Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

ヴェネツィアとナポリのエコー

2005-09-04 23:59:53 | 音楽
                    

昨日はハイドパーク ミュージック フェスティバルで盛り上がった私。(Hay! Hay!)今日は上野:石橋メモリアルホールでの、古楽アンサンブル「アントネッロ」の演奏会『ヴェネツィアとナポリのエコー』を聴きに行った。(14:00開演)

ホールをいっぱいに使っての「エコー」が響く。洞窟に迷い込んでそこでこんなエコーが聞こえてきたらどうしよう、と思わず想像してしまった《暗い洞窟》、エコーの楽しさとふと感じるエコーの陰とを堪能した演奏会だった。アントネッロと賛助出演のエコー隊で盛り上がった2時間を楽しんできた。

プログラムは・・・
パッサカリア/《ニンファの嘆き》(クラウディオ・モンテヴェルディ)/エコーによるフラウティン・ソロの為のカンツォン(ジョヴァンニ・バティスタ・リッチョ)/エコー唱法によるマドリガーレ《暗い洞窟》(ビアージョ・マリーニ/アリア《あなたの瞳は私を殺す》(ルイジ・ロッシ)/ベルガマスカのアリア「船上の宴会」(ファーゾロ)・・・etc.

*プログラムの詳細はアントネッロ公式サイトへ。

ところで、この音楽会で思いがけない出会いがあった。それは、高校時代の同級生との遭遇彼女はアントネッロの演奏をCDで聴いていたのだが、今日演奏会があるのを知り漸くライブで聴く事ができる、と上京したのだということだった。ここで会う、というのが何といっても嬉しいではないですか
コメント (2)
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