老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

解散か・総辞職か、それが問題なノダ

2012-10-19 17:01:02 | 民主党政権
今の野田首相はまさにハムレットの心境であろう。政治路線として右に行くか左に行くかの問題でもある。解散を選択すれば民主党分裂覚悟で政界再編をにらんで自公と保守連立再編路線(右)指向となろう。総辞職を選べば、結果論として民主党延命策(左)になり、そうなれば民主党国会議員による民主党代表選挙がまた実施され、新首相が実質選挙管理内閣を組閣し極力遅く衆議院解散となるか。とにかく野田首相の下では選挙をしたくない議員心理がそこにある。

また昼のニュースによると先日就任したばかりの田中法務大臣が検査入院したらしいが、スキャンダルが明るみになり、そのための心労であろう。しかしこれは民主党執行部の解散回避―内閣総辞職戦略の一環と見えなくもない。田中議員はそのための捨て石として大臣を引き受けたのではなかろうか。

何れにしろ田中氏の法務大臣就任を飲まされた野田首相の任命責任は重い。このような状況の中で復興予算の復興事業以外への流用が明るみになり、国会やメディアで追求非難されている状況で、今夕の3党首会談はどうなるか。重要法案(特例公債法案、1票格差是正)成立と引き換えに解散か、内閣総辞職か、あるいは「近いうち信を問う」を首相が反故にした場合、自公は内閣不信任案を提出する覚悟と成立させる見通しがあるのか、それが問題なノダ。結局小沢氏頼みしかあるまい。

「護憲+BBS」「政権ウォッチング」より
厚顔の美少年

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