Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

300%スパニッシュ・デザイン

2005-09-16 00:35:11 | 展覧会・建築・器
万博は閉幕に向けて連日大勢の入場者で賑わっていると、新聞の記事で読みました。このごろ毎日の入場者数は20万人を越えているのですね
7月に万博に行っておいてよかったなあ~

先日、2005愛知万博スペイン・パビリオンが企画するイベント・プログラムの一環として埼玉県立近代美術館で開催された展覧会に行ってきました。こういう企画なので主催は埼玉県立近代美術館&スペイン・パビリオンです。(会期:10月10日まで)
                 

「300%スパニッシュ・デザイン」+「ファッションとスペインの文化」
 300%SPANISH DESIGN +GENIO Y FIGURA(同時開催)
*GENIO Y FIGURAはスペインでよく使われる表現で「創造的な資質」と「生まれながらの優美さ」という意味(パンフレットより)

100のポスター・100の照明・100の椅子、全部で300点で、20世紀初頭から今日までのスペインのデザインを振り返るという展覧会。スペインというと・・・著名な画家と建築家を生み出した国、というイメージで、言われてみるとスペインのデザイン・・・?でした。
見慣れたようなデザインとはちょっと趣が違うと感じる椅子、照明たち。パエリャの材料としてウサギが描かれていたお米のポスターは印象に残りました。食っちゃうんだ~

同時開催されていた「ファッションとスペインの文化」もとてもよかった。国際的に知られるファッション・デザイナーたちが手がけたドレス・バッグ・靴などと、そのデザインの元となったスペインの絵画・民族衣装などが作品と共に並べられていて「なるほどね~、こうなるのね~」などと分かりやすく展示されていて楽しめました。色は黒・赤が目を引きましたが、闘牛士の衣装など華やかな金色も使われその豪華さに目が眩みました。美しいですよぉ会場に溢れる色彩を眺めていると、万博でのスペイン・パビリオンの壁の色をまた思い出しました。

万博スペイン・パビリオンではセルバンテス関連の展示とサッカーのカップ、という感じだったので、この展覧会で随分、印象が変わりました。パビリオンではでも、展示できないでしょうからねえ・・・。この万博がらみでこういった展覧会が見られたのはラッキー!
そういや、やっぱり万博がらみで、それもスペインがらみで来日するサヴァールのエスペリオンXXI、25日に聞きにいくんだ~。万博万歳ってとこかな!
コメント (14)
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