Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

東京ジャーミー(3)

2005-09-13 00:24:58 | 展覧会・建築・器
余りにもインパクトが強かったと言うべきでしょうか。
東京ジャーミー見学記も3回目。

イスラム教はよく知られているように偶像崇拝を禁じている。だから偶像といったものは一切ない。けれど、宇宙的な装飾の美しさが見るものを圧倒する。
入り口の扉。

その扉の下の部分を撮影してみた。

拡大画像。

まさに宇宙の広がり・・・
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東京ジャーミー(2)

2005-09-11 23:40:20 | 展覧会・建築・器
パンフレットによると、この東京ジャーミーのメイン・ドームの高さは23.25米、ミナレット(尖塔)の高さは41.5米である。
そして1997年にトルコに「東京ジャーミー建設基金」が設立されトルコ全土から寄付金が寄せられ、寄付金だけでなく建築資材で、水とセメントと鉄筋以外のもの全てを日本に送ったそうである。またトルコ本土から100人近い建築や芸術職人が一年ほど日本に滞在し建築や装飾をしたとのことが載っている。

ということは、ここはまさに日本の中のトルコ
モスクは初めてなのでドキドキして礼拝所の内部を拝見したが、とにかく素晴らしかった
先ずはメイン・ドーム。

そしてメイン・ドームの周り、シャンデリアが文字になっている。

礼拝所全体の感じ。

今回、最後の画像は周囲を飾るステンドグラス。
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東京ジャーミー(1)

2005-09-11 01:04:50 | 展覧会・建築・器
「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」を見たからという訳でもなく、「深夜特急」で丁度トルコの所を読んでいるという訳でもないのに・・・トルコに出会ったこういうことってありませんか?

金曜日、代々木上原にある東京モスクに出かけた。行って初めて知ったのは、東京モスクの正式名称が「東京ジャーミー・トルコ文化センター」だということ。で、思いがけず東京の中のトルコに出会ったのである

初めてモスクの中に入った!
東京ジャーミーの入り口で見学をお願いすると「どうぞ、どうぞ。ごゆっくり」とのことで、写真撮影も「どうぞ、ご自由に」と快く了解いただけた。

『伝統と未来の交差点』東京ジャーミー・トルコ文化センターはパンフレットによると2000年6月30日に開堂したそうである。「ジャーミー」とは、特にトルコで一日5回礼拝が行われる大きい礼拝場を指す言葉とのことである。イスラーム文明に置ける宗教建築の頂点を築き上げた伝統的なオスマン・トルコ風の建築である。

では何回かに分けて画像を掲載してみます。まず 外観はこんな感じ。             

礼拝所入り口の扉。

そして上を見上げると・・・。

礼拝所の中は、次回!!
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夏の名残の・・・

2005-09-09 00:18:52 | 自然
夏の名残の・・・、と言えば思い出す名曲『夏の名残のバラ』:The Last Rose of Summer、『庭の千草』という邦題でなじみ深いでしょうか。

残念ながらバラにはお目にかかれなかったのですが、「夏の名残」ということで・・・

ようやく、この夕顔が咲いているところに出会えました!暗闇の中に、そこだけ白く浮かんでちょっとはかなげでもあり、また清々しく涼やかにも感じられます。

この夕顔が咲く原っぱを昼間訪れると、やはり「夏の名残」のオレンヂに色づいたほおずきが輝いてます。

ツクツク法師が鳴き始め、夜には虫の集く声が聞こえてきましたね。
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イブラヒムおじさんとコーランの花たち

2005-09-07 00:02:17 | 映画 あ行
前から気になっていた『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』を見た。(DVD)

2003年/フランス/95分

監督:フランソワ・デュベイロン
原作:エリック=エマニュエル・シュミット
出演:イブラヒムおじさん/オマー・シャリフ
   モモ/ピエール・ブーランジェ

公式ホームページこちら

モモは多感な思春期の只中にいる貧しく、家族の愛からも見放され、笑うことを忘れていたユダヤ人の少年。そんな彼をずっと見守り続け愛情を注ぐトルコ移民の食料品店を営む老人、イブラヒムおじさん。物語はこの二人のかかわりを丹念に追っていく。宗教を越え、人種を越え孤独な二人の魂が呼応する様は美しい。

惜しみない愛情をただ注ぎ続けるイブラヒムおじさんの姿とそこにようやく人の愛を見つけたモモとのトルコへの旅は、空の変化が映像的に広がり、確かに地理的に移動していると感じさせ、見ている私も二人の為にこの旅を祝福していた。見終わって温かいものが心に溢れた。外は雨だけれど・・・。幸せになりました。
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ヴェネツィアとナポリのエコー

2005-09-04 23:59:53 | 音楽
                    

昨日はハイドパーク ミュージック フェスティバルで盛り上がった私。(Hay! Hay!)今日は上野:石橋メモリアルホールでの、古楽アンサンブル「アントネッロ」の演奏会『ヴェネツィアとナポリのエコー』を聴きに行った。(14:00開演)

ホールをいっぱいに使っての「エコー」が響く。洞窟に迷い込んでそこでこんなエコーが聞こえてきたらどうしよう、と思わず想像してしまった《暗い洞窟》、エコーの楽しさとふと感じるエコーの陰とを堪能した演奏会だった。アントネッロと賛助出演のエコー隊で盛り上がった2時間を楽しんできた。

プログラムは・・・
パッサカリア/《ニンファの嘆き》(クラウディオ・モンテヴェルディ)/エコーによるフラウティン・ソロの為のカンツォン(ジョヴァンニ・バティスタ・リッチョ)/エコー唱法によるマドリガーレ《暗い洞窟》(ビアージョ・マリーニ/アリア《あなたの瞳は私を殺す》(ルイジ・ロッシ)/ベルガマスカのアリア「船上の宴会」(ファーゾロ)・・・etc.

*プログラムの詳細はアントネッロ公式サイトへ。

ところで、この音楽会で思いがけない出会いがあった。それは、高校時代の同級生との遭遇彼女はアントネッロの演奏をCDで聴いていたのだが、今日演奏会があるのを知り漸くライブで聴く事ができる、と上京したのだということだった。ここで会う、というのが何といっても嬉しいではないですか
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HMF2005

2005-09-03 22:59:27 | 音楽
       
行ってきましたハイドパーク ミュージック フェスティバル2005 第一日目。(画像:左はプログラム、右は入場した際につける腕輪)
会場の雰囲気、何となく伝わりますかねえ・・・

段々、日が落ちて・・・でも観客はノリノリ昨日と同じ場所とは思えない!

私は仕事の関係で夕方5:00くらいから終演まで聞きました。開演はタイム・テーブルで見ると12:30となっているので、日が落ちるまでは相当暑かったようです。こういう音楽会に出かけるのは初めてだったので、会場、演奏者、観客み~んなひっくるめて大変興味深く、またとても楽しめました。観客はノリのよい音楽では踊ったり、立ち上がったり・・・自由に感情を表現して、それもこの公園の広々した空間の中でのびやかで素敵でした。出演者の名前だけは知っているけれどどんな音楽が聞けるのだろう・・・という状態で出かけたのですが、色々な音楽に出会えて楽しかった明日は聞きに行かれないのですが、また来年、ここで再会したいものです!演者全員で最後は・・・
I am sailing,I am sailing~
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ハイドパーク ミュージック フェスティバル2005☆前日

2005-09-02 21:00:20 | 音楽
明日、明後日9月3日、4日にハイドパーク ミュージック フェスティバル2005が開催されます。公式ウェブサイトこちら
興味津々、近所なのをよいことに会場を見に行ってきました

会場設営とリハーサルが同時進行でにぎやか~スタッフも、お散歩中の人も、高校生も立ち止まる・・・。

木立の中には食堂街が出現

あとは、天気のことだけ・・・ですね

*以前の記事はこちら
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