沖縄軒知事選は、現職の仲井真知事が当選という結果であった。現知事の老獪な「後の先」の選挙戦術に伊波候補はしてやられた感じである。「後の先」とは剣道の剣術用語であるが、最近は横綱白鵬が名横綱双葉山の戦法(相手より遅れて立つ戦術)として取り入れようとしていると言われる。分かりやすく言えば後出しジャンケンである。
即ち、仲井真知事は立候補間際になって、伊波候補の主張する普天間基地の県内移設反対に同調するかのように、県内移設反対に転じた。これで伊波候補は一番争点にしたかった普天間基地の県内移設か県外移設かの争点を殺がれてしまったといえよう。こうなっては現職知事の実績と強みが伊波氏のハンデキャップとなり、まして沖縄経済の政策では元通産官僚で実業家の仲井真氏の主張に説得力があったのではあるまいか。
それと伊波氏は共産党の支持を受けて戦ったが、共産党から得た組織票と共産党が支持したために失った無党派層や民主党支持票のプラスマイナスはどうだったのであろうか。何れにしろ今回民主党が候補者を立てられなかった後味の悪い沖縄知事選であったが、しかし、4年前の選挙では県内移設を容認していた仲井真氏が今回県内移設反対に寝返ったのは、民主党鳩山氏の怪我の功名であったとすれば皮肉な結果である。
「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
厚顔の美少年
即ち、仲井真知事は立候補間際になって、伊波候補の主張する普天間基地の県内移設反対に同調するかのように、県内移設反対に転じた。これで伊波候補は一番争点にしたかった普天間基地の県内移設か県外移設かの争点を殺がれてしまったといえよう。こうなっては現職知事の実績と強みが伊波氏のハンデキャップとなり、まして沖縄経済の政策では元通産官僚で実業家の仲井真氏の主張に説得力があったのではあるまいか。
それと伊波氏は共産党の支持を受けて戦ったが、共産党から得た組織票と共産党が支持したために失った無党派層や民主党支持票のプラスマイナスはどうだったのであろうか。何れにしろ今回民主党が候補者を立てられなかった後味の悪い沖縄知事選であったが、しかし、4年前の選挙では県内移設を容認していた仲井真氏が今回県内移設反対に寝返ったのは、民主党鳩山氏の怪我の功名であったとすれば皮肉な結果である。
「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
厚顔の美少年