Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

東京人生

2006-12-18 00:00:59 | 展覧会・建築・器
             
江戸東京博物館で開催されている写真家・荒木経惟の個展「東京人生」見てきた。1963年から2006年の最新作までの約600点を一堂に集めたこの展覧会、見応えありました!時代順に並べられているので、すでにこんな時代に実験的なことを試みていたのね~!とか、東京という街の変化、または逆に変化してない部分があることが面白く感じられた。白黒の写真でその写された年代を見るまでは、これが2006年の景色とはわからないのは何故だろうと、とても不思議に思ったりもした。ほんと、何でだろう?
    
展覧会場の入口。なんて生き生きした子どもたちの顔、姿だろう!!青っ洟の洟垂れこぞう、パチンコをかまえる子ども、ゴムとびをする真剣な顔の女の子・・・歓声が響いてくる。
    
写真に切り取られた一瞬の人の顔あるいは姿に不意に浮かぶその人自身に物語を感じ、また自分で意識していないその人自身が現れる瞬間、こうした一瞬を逃さない「眼」に感動する。やっぱり、アラーキーはすごい~!!
展覧会会場の途中にあって、思わず可愛くって撮ってみた絵と、デジカメを持つアラーキーの写真。 
   
会場の中では彼の撮影風景を撮ったビデオが流され、愛用のカメラを抱えながら精力的に撮影する彼の姿が印象的。
会場は5階なのだが1階にあった写真。この展覧会は常設展の料金で見られるというのも嬉しい~。
    

*荒木経惟「東京人生」12月24日まで
コメント (6)
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