穴にハマったアリスたち

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イベント中止:プリキュアオールスターズ スペシャルステージ!

2011年03月22日 | プリキュア雑談・総合
3月30日(水)に予定されていた「プリキュアオールスターズ スペシャルステージ!」も中止となりました。
平日開催&こっそりと告知されたことから「何だこの謎イベントは」「何をやる気なんだ」と各地で盛り上がり、「よりにもよって平日開催か」と頭を悩ませた本イベント、中止とは非常に残念です。
やむを得ないこととはいえ、是非、別の日程で再企画して欲しいです。

公式ページ(払い戻し等の情報はこちらから)

追記:
 8月以降に同種のイベントを検討中だそうです。とてもありがたい。

今回の震災は非常につらい出来事であり、今現在も事態は進行中。
特に関東圏は電力の問題があるため、安易に「こんな時だからこそ明るいイベントを」とは言えない状況です。
消費電力が大きいと直接的に影響が出るし、根本的に計画停電のタイミングに当たったら物理的に不可能ですし。

ただそういった事情は分かるものの。
完全に私事ですが、3月はイベント盛りだくさんで困るほどだったのに、まさかこんなことになるとは、1ヵ月前には予想もしなかった。
「ふたりはプリキュア」DVDBOX発売記念イベント中止、テレビ放送延期、「DX3」の舞台挨拶中止、映画主題歌CD発売延期、オールスターズスペシャルステージ中止。
プリキュアさん以外でいえば、Cri☆siSファイナルライブ延期も。
当たり前のこととはいえ、「平穏な日常」は「平穏であること」が大前提だ、ということを認識しました。

被災地の方の苦労からすれば、馬鹿馬鹿しいほどに小さいことですけれど、今回の一連の件で「スイート」さんは結構深刻なスタートになったかと思います。
「プリキュア」さんの売りの一つであるシリーズブランドによる初期ブーストが使えなくなってしまった。
元々「お披露目パーティ」も中止となっていましたし、色々と不利な状況に。

順当に考えれば「DX3」の興行成績は大きく落ち込むはず。
「震災の影響」という明確な理由は誰しも理解するでしょうけれど、「DX3の成績・史上最高の○○億円!」とかいう数字が並ぶのと比べれば「DX4」の実現可能性にも影響が出るでしょう。
満を持して登場のはずのミラクルベルティエだって、このタイミングでは相当に苦戦するはず。9年目に続くかどうかだって厳しくなるかもしれない。

シリーズ存続のために一ファンとしてできることは、プリキュアさんにお金を落とすこと。
今年は去年以上に、商品購入やイベント参加を意識しないと(それも上半期中に)後悔することになるかもしれない。
放送終了が決まってから、継続希望の感想とか送ってもほぼ無意味。
必要なのは感想でも応援でもなく、金だ。両者には折り鶴と募金くらいに差があります。
(もちろんお子様からの応援に勝るものはありませんが、それは別として、私ら大人に出来ることとしては)

後で泣かないように、面倒くさがらず良いものはどんどん買っていこうと思う。
(直近では25日予約締切の霧生さんフィギュアとか)
もしも本イベントの(事実上の)振替公演が企画されたら、何を置いても駆けつけたいです。

【追記】

コメントでいただいたので、追記。

「震災への義捐金を優先するので、プリキュアに投資する金はない。こういう人はどうすればよいのか」。

難しい話のようですが、冷静に考えれば普段と変わらないと思います。

第一に、「金がないと続かない」のは震災の影響に限らず、またプリキュアさんに限ったことでもない。
いつだって選択的に金を落とさないと、その商品やサービスは続きません。
ちょっと気にいった新作のお菓子が、しばらく存在を忘れてる間に店頭から消えてたりとか。
意識して買わないと、コンテンツは終わってしまう。

第二に震災に限らず、生き死にに関わる出来事はずっと起きてる。
例えばどこかの難民キャンプで、満足な水もなく餓死しかけてる子供とか。

前に書いた気もしますけれど、学生の頃「この100円のジュースを飲むのを我慢し、募金すれば、数人の命が助かる」「それにも関らずしないということは、一瞬の娯楽の方を人の命よりも優先しているということだ」というのを、多少悩んだことがあります。

私なりの結論は、「名前も顔も知らない人が、どこか遠くで何億人死のうとしったことか」と割り切ることでした。
これに反論できる人は、おそらくいないはずです。
だってこのブログを読んでいるそんな暇があるなら、救援活動や募金に協力すれば、何人かの命は確実に救えるんだから。
それをしない時点で、「こんなブログを読む時間」>>>>「知らない誰かの命」と暗黙に判断している。
よって、「震災を無条件かつ完全に優先しないと不謹慎だ」は成り立たない。

この二つのことから言えるのは、「自分の納得のいくように、金や時間は使えばいい」。それだけです。
今回は「プリキュア」さんはリアルに「終わる」可能性が上がってる。
震災は「どこか遠くの難民キャンプ」よりもずっと身近に感じる。(偽善といえばそれまでですが、身近に感じることは事実だし、それは悪いことじゃない)
だけど問題の本質は変わらないはず。ただ普段よりも意識して行動する必要があるだけ。

つまりは、自分の納得がいく範囲で、欲しいものには意識して積極的に金を出す。
後から「こんなことなら映画を見に行けばよかった」とか「こんなに応援してるんだから続いて欲しい」とか、そういうことは言わない。
後から悔やむかもしれないのなら、今のうちにお金を使おう。それができない(あるいはしない)のなら、いざ終わった時には笑顔で悔いなく見送ろう。

募金にしても同じで、「1万円」ではなく「1万1円」を募金すれば、救える命が多少変わるかもしれない。「1万2円」だともっと変わるかもしれない。
じゃあそれをせずに「1万円」しか募金しなかったら、罪なのか。といえばそんなことはないはず。
気になるのなら気にしないで済むまで募金すればいいし、後から「もっとしておけばよかった」と思わないように行動していれば、それでいいんだと思ってる。

(今回の震災が多少特殊なのは、現在進行形で電力が足りないので、電気を大量消費する娯楽を実施すると直接的に迷惑をかける点。
上の「100円のジュースと難民の子」の例でいえば、ジュース代を募金するどころか、難民用の飲料水をガブ飲みするようなもの。
それはさすがに、ちょっと前提が変わるように思う)

それと不要な誤解を受けるのは不本意なので、野暮なことを書きますけど。
私も募金はしてるし、今現在、茨城で被災した知人を我が家に受け入れて、一緒に生活してる。
(それもあってまとまった時間が取れず、レスポンスが遅れてます)
それなりにやれることはやってるつもりです。
コメント (6)
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