老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

NHKは強引過ぎる

2010-05-15 13:28:42 | マスコミ報道
日経ニュースによれば、NHKは受信料督促未払い者に対して強制執行の予告をしたとのことである。

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819696E3E6E2939B8DE3E6E2E7E0E2E3E28698E3E2E2E2?n_cid=DSANY001

これは強引すぎる。元々NHKとの受信料契約は、他の一般契約同様に自由なはずであるにも拘わらず、永年の習慣でテレビを購入したならば契約せねばならないような誤認が定着し、自由意思に反して半ば強制的に受信契約をさせられている。このような契約の在り方は契約自由の原則に照らしてもおかしい。もはや国民にとっては税金と同じである。国会でのNHKの予算審議も甘すぎる。一度事業仕分けが必要である。

そして契約して支払いを怠れば、「契約違反」と言わずに「公平負担」と言う美名で督促している。契約違反と言えば契約破棄すれば良いではないかと言われ、逆に視聴者に契約解除を通告されるとNHKの収益が減り困るからでもあろう。

公平負担というならば、先ず放送法に規定されている「不偏不党」の理念を自ら遵守すべきである。過去1年、政治と金の問題についての報道は、民放同様、必要以上な反民主党の報道や解説が多かった。「公平負担」を叫び、「NHKの放送は皆様の受診料で作られています」と言う以上、不偏不党は視聴者がNHKに求めている最重要事項である。

また人によってNHKを見る時間は違うはずであり、それを一様に同じ受信料では公平とは言えない。見る時間の長さで料金を設定すべきである。或いはNHKは見なくて良いと言う人もいるはずであり、そういう人には有料テレビのようにスクランブルをかけて契約自由の原則に沿うようにすべきである。

以上のような観点から今回の強制執行の予告は不適切と言わざるを得ない。

「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
厚顔の美少年

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