○米国:新学期から数週間、米国の多数の地区で対面学習を止める又はハイブリッド型へ変える動きがあると言う。10を超える州で80以上の地域やチャーターネットワーク(Charter Networks:チャータースクールと呼ばれる学校が1990年代に米国で増えつつあり、新しい学校の試みという)が対面学習を取りやめたり延期したりしている。他の所では全生徒または半分の生徒を自宅に戻してハイブリッド型学習を行う模様。主に小さいそして田舎の地域ほど平常再開を断念しているという。
ジョージア州ジョンソン郡地区監督者のMorris氏は、“多くのスタッフがいない状況で全ての教室をカバーすることは、この感染者の急増する中ではとてもできない”という。40%の児童が隔離状態になっており、この地区では先週に9月13日までのオンライン授業に切り替えている。
○ブルネイ:1年以上コロナ死亡者が無かったブルネイで2名の死者が発生。85才の女性と60歳の男性。ともに肺に疾患を呈して隔離センターに今月入院していた。この2名を加えてボルネオのスルタン国の累計死者数は5名。45万人の人口。
○パキスタン:Sindh州の感染者数1702人(前日1463人)死者86人。
○スイス:非常に心配な感染者増というコロナの第4波が押し寄せているという。ここの所、日に2500人から3000人が新規に感染しており、今年初めの第3波に近づいている。”現状は好ましくないと見るべきで、ある意味心配している。第4波の状況と捉えなければならない”とMathys氏はBernでの記者会見で言っている。
○ギリシャ:政府は新たな規制策を布告し、併せてワクチン接種運動促進の為に採用していた未接種者向けの無料検査を終えることも発表した。9月13日以降は民間及び公的機関で働く未接種の人は、週に1回から2回の検査(職種により回数が違う)を自費で受ける必要が出ると言う。大学生も週に2回の迅速検査費用を払うことになる。高校以下の学生には自己検査キットを無償で交付という。
新規制によると、ワクチン接種者或いは免疫証明書を有する者だけがカフェ・レストラン・クラブ・スポーツ施設を利用出来ることになる。
【ロボットではない人間は、各々が想像を超える人それぞれの特殊事情を持って生活していると思うのですが。病弱者・情報弱者・その他思わぬ形で弱者がいるのではと想像すると、余程緩やかなきめ細かい規制を時間をかけて考えない限りは、かなりきつい社会を急速に迎える予感がします。また悪用を狙う詐欺師の横行も気になる点です。】
○WHO:コロナは障害者に不釣り合いな打撃を与えている。
○イラン:第5波に直面しているイランでは昨日の死者が709名と記録を作っている。新規感染者数は40623人。8月27日まで2週間の期限で陸上移動の禁止制限中である。全業種の商店と役所がこの日曜から1週間の閉鎖を終えて再開されている。
○中国:前CDC(Chinese Disease Control)専門家が“洪水のような”コロナ規制は避けるべきと提言。確かに規制強化策は不利益を上回る利点を持っていたが、疲弊する市民のリスクを考えると行き過ぎたものは是正する必要があるとしている。飛行場作業員の感染から始まったデルタ株感染もほぼ終息に向かっているという報道もされていた。
○アジア開発銀行(ADB):ADBによると昨年の段階でアジアの途上国の7500万人から8000万人の人が更に追加された形で極度の貧困状態に落ちいっているという。1日1.9ドル以下での生活が貧困の基準。パンデミックは不平等を拡大していると仮定すると極度の貧困状態の人の数はもっと多い可能性があると言う。
報告によるとアジア地区の途上国では2億3百万人或いは5.2%の人が2017年の段階で極度の貧困状態とされており、パンデミックがなければ2020年にはその割合が2.6%へと低下している筈であった。
○クウェイト:船の巡航は続けるが、旅客の乗船は中止と発表。日曜から執行されている。
○インド:自国産m-RNAワクチンの初期臨床テストで安全性が確認されたという。政府は次のステージのテストを承認している。中間ステージテストを10から15の施設で、最終ステージテストを22から27の施設で行う予定とGennova社はいっている。
○米国:Pfizerワクチン300万回分をCOVAX経由でパキスタンに出荷と発表。これで合計850万回分の出荷になると言う。
○韓国:研究によると発症時のデルタ株感染者の体内のウイルス量が、他の株の患者に比して300倍多いという。ウイルス数はその後4日目で30倍、9日目で10倍と時間と共に低下していく。10日目には他の株と同レベルになるという。
○キューバ:キューバが自国産ワクチンAbdalaを大量にベトナムに供与することと、その製造技術の移転も年末までにベトナムに行うと発表。3回接種型のAbdalaワクチンは6月に行った最終ステージの臨床試験でコロナウイルスに対し92.28%有効だったという。
○フランス領ポリネシア:人口希薄地であるフランス領ポリネシアでコロナ感染が拡大している。まだ大多数の住民がワクチンを受けていない地でデルタ株が広まっており、週末に54人死者が報告されている。
人口28万人のポリネシアではパンデミック発生以来300人以上が死亡している。死者の半分以上がここ3週間で発生している。累計感染者数は7591人だが無症状患者の大半は検査を受けていないことを勘案するともっと多くの感染者がいると考えられる。
資源に制限があるポリネシアの医療現場は現在コロナと格闘しており増大する患者に対応するために廊下にベッドを設置している状況であるという。死体の取り扱いにも混乱が起こっている模様。
○中国:Sinopharm役員が市民への接種を先ずはもっと進めた上で、その後ブースター接種を考えるべきと発言。
○ハワイ:David Igeハワイ知事は、生活に必須なことに限定した行動のみに制限するよう住民並びに訪問客に要請している。“ハワイ諸島で多くのコロナ患者が発生していることから、今は旅行に来るには良い時期ではない”と知事は言っている。
○イスラエル:ブースター接種運動を始めてからまだ1ヵ月も経っていないけれども、どうやらPfizer-BioNTechワクチンの第三回目の接種がデルタ株を大人しくさせている兆候をイスラエルは掴んでいるようだ。今後出てくるだろう情報に注目したい。
○ニュージーランド:当局は新たに41人の新規感染者を発表、急激な上昇が見られている。Aucklandで38人、Wellingtonで3人。累計は148人となった。ここのところの感染拡大は最初に起こったAuckland付近にまだ限定されている状況ではある。
○タイ:今年度AstraZenecaワクチンの6100万回分の供給を受ける予定。
○ペンタゴン:月曜にFDAからPfizer ワクチンが承認されたことを受けて、ペンタゴンは全米軍属のワクチン計画をアップデートした布告を用意しているという。
「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan
ジョージア州ジョンソン郡地区監督者のMorris氏は、“多くのスタッフがいない状況で全ての教室をカバーすることは、この感染者の急増する中ではとてもできない”という。40%の児童が隔離状態になっており、この地区では先週に9月13日までのオンライン授業に切り替えている。
○ブルネイ:1年以上コロナ死亡者が無かったブルネイで2名の死者が発生。85才の女性と60歳の男性。ともに肺に疾患を呈して隔離センターに今月入院していた。この2名を加えてボルネオのスルタン国の累計死者数は5名。45万人の人口。
○パキスタン:Sindh州の感染者数1702人(前日1463人)死者86人。
○スイス:非常に心配な感染者増というコロナの第4波が押し寄せているという。ここの所、日に2500人から3000人が新規に感染しており、今年初めの第3波に近づいている。”現状は好ましくないと見るべきで、ある意味心配している。第4波の状況と捉えなければならない”とMathys氏はBernでの記者会見で言っている。
○ギリシャ:政府は新たな規制策を布告し、併せてワクチン接種運動促進の為に採用していた未接種者向けの無料検査を終えることも発表した。9月13日以降は民間及び公的機関で働く未接種の人は、週に1回から2回の検査(職種により回数が違う)を自費で受ける必要が出ると言う。大学生も週に2回の迅速検査費用を払うことになる。高校以下の学生には自己検査キットを無償で交付という。
新規制によると、ワクチン接種者或いは免疫証明書を有する者だけがカフェ・レストラン・クラブ・スポーツ施設を利用出来ることになる。
【ロボットではない人間は、各々が想像を超える人それぞれの特殊事情を持って生活していると思うのですが。病弱者・情報弱者・その他思わぬ形で弱者がいるのではと想像すると、余程緩やかなきめ細かい規制を時間をかけて考えない限りは、かなりきつい社会を急速に迎える予感がします。また悪用を狙う詐欺師の横行も気になる点です。】
○WHO:コロナは障害者に不釣り合いな打撃を与えている。
○イラン:第5波に直面しているイランでは昨日の死者が709名と記録を作っている。新規感染者数は40623人。8月27日まで2週間の期限で陸上移動の禁止制限中である。全業種の商店と役所がこの日曜から1週間の閉鎖を終えて再開されている。
○中国:前CDC(Chinese Disease Control)専門家が“洪水のような”コロナ規制は避けるべきと提言。確かに規制強化策は不利益を上回る利点を持っていたが、疲弊する市民のリスクを考えると行き過ぎたものは是正する必要があるとしている。飛行場作業員の感染から始まったデルタ株感染もほぼ終息に向かっているという報道もされていた。
○アジア開発銀行(ADB):ADBによると昨年の段階でアジアの途上国の7500万人から8000万人の人が更に追加された形で極度の貧困状態に落ちいっているという。1日1.9ドル以下での生活が貧困の基準。パンデミックは不平等を拡大していると仮定すると極度の貧困状態の人の数はもっと多い可能性があると言う。
報告によるとアジア地区の途上国では2億3百万人或いは5.2%の人が2017年の段階で極度の貧困状態とされており、パンデミックがなければ2020年にはその割合が2.6%へと低下している筈であった。
○クウェイト:船の巡航は続けるが、旅客の乗船は中止と発表。日曜から執行されている。
○インド:自国産m-RNAワクチンの初期臨床テストで安全性が確認されたという。政府は次のステージのテストを承認している。中間ステージテストを10から15の施設で、最終ステージテストを22から27の施設で行う予定とGennova社はいっている。
○米国:Pfizerワクチン300万回分をCOVAX経由でパキスタンに出荷と発表。これで合計850万回分の出荷になると言う。
○韓国:研究によると発症時のデルタ株感染者の体内のウイルス量が、他の株の患者に比して300倍多いという。ウイルス数はその後4日目で30倍、9日目で10倍と時間と共に低下していく。10日目には他の株と同レベルになるという。
○キューバ:キューバが自国産ワクチンAbdalaを大量にベトナムに供与することと、その製造技術の移転も年末までにベトナムに行うと発表。3回接種型のAbdalaワクチンは6月に行った最終ステージの臨床試験でコロナウイルスに対し92.28%有効だったという。
○フランス領ポリネシア:人口希薄地であるフランス領ポリネシアでコロナ感染が拡大している。まだ大多数の住民がワクチンを受けていない地でデルタ株が広まっており、週末に54人死者が報告されている。
人口28万人のポリネシアではパンデミック発生以来300人以上が死亡している。死者の半分以上がここ3週間で発生している。累計感染者数は7591人だが無症状患者の大半は検査を受けていないことを勘案するともっと多くの感染者がいると考えられる。
資源に制限があるポリネシアの医療現場は現在コロナと格闘しており増大する患者に対応するために廊下にベッドを設置している状況であるという。死体の取り扱いにも混乱が起こっている模様。
○中国:Sinopharm役員が市民への接種を先ずはもっと進めた上で、その後ブースター接種を考えるべきと発言。
○ハワイ:David Igeハワイ知事は、生活に必須なことに限定した行動のみに制限するよう住民並びに訪問客に要請している。“ハワイ諸島で多くのコロナ患者が発生していることから、今は旅行に来るには良い時期ではない”と知事は言っている。
○イスラエル:ブースター接種運動を始めてからまだ1ヵ月も経っていないけれども、どうやらPfizer-BioNTechワクチンの第三回目の接種がデルタ株を大人しくさせている兆候をイスラエルは掴んでいるようだ。今後出てくるだろう情報に注目したい。
○ニュージーランド:当局は新たに41人の新規感染者を発表、急激な上昇が見られている。Aucklandで38人、Wellingtonで3人。累計は148人となった。ここのところの感染拡大は最初に起こったAuckland付近にまだ限定されている状況ではある。
○タイ:今年度AstraZenecaワクチンの6100万回分の供給を受ける予定。
○ペンタゴン:月曜にFDAからPfizer ワクチンが承認されたことを受けて、ペンタゴンは全米軍属のワクチン計画をアップデートした布告を用意しているという。
「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan