Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

イブラヒムおじさんとコーランの花たち

2005-09-07 00:02:17 | 映画 あ行
前から気になっていた『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』を見た。(DVD)

2003年/フランス/95分

監督:フランソワ・デュベイロン
原作:エリック=エマニュエル・シュミット
出演:イブラヒムおじさん/オマー・シャリフ
   モモ/ピエール・ブーランジェ

公式ホームページこちら

モモは多感な思春期の只中にいる貧しく、家族の愛からも見放され、笑うことを忘れていたユダヤ人の少年。そんな彼をずっと見守り続け愛情を注ぐトルコ移民の食料品店を営む老人、イブラヒムおじさん。物語はこの二人のかかわりを丹念に追っていく。宗教を越え、人種を越え孤独な二人の魂が呼応する様は美しい。

惜しみない愛情をただ注ぎ続けるイブラヒムおじさんの姿とそこにようやく人の愛を見つけたモモとのトルコへの旅は、空の変化が映像的に広がり、確かに地理的に移動していると感じさせ、見ている私も二人の為にこの旅を祝福していた。見終わって温かいものが心に溢れた。外は雨だけれど・・・。幸せになりました。
コメント (9)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヴェネツィアとナポリのエコー | トップ | 夏の名残の・・・ »
最新の画像もっと見る

9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (viggy015)
2005-09-08 00:31:42
こんばんは、お久し振りです。



この映画、私も気になっています。

今日たまたまTsutayaに行き「イブラヒム~」の前でも悩んだのですが、何となく今日はラブストーリーの気分(笑)だったのでこれは外してしまいました。

でもやはり良さそうなストーリーですね。

次回借りてみようかな?



ちなみにオマー・シャリフの前歯、気になりませんでしたか?(笑)
返信する
ごめんなさい! (viggy015)
2005-09-08 00:39:32
最初に投稿した時にコメントが表示されなかったので、再度投稿したら二重になってしまいました!

ごめんなさい、一つ削除お願いします!
返信する
こちゃらも、はじめまして (職業不良家)
2005-09-08 00:58:17
「イブラヒムおじさん・・」の受けとめ、ブログを拝見。同じ感性グループと。レトリックのあしらい、根っこは本好きでしょう。66歳、悪ぶって不良を自称。嫁さんも不良。これから、のぞき読みさせていただきやす。
返信する
Unknown (miton)
2005-09-08 20:17:25
はじめまして。私もこの映画好きです。



味のある良い映画ですよね!
返信する
オマー・シャリフ (rubicone)
2005-09-09 00:05:21
viggy015様、こんばんは!

私は、オマー・シャリフが「アラビアのロレンス」、「ドクトル・ジバゴ」に出演していることを知りませんでした。にい~っ、と笑った彼の顔は、なんていうのかしら、ほんとにほっと温かくなりました。前歯は愛嬌ある笑顔に貢献してる!!って感じかな



コメントの二重投稿の件、了解で~す。全然OKよ!

返信する
こんばんは! (rubicone)
2005-09-09 00:11:46
職業不良家様、はじめまして!コメントありがとうございます。私も、ブログ拝見して同じようにこの映画受け止められていることが嬉しくて・・・

これからも、どうぞよろしく!!



>根っこは本好きでしょう



「はい」あ~、鋭いのに驚きました。

また、遊びにいきます!!

返信する
そう、そう! (rubicone)
2005-09-09 00:17:17
miton様、初めまして!TB&コメントありがとうございます。

私も色の使い方、印象に残りました。空の色の変化も美しかったなあ!
返信する
こんばんは★ (Sekino☆そら)
2005-09-10 00:24:56
TBコメントありがとうございます!ボクもこの作品は前から気になっていて、いざ鑑賞したらすんごく良くって♪

「国境を越える二人の上に広がる空がステキ」なんてホントその言葉どうりだと思います。

夏の名残のバラの記事も見ました。

夕顔とほおずき、なんだか心癒されました。

また遊びに行きますね(~o~)



返信する
こんばんは! (rubicone)
2005-09-11 23:09:04
Sekinoh☆そら様、TB&コメントありがとうございます!



私もこの映画、音楽気になりました。その当時に流行っていた音楽、そして旅をしてトルコに入って流れる音楽・・・よかったです
返信する

コメントを投稿