穴にハマったアリスたち

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第25話~第33話(感想3周目)

2011年03月08日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
ファイナルライブまであと3週間!

というわけで、最優先で「ぴっち」にエネルギーを割くことにする。

【Cri☆siS Final Live ~また会う日まで~】

 日時:2011年03月26日(土)開場17:30/開演18:30
 場所:吉祥寺スターパインズカフェ
 チケット:3,000円
 出演:Cri☆siS (「ぴっち」出演声優+激務なOLさんによるバンド)
 公式ブログ

■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第25話「月光の少年」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第26話「かれんの唄」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第27話「信じる心」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第28話「KIZUNA」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第29話「仮面の告白」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第30話「氷の瞳」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第31話「危険な罠」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第32話「恋は夢色」
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第33話「遊園地騒動」

改めて思う。るちあさんの腐れっぷりは清々しい。
第30話の「キスさせてあげれば良かったかな?」は名言すぎる。
「させてあげれば」ですよ。この魚は…。

そんな第3クール。「ぴっち」の本領発揮です。
どの回もこの回もポイントが高すぎて困る。
もちろん新曲も目白押し。

黒の協奏曲 ~concerto~(リンク先:YouTube)

 『想いなんて捨ててる夢見る少女の独白』
 『叫びなんて誰にも届かない』
 『愛に守られている幸せなものたち』
 『伝わると信じている瞳が眩しい』
 『Voice in the Dark! 愛をこめて 形なき鎖となれ』

今までお唄によって暴虐の限りを尽くしてきた人魚さん達。
その前に立ちはだかるはブラックビューティーシスターズ。
「因果応報」を絵に描いたような戦闘は、視聴者の心を熱く打つ。唄えるのは、人魚さんだけじゃない。

BBSは深海魚の化身。
孤独な海の底で身を寄せ合い、仲間を求めるも出会うことも出来ず。
光に焦がれるも、暗い暗い深海に適応した彼女達にはもはや叶わず。
そんな悲しい境遇が、お歌からも滲みでています。
「ぴっち」のお歌は、ちゃんとキャラ背景やストーリー補完になってるところが凄い。

KIZUNA(リンク先:YouTube)

 『傷ついてまた輝く 無敵の KIZUNA 感じてる』
 『どこにいたって届くメロディ 一人ぼっちじゃないから』
 『巡り来る季節が命を生み出すみたいに』
 『ゆっくりだけど育てていこう 固い KIZUNA を信じて』
 『疑いなんて破り捨てよう 固い KIZUNA を信じて』

強敵・BBSと戦うために開発されたお唄。
破壊力が凄まじい。
これまでのお唄と違い、戦うことが念頭に置かれまくってる。

BBSの「黒の協奏曲」VS人魚さんの「KIZUNA」のバトルは、結構熱いです。
やってることは歌合戦なのに、無闇に燃える。
何なんでしょうねこの感覚。

人魚さん達のお唄は、いわば乱舞系必殺技。
一撃入れば連続ヒット。きっちり最後まで唄いきるのが特徴です。
相手が泣こうが喚こうが。逆に全く効いていなくても。とにかく最後まで唄いきる。

そんなわけで対BBS戦は、壮大な必殺技が乱れ狂ってるような、そんな勢いを感じます。
初撃が入った!そのままコンボ発動!的な。
たまに追加コマンドに成功し、2番につながったりしたときにはテンション最高潮ですよ。よし!もう1周!

特に第32話「恋は夢色」の戦闘は素晴らしい。

 「黒の協奏曲」1番
 →名シーン「るちあを助けに行くるちあ」
 →「黒の協奏曲」2番
 →反撃の「KIZUNA」1番
 →霧笛のインタラプト
 →撲殺
 →「KIZUNA」再発動

下手なアクションシーンなんて目じゃない。お唄だけなのに、めちゃくちゃに盛り上がる。

この時期は、お互いの攻撃力と耐久力が拮抗しているのが良いです。
一進一退の攻防が繰り広げられる…。
当初、各個撃破を狙っていたBBSが、人魚さんの戦術のからくりに気付き、一斉攻撃に切り替えたりとか、何気に戦略的な駆け引きも繰り広げられてる。

…あ、だからタイトルが「KIZUNA」なのか。確かに歌詞通りの戦術を、るちあさんたちはとってるや。奥が深いな「ぴっち」。

夢のその先へ(リンク先:YouTube)

 『もしも願いが叶ったら その先に何が待ってるの?』
 『今は大きなこの夢が 叶うまで夢中だけど』
 『戦うたび 愛の意味を問いかける』
 『千の KIZUNA より深く』
 『夢だけでは生きられない 愛される予感をください』
 『今 ありのままの私と 夢のその先へ』

「ぴっち」は最終決戦がクライマックスにやってこない、稀有な番組。
というのも、最終回前に決着がついてるんです。
先日書いたとおり、るちあさんの恋の悩みは、最初から悩みとして成立していない。
そしてそのことに、途中で彼女達自身も気が付きます。
また戦っている相手も、かなり早い段階で「戦いに意味がない」ことを悟ってしまう。

絶対的な敵として描かれるBBSの登場により、相対的にこれまでの問題はほとんど終わってしまいました。
そんな情勢でのこのお唄「夢のその先へ」。
とても良い唄です。もしも願いが叶ったら その先に何が待ってるの?

打ちこむ相手が、愛され幹部のダークラヴァーズ(DL)というのも良いです。
BBS相手には純戦闘曲の「KIZUNA」。DLには「夢のその先へ」。
「千のKIZUNAよりも深く」「愛の意味を問いかける」唄を、共生可能なDLに向けて使ってるあたりに、メッセージを感じます。

まぁ打ちこまれたDLは、ひたすらもがき苦しむのですけれど。


(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ボーカルコレクション ジュエルボックス1

(右画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ボーカルコレクション ジュエルボックス2


見返してて気がついた。
「黒の協奏曲」、初出の回のエンドテロップで曲名が間違われてる。
見れば見た分だけ、新しい発見があります「ぴっち」。

それと、この時期のもう一つの新曲。

オーロラの風に乗って(リンク先:YouTube)

 『朝日がうれしくって!』(うっれしくてー)
 『思わず涙が出る』
 『紫の風 ラブソング聞こえたら』
 『小さな感動 だけどスペシャルな気持ち!』

紫人魚・かれん様の専用ソング。
強い。
それ以外の言葉は出てこない。

「黒の協奏曲」や「KIZUNA」も強いと感じる。
でも「オーロラ」はそれらとは一線を画すものがある。
かれん様は、いわゆる追加戦士枠。デフォルトキャラより強い設定ですが、問答無用の説得力です。

お唄一つでここまで様々な強さの表現ができるというのは、かなり画期的なことじゃなかろうか。
しかも、かれん様のキャラクターも見事に表れてる。
ほとんど奇跡的なまでのハイレベルな出来栄えです。本当に。狙ってできることじゃない。

そして嘲笑ではなく、本気で歓声をあげるのが「ぴっち」ファン。
唄ってかれん様、唄って!
恍惚としながら聴き入るばかり。「ぴっち」って凄い。

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スイートさんの裏側で その6

2011年03月08日 | プリキュアカレンダー・おしえてプリキュア
簡易更新プリキュアボイス。

※プリキュアボイス
 プリキュアカレンダーについてくる特典。
 日替わりでプリキュアさんの一言ボイスを受け取れます。
 夢原さん・桃園さんから引き継いで、花咲さんがご活躍中。

今日の担当は月光さん。

月光さん:
 「3月7日」
 「今日はいちごのケーキを作ろうかしら」

あざとい。。

先日から急にお料理スキルのアピールを始められたと思ったら。
今度はケーキですか。
まるで人が変わったかのようなフレンドリーぶり。

「DX3」公開記念の人気投票に「一緒にお菓子を作りたいプリキュア部門」があります。
狙ってるとしか思えません。
「一番強いプリキュア部門」はかなり期待が持てますし、2冠を貪欲に押さえに来た。

「お菓子部門」は、リズムさんが1位を取れないと色々とまずいことになると思うんですよ。
今後企画されている「リズムさんのお料理キット」とか「リズムさんに教わるお菓子教室」とかが、全て白紙にされかねない。
それなのに月光さんは…。容赦のない方です。

ステージショーの様子からもそうでしたし、月影ゆり役の月影ゆりさん(仮名)は、かなりお茶目な性格をなされてると思う。

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