメージではなく撹乱目的で風。21人まとめて薙ぎ払われるのは圧巻。
・協力戦が命のプリキュアさんをバラバラに。
・それもきっちり本来のパートナーを引き離してる。(緑と水が同グループだったのは手違いだったんでしょう…)
・分散先は、足場の悪い砂漠と海。徹底してます。動きを封じるんだ。
・直接攻撃してきたザケンナー連は、かなり凶悪なチョイス。
・体が炎や液体(打撃主体のプリキュアさんにこれはきつい)、巨大、武器持ち、飛行。
しかしそこまでやっても尚、奴らは突破してくる。
恐ろしい成長だ…。
もうどうやったらプリキュアさんを撃破できるのか、全然わからない。。
…あと、上記の攻略方法は。
「浄化能力を持つ飛行ユニット」である鳥キュアさんにはあんまり有効じゃないはずなんですけどね。
そこんとこ、美翔さんはよく噛みしめるべきだと思うんですよ。
【撃破される敵】
書き下ろし必殺技はやっぱり格好いい。
以前は苦戦した相手を、スーパーフォーム無しで撃破とか、恐ろしいまでの成長です。
あ、美翔さんは元々なかったけどね、そんなスーパーフォームなんて!
新人のスイートさんがフリーズン・フローズン対応だったのは、「組曲」との比較とも読めるかな。
氷結コンビは息はあってる。だけど「二人が全く同じ」ことによる息の合い方です。
それでは組曲にはならない。二人ともトランペット、みたいな。(トランペット奏者さん、ごめんなさい)
対する北条さん・南野さんは全然別の楽器です。
だからシンフォニーになる。専ら不協和音な感じですが、とりあえずシンフォニーになる。
黒白キュアの時には強調されなかったけど、そういう意味で「私達の方が上」なんだろうと思ってみた。
【一斉砲火】
地球まるごと巻き込んでの一斉攻撃。スケールがここまで大きくなった。
今さらながら「プリキュア」さんの戦闘フォーマットは、「戦隊」さんと同じですね。
格闘で追い込む、必殺技を打ち込む。
最後は巨大化した相手とロボ戦。まぁビオランテやオーケストラさんを見ながら、そう思ったわけですが。
それとクライマックスで思ったこと。
プリキュアのどなたかが「今度こそ終わりなの…?」と呟いてた。
今まで幾多の敵を破ってきた。でも今度こそ終わり…。
次から次へと敵はやってくる。そのたびに酷い目にあってる。
しかも一度でも負ければおしまいです。あの時は必死に戦って勝ったけど、ここで負けたら全部無駄だった。
考えてみれば糞ゲーにも程があるルールです。連勝し続けるしか日常を維持する道はない。
でもそれは私らの現実も同じなのかなと。
生きてれば常に困難はやってくる。幸運は放っておいても過ぎ去るけど、不幸は過ぎていかない。
ろくでもないルールです。なんだこの不利すぎる扱いは。
時期が時期なだけに、特に思う。
「今度こそ終わり」と思っても、それでも前を向いて歩いて行くしかない。離れていても信じるしかない。
それくらいに「日常」ってのは尊くて得難いものなんだな…。
【ミラクルライト】
「ただのお子様向け玩具」ではなく、映画のテーマとして必要不可欠な所にまで昇華されてるミラクルライト。
(「お菓子の国」「玩具の国」「花の都」では、それぞれライトの意味合いが違う。無いと話が成り立たない)
今回は「プリキュアと世界をつなぐ」象徴としての登場。
お子様がライトを振る。銀幕の向こうと世界が繋がる。
お子様がライトを振る。プリキュアさんが変身する。
「世界をつなぐ花」がどうして「プリキュアシステムの燃料」になるのか、劇中では特に語られてません。
語られてないけど、「ミラクルライトと同じ」と説明されれば、完璧に納得できる。
確かに世界をつなぎ、プリキュアさんを動かしてる。
昨年の「オールナイト」企画で実際に振ってみましたが、想像よりもずっと熱い。
しかも映画ごとに、「意味合いが違う」ことを体で納得できる。
本当に素晴らしいアイデアだったと思います。このライトを「ステージショーの声援と一緒。ただのお約束」程度に思ってる方は勿体ない。
【その他、雑感】
・雪城さんの「かかった…!」が怖い。「当たった…!」のオマージュなのでしょうけれど。
・人を指差す癖のあるミルミルさん。自分を指さす癖のある花咲さんと、どっちが悪い子なのだろう…。
・空を駆けるシューティングスターは美しすぎる。
新宿の舞台挨拶で三瓶さんが、
「パンフレットに他のプリキュアは『夢がある』とか『料理が上手』と書かれてる」
「だけどドリームは『みんなを笑顔にする!』」
「…変わるところは変わり、変わらないところは変わらない子です」
と述べられてた。夢原さんは、どこまでも夢原さんだ…。
・イエローチームが男爵とトイマジンと激突した瞬間。堪えたのは月光さんとパッションさん、そしてレモネ。
実力的に不可解です。出番を求めた意地で踏ん張ったか、それとも何か小賢しい真似をしたのか…。
そんなレモネ株が大変に上がった映画でした。今回のレモネは、頑張ってる!
●1回目の感想
●舞台挨拶(新宿バルト9)
●舞台挨拶(Tジョイ・大泉)
■映画「プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花」(2周目)
【オープニング】
各シリーズの象徴マークが流れるところが好き。
同様にピンクの人たちが、一瞬ポーズをとって次々と出てくる所も。
びしっとハートを決めてる桃園さんがとても可愛いのです。
【訓練されすぎてる人たち】
「プリキュアが他にも!?」と夢原さんが慌てたのはいつのことだったか…。
今やすっかり訓練され、「おかしな女の子」を見つけた途端、溜息をつく有様。
また…。プリキュアか…。
ところで。
ハミィを見たミルミルさんが、汗だくになってたのが気になりました。
顔見知りだったとしても、どうして焦る必要があるのか。
・ハミィの存在は知っていた
・スイートプリキュアの存在は知らない(見知ってたのはメイジャーランドの騒乱勃発前)
・しかしどう見ても、あの女の子はプリキュアだろう
・今まで無かったプリキュアを配備したと言うことは、何か戦いが…!?
この思考だったと決めつけよう。
戦略兵器プリキュア。
起動すると周辺国家が緊張状態に。
…というか、人間世界は謎生物の武器庫か。
【学習する敵】
初見のときは、「強大な敵が相手なのに、意外とあっさりと乗り切った」と思いました。
確かにそうなんですけど、「敵さんが意外と弱かった」わけじゃない。
むしろ対プリキュア攻略の工夫の仕方が半端ない。
ざっと並べよう。
・初撃で地面を破壊。大半が自力飛行できないので、瞬間的に全員の動きを止められる。
・そこにダメージではなく撹乱目的で風。21人まとめて薙ぎ払われるのは圧巻。
・協力戦が命のプリキュアさんをバラバラに。
・それもきっちり本来のパートナーを引き離してる。(緑と水が同グループだったのは手違いだったんでしょう…)
・分散先は、足場の悪い砂漠と海。徹底してます。動きを封じるんだ。
・直接攻撃してきたザケンナー連は、かなり凶悪なチョイス。
・体が炎や液体(打撃主体のプリキュアさんにこれはきつい)、巨大、武器持ち、飛行。
しかしそこまでやっても尚、奴らは突破してくる。
恐ろしい成長だ…。
もうどうやったらプリキュアさんを撃破できるのか、全然わからない。。
…あと、上記の攻略方法は。
「浄化能力を持つ飛行ユニット」である鳥キュアさんにはあんまり有効じゃないはずなんですけどね。
そこんとこ、美翔さんはよく噛みしめるべきだと思うんですよ。
【撃破される敵】
書き下ろし必殺技はやっぱり格好いい。
以前は苦戦した相手を、スーパーフォーム無しで撃破とか、恐ろしいまでの成長です。
あ、美翔さんは元々なかったけどね、そんなスーパーフォームなんて!
新人のスイートさんがフリーズン・フローズン対応だったのは、「組曲」との比較とも読めるかな。
氷結コンビは息はあってる。だけど「二人が全く同じ」ことによる息の合い方です。
それでは組曲にはならない。二人ともトランペット、みたいな。(トランペット奏者さん、ごめんなさい)
対する北条さん・南野さんは全然別の楽器です。
だからシンフォニーになる。専ら不協和音な感じですが、とりあえずシンフォニーになる。
黒白キュアの時には強調されなかったけど、そういう意味で「私達の方が上」なんだろうと思ってみた。
【一斉砲火】
地球まるごと巻き込んでの一斉攻撃。スケールがここまで大きくなった。
今さらながら「プリキュア」さんの戦闘フォーマットは、「戦隊」さんと同じですね。
格闘で追い込む、必殺技を打ち込む。
最後は巨大化した相手とロボ戦。まぁビオランテやオーケストラさんを見ながら、そう思ったわけですが。
それとクライマックスで思ったこと。
プリキュアのどなたかが「今度こそ終わりなの…?」と呟いてた。
今まで幾多の敵を破ってきた。でも今度こそ終わり…。
次から次へと敵はやってくる。そのたびに酷い目にあってる。
しかも一度でも負ければおしまいです。あの時は必死に戦って勝ったけど、ここで負けたら全部無駄だった。
考えてみれば糞ゲーにも程があるルールです。連勝し続けるしか日常を維持する道はない。
でもそれは私らの現実も同じなのかなと。
生きてれば常に困難はやってくる。幸運は放っておいても過ぎ去るけど、不幸は過ぎていかない。
ろくでもないルールです。なんだこの不利すぎる扱いは。
時期が時期なだけに、特に思う。
「今度こそ終わり」と思っても、それでも前を向いて歩いて行くしかない。離れていても信じるしかない。
それくらいに「日常」ってのは尊くて得難いものなんだな…。
【ミラクルライト】
「ただのお子様向け玩具」ではなく、映画のテーマとして必要不可欠な所にまで昇華されてるミラクルライト。
(「お菓子の国」「玩具の国」「花の都」では、それぞれライトの意味合いが違う。無いと話が成り立たない)
今回は「プリキュアと世界をつなぐ」象徴としての登場。
お子様がライトを振る。銀幕の向こうと世界が繋がる。
お子様がライトを振る。プリキュアさんが変身する。
「世界をつなぐ花」がどうして「プリキュアシステムの燃料」になるのか、劇中では特に語られてません。
語られてないけど、「ミラクルライトと同じ」と説明されれば、完璧に納得できる。
確かに世界をつなぎ、プリキュアさんを動かしてる。
昨年の「オールナイト」企画で実際に振ってみましたが、想像よりもずっと熱い。
しかも映画ごとに、「意味合いが違う」ことを体で納得できる。
本当に素晴らしいアイデアだったと思います。このライトを「ステージショーの声援と一緒。ただのお約束」程度に思ってる方は勿体ない。
【その他、雑感】
・雪城さんの「かかった…!」が怖い。「当たった…!」のオマージュなのでしょうけれど。
・人を指差す癖のあるミルミルさん。自分を指さす癖のある花咲さんと、どっちが悪い子なのだろう…。
・空を駆けるシューティングスターは美しすぎる。
新宿の舞台挨拶で三瓶さんが、
「パンフレットに他のプリキュアは『夢がある』とか『料理が上手』と書かれてる」
「だけどドリームは『みんなを笑顔にする!』」
「…変わるところは変わり、変わらないところは変わらない子です」
と述べられてた。夢原さんは、どこまでも夢原さんだ…。
・イエローチームが男爵とトイマジンと激突した瞬間。堪えたのは月光さんとパッションさん、そしてレモネ。
実力的に不可解です。出番を求めた意地で踏ん張ったか、それとも何か小賢しい真似をしたのか…。
そんなレモネ株が大変に上がった映画でした。今回のレモネは、頑張ってる!
●1回目の感想
●舞台挨拶(新宿バルト9)
●舞台挨拶(Tジョイ・大泉)
だから、あのシーンの前後は違和感がありましたね。
公開日の次の日に行きましたが
やはりEDは感動的でした!!
それぞれのパートナーとの妖精との出会い…。
ふたりはプリキュアが始まり今年で8年目。
8年分の出会い、プリキュアの原点の総集編を見ると
やはり本当に今年でオールスターズシリーズは終わりなのかな~と
思い、少し寂しくなりました。
どうか来年もオールスターズを、
そしてこれからもプリキュアシリーズが続くことを願います!!